このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2023-06-29

無職が行く東北とちょっとだけ北海道無計画ツーリング 9月22日 すぐそこあなたの町のホットクソヤバコンビニエンス(率直)

 2022年9月22日 ホテル・Cuara


国道7号近くのラブホからおはようございます。
ということで、近所のローソンで買っておいた総菜を備え付け電子レンジで温め直して朝食。

こういうとき、持ち込んだ物資さえあれば客室内で大体のことを完結できるラブホ(ホテルによっては上級グレードの客室に乾燥機能付洗濯機がある)は便利。


で、今日はゴールを上北町駅近くの温泉旅館「松園」と設定。

三沢はクソデカ米軍基地や自衛隊基地がある割には宿泊先の選択肢が少ない(関係者にはそもそも基地内にそういう施設があるんだろうとは思う)し、今回の旅行の秘めたる目的(強弁)「温泉浸かりてえ」を一回でも多くこなす為、ルート的に無理が無さそうな上北の温泉旅館をチョイス。

シルバーフェリーに深夜発着便があれば八戸まで強行軍して北海道に渡ってしまう手もあっただろうが、最終便が22時でそれを逃すと翌朝まで待つ必要があるのでリスキーというかムダが多すぎると判断。

上北まで先日の三沢→浅虫や、2年前のギャン泣き夜間強行軍とルートがダブったりするので色々割愛していく。





2年前にギャン泣きしつつ通過した時は土砂降り暗黒地帯だったので、こんな素晴らしい風景とは思わんかったよ(白目




先日の三沢→浅虫で、「国道4号のバイパス区間を無理に通る必要ないよなぁ?」という熱い知見を得たので、旧道区間を通過。

青森は晴天の日中に走ろうという熱い知見(誓い)。


で、今回の青森→上北で「必ず立ち寄ろう」と決めていたところが一つ


※オレンジハート平内中野店

「オレンジハート」というコンビニ。
2年前の通過時は時間的に閉まっていたし、三沢→浅虫の時は4号線の反対側だったので青森から三沢・八戸へ戻る時には立ち寄ってみようと思っていた店である。

地場系コンビニの類かと思っていたが、帰宅後検索したらフランチャイズ親会社は2020年に解散しているという。
フランチャイズの親会社が消滅しているということは、屋号だけ引き継いで各店舗が個人商店みたいな形で独立してるってことなんだろうか・・・ようわからんが。
あと、4号の旧道(奥州街道)区間に、オレンジハート店舗だったらしき建屋があったり。

東北の地場系スーパーをあちこち巡ってんだし、地場系コンビニに寄っておくのも人生の肥やしにはなろうよwwwと寄ってみた。







コンビニと言っていいのかどうか正直わからんが、焼き鳥やだし巻き卵、総菜をビュッフェ形式で売ってるコンビニ(仮)とか、お前・・・

しかもクッソ美味いんだが・・・

しかも、総菜や弁当を購入したら自家製味噌汁サービスやぞ・・・

あと、店のド真ん中にあった水槽、あれなんだ・・・ひょっとして生簀か?
魚屋の水槽特有の生臭さがあったんだが・・・

率直に言って飯・おかず(「総菜」ではなく、こう表現したくなる)以外の品揃えは「田舎の零細個人商店」みたいな感じ(雑誌棚が幅3~50センチ程度で、申し訳程度に漫画雑誌や週刊誌が置いてあることを想像してもらえれば)だし、そういう点では4号線沿いにある近くのローソンもうちょい先のマックスバリュの方が豊富だろうけど、それでもメチャ混みだったんよココ・・・

そら混むわ、ひっきりなしで客来るわ、半端な「名物B級グルメ()」の飯屋行くよかこっちの方がいいわ、そりゃ。

ヤベーな、飯が美味いコンビニはセイコーマートがダントツかと思ってたが、とんでもねえのが居たわ。



クソヤバコンビニ飯で死ぬほど腹が膨れた(正直食い過ぎたとは思ってるが、後悔はしていない)のち、国道4号を移動再開。

夜越山の広域農道?でエグめのアップダウンに耐えるか、4号の交通量とクソ荒れ路面に耐えるか考えた結果、「晴天日中の4号を走る」ことにした。

2年前の暗黒土砂降りライドに較べりゃ、晴天日中の4号とか余裕なんじゃがwww(震え




史跡として整備されている、津軽藩と南部藩の「藩境塚」

建屋は当時の現存建築物などではなく、番所を模したであろう公衆トイレ。




海沿いに見える大型の土饅頭のようなそれが「藩境塚」

ここからは見えなかったが、津軽藩側と南部藩側にそれぞれ2つづつの「塚」があり、それらに挟まれるように流れている小川が両藩の境界だったとか。

なお、この「藩境塚」駐車場から少しだけ平内町側寄りの場所が、平内町と野辺地町の境界となっている。



※「藩境塚」から少しだけ平内町寄りにあるパーキングエリアから見た両町の境界

やっぱり、こういう余裕があるから晴天日中移動は最高っすね(震え



4号をひたすら移動。
2020年のルートのトレースに近いけど、今更ながら「こういう場所ダタノカ・・・」という気づき。
あん時は暗黒土砂降りで目の前すら分からなかったんだよ!(半ギレ)




「覚えてたら寄ってみるか」程度に考えていた、青森県道8号線近くの南部縦貫鉄道の路盤跡と西千曳駅跡とされる場所。

栗原電鉄跡とはまた違った意味で手つかずというか、事前チェックの限りではグラべルの林道や農道、畦道同然のものばかりで車道の拡幅・自転車道・遊歩道として整備されているフシもないのでトレースする気もなかった。

七戸に南部縦貫鉄道のレールバスが動態保存されているのは知ってたが、車庫保管されているレールバスをド平日の夕方にノンアポ突撃とかいう無知キュアマックスハート行動で見学できると思うほどオキャクサマ脳はしていない自信があるし、先述のように路盤跡をトレースしたところで何か得られそうにもない(虫に刺されるのがオチである)ので七戸方面へは向かわず、このまま上北方面に向かうこととした。




鉄道レールの廃材が埋め込まれていた痕跡のあるコンクリート遺構。
南部縦貫鉄道の踏切などの遺構だろうか。





で、つつがなく本日のゴール「温泉旅館 松園」に到着。
自転車については、こちらの御主人に伺ったところ軒先にある物置に保管させていただけた。

軒先に地球ロックでもよかったと思わんでもないんだが、壁沿いに丁寧に刈りこまれた植え込みがあったり、本館・別館の間にある通路がドン詰まりの路地かと思ったら、裏手の道路に抜ける通り道で実際に車が通ったりして余計なトラブルの元になりそうという懸念もあった為。







荷物をブチまけてある「畳敷き」の場所、これ何ぞや?と思っていたが「ベッドメイクしていないベッド」であることに気づいたのが翌朝だったという。

だからどうしたという話でもないんだが。



混まないうちに早々に温泉キメて、コインランドリーで洗濯。
ランドリー利用などで垂直移動しないで済むの、ホントタスカルーサ(激ウマギャグ)

で、晩飯をどうしようかと思ったけど、昼間食いまくった「オレンジハート」飯がメチャ残ってる感じであり、本格的晩飯は要らんというか無理だろということで近所のドラッグストアで飲み物と酒、軽食を仕入れることにした。



で、そのドラッグストアに行くまでに「松園」の近くで見かけた十和田観光電鉄バスのバス停。
最初、「そういうグラフィック」かと思ったが、手書きにありがちな文字毎のサイズの歪さもあるので手書きなんだろうか。

それにしても、「バス停にそれ必要なんすか(困惑」と思える程度にはタフな筆致である。
ただのバス停であり、別にこのバス停に何の用事も無かったが思わず立ち止まってしまった。
あと「病院通」と書かれているが、通りの名称として冠されそうな医療施設の類は見当たらなかったし、Googleマップ上でも発見できなかった。
かつてはこのバス停周辺に病院もしくはそれに相当する医療・福祉施設が存在したのだろうか。
ただ、それなら「〇〇病院前」という表現になるだろうし、利用者にとっても運行側にとってもわかりやすい。
ひょっとしたら、この道が上北町駅からかつては存在したかもしれない「それなりの規模の医療施設」への最短ルートであり、地域住民やバス・施設の利用者、運行者にとっても知名度・理解度が高い名称だったのだろうか。
それか、ここまでの考察はまったく無意味・的外れなもので、一見の余所者には考えもつかない意味合いなのかもしれない。

と、知的好奇心を適当に燻ぶらせつつ、酒飲んで寝る。

■続く











2023-06-28

今じゃエアザッツ肉をメテオに!

 タフなサイクリストがタフなパフォーマンスを十全に発揮するには、コーラガブ飲み・・・もといタフな社会貢献が必要だという・・・(正論)


はい、ということで前回の大勝利のおかげでようやく成分献血ができるようになったのでクッソ久々に成分献血(血小板)してきましたよ。



血圧はいい感じの水準で安定してきたが、他項目の数値の改善度合いが鈍り始めてきた。

今年1月のオレ的緊急事態宣言の状況を脱したとはいえ、2022年夏の数値を較べると、ALTやγ-GTP、コレステロール値が高いと言えば高いので更なるテコ入れは必要である。



無職が行く東北とちょっとだけ北海道無計画ツーリング 9月21日 ごらんあれが龍飛岬(未遂)

 2022年9月21日 青森センターホテル


台風が温帯低気圧となり、天候も回復したのでどうしようかと考えた結果、津軽半島を行けるとこまで行って折り返し、状況次第で五所川原市街もしくは青森市街を今日のゴールとすることにした。

率直に言って、名古屋へのフェリー(苫小牧発)は既に予約してあるので八戸に直行して義ギリギリまで北海道サイクリングという手も無いこともないが、青森にも色々未練があるので今日は津軽半島、明日は三沢あたり、明後日夕方に八戸からシルバーフェリー乗船で北海道へ・・・ということにした。

で、龍飛岬まで行ければツーリングとしては一番締まりがいいんだろうが、津軽半島東側の国道280号コースとしてホテルから岬までが片道80kmチョイ。
当然そこから戻ってくる行程もある(深夜の津軽半島の山奥を走る根性がない)し、飯食ってダラダラしてチェックアウト時間ギリギリまで粘っていたので、津軽線終点の三厩駅あたりで折り返しが現実的な線かということで出発。





津軽海峡フェリーのFTに立ち寄り、ジュースで一服してから売店で津軽海峡フェリーステッカーと国道7号ステッカーを購入。

2023年2月のプレスリリースによると、2023年10月から室蘭~青森航路が運行開始されるとのことで、サイクリストにとっても 渡島半島の山越え無しで青森から札幌・千歳や旭川・稚内方面へのツーリングルートを計画できるのは実によろこばしい。

逆も然りで、苫小牧もしくは小樽まで渡道してから南下し、東北南下ツーリングをしつつ秋田や新潟、仙台から中部・関西方面へ帰還するルートも計画できるので個人的に大変喜ばしい。




青函フェリーの「はやぶさ」を眺めたりして、向こうしばらくは来ることができないであろう青森FTを後にする。

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基本的には、国道280号/280号バイパス沿いに今別方面へ北上する訳だが、280号に蟹田まで並行するように津軽線が存在する。




率直に言って、典型的なローカル線の津軽線だが海峡線を介して北海道と本州を接続する路線でもあり、上下の貨物列車がビュンビュン通過するし、津軽半島の片隅で貨物列車同士の対向を見るとは思っていなかった。

何せ、津軽線の普通列車は1回見たかどうかぐらいだが、蟹田駅までの2時間弱で数本見た記憶はある。ダイヤのチェックなどはしていないが、おそらく津軽線の旅客列車より通過する貨物の方が本数が多そうではあるし、実際に多いのだろう。




前日の平賀駅前での話を蒸し返すようなものだが、津軽線の駅舎というか待合室は立ち寄った駅に限って言えば本数とその旅客数に不釣り合いな程度に立派なものが整備されている。


※後潟駅
※瀬辺地駅
※津軽宮田駅

色々な理由や背景はあるのかもしれないが、やはり「ナンボ少ない旅客でも、津軽半島(冬)のガチ風雪に晒すのは・・・」があるのだろう。



津軽半島をトロトロと北上。
蟹田駅辺りまでは、国道280号・280号バイパス・(おそらく)広域農道が並走するように整備されており、津軽半島の風情を楽しみたければ280号、とにかくアベレージを稼ぐならバイパス(しかも油川~瀬辺地間は立派な側道が整備されており、農繁期以外はストレスフリーなライドを楽しめそうだ)や農道といった具合だろう。




外ヶ浜町進入。右手は陸奥湾と下北半島。

で、外ヶ浜町からは龍飛岬まで青森県道12号を介して中泊→小泊経由で龍飛岬に至るルート、県道12号から14号を介して北海道新幹線・津軽線に沿うように今別経由で至るルート、このまま280号を通行し津軽半島の外縁を反時計回りに龍飛岬に至るルートのおよそ三種類がある。

今回、津軽半島一周ライドでもないし、竜飛岬到達が目的でもないので小泊という津軽半島の西側に向かう理由もなく、このまま280号沿いに今別方面に向かうものとする。




道の駅たいらだてで昼食。




国道280号をひたすら進む。





「だるま滝」
だるまのような形をしているからということでその通称らしいが、近くで見ている分にはイマイチピンとこない。








津軽国定公園 袰月海岸高野崎

展望フロア兼無料休憩所の二階席がある食事処「信光丸」と、注文無しで利用できる休憩所が併設されている食事処が所在する。
なお、訪問当日の「信光丸」は定休日で、店頭の貼り紙によると9月の営業日は毎週金土日である由(2022年9月時点の情報)。


これは些か偏見めいた考えではあるが、2年前に下北半島でスンスン泣かされた身としては青森市街外縁の青森FTから高野崎に至るまで下北半島に負けず劣らずなタフなサイクリングを強いられるのかと思ったが、高野崎周辺に至るまで驚くほど快適なルートであり、高野崎周辺でようやくアップダウンらしいものに遭遇したといった感すらある。

交通量も特に外ヶ浜町・蟹田以北は想像以上に少なかった。今別~外ヶ浜の連絡という意味では北海道新幹線沿いの県道14号もあるし、半島東側沿岸の住民やビジネス上の理由(定期便など)などでなければ280号沿いに今別に至る理由も少ないのだろう。
ただ、9月のド平日であったのも一因だとは思っている。
下北半島の場合は、大間で原子力施設工事の為に車両がゴンゴン出入りしている(地元向け対策であろう「工事車両交通監視所」の小屋が各所にあったりする)上、大湊・大畑から大間まで実質的に国道279号一本で津軽半島東側のようなエスケープルートも無く(338号が半島西側に走っているが、大間が目的であれば凄まじく遠回りである)交通量も多く路面コンディションもよろしくなかった。





風力発電装置の羽根を再利用したオブジェ「龍飛ウェルカムツリー」
この時点で16時ちょうどぐらいであり、ここから龍飛岬までおよそ13~14km。
龍飛岬到着時点で17時になっているであろうことはほぼ確定であるし、そうなると周辺のレストハウスなども閉店。
薄暗くなってきた津軽半島の北端をほっつき回る積極的な理由もないので、津軽線終点の三厩駅を冷やかしてから県道14号経由で五所川原もしくは青森市街方面へ折り返すこととした。
上記で「五所川原もしくは青森市街方面へ折り返す」とフワフワしたことを言っているのは、この時点でこの日の終点を確定させていないというクソ舐めた旅程によるものである。




津軽線終点の三厩駅(無人駅)。
周囲の風情も相まって、こちらの方が「本州最北端の現役鉄道駅」と錯覚しそうだが、あくまで「津軽半島最北端の現役鉄道駅」である。

なお、2023年6月時点で2022年8月発生の災害により津軽線は蟹田~三厩間が代行バスによる運行となっているので旅行者は注意されたい。




待合所は施錠されておらず、内部の自動販売機やトイレを利用できる。




ごらんあれが三厩駅~♪
イマジナリー北のはずれと~親の顔よりよく見たわしが指を指す~♪(名曲)




日本フリー素材・人物部門ツートップのひとり・義経クンオッスオッス!
ちなみに、もうひとりは弘法大師。


ということで、ここから折り返していく。





青函トンネル入口広場とトンネル工事の「貫通岩」を祀ったトンネル神社
軽食やお土産(「トンネル神社」の御朱印もこちらで販売している模様)などを販売しているらしい商店は訪問時は閉店していた。週末のみの営業だろうか。

アクセスについては、国道280号バイパス区間直近ではあるけれど津軽線(鉄道であれ代行バスであれ)の運行本数がお察しであるので、公共交通機関メインで訪問するなら北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅からタクシーを利用するのが一番手っ取り早いだろう。
ただ、龍飛岬も含めて津軽半島全体の観光を考えるなら、青森駅か新青森駅あたりでレンタカーを用意した方がいいかもしれない。






トンネル神社とおそらく御神体扱いの貫通石。

お賽銭を掘削機のそれであろう貫通孔(注連縄の下にある明らかに天然の浸食作用によるそれではないだろう穴)に投げ込んで、石の向こうに転がり落ちれば御利益が盛りだくさんでどうとかこうとか。

商店と神社の他には、新幹線を模した塗装の公衆トイレと通過する新幹線を眺める為の展望台、それなりの台数が駐車できる駐車場が用意されている。




北海道新幹線 奥津軽いまべつ駅。


奥津軽いまべつ駅の駅前案内図だが、同地に所在する筈の津軽線・津軽二股駅の案内が無い。
新幹線を利用する旅客の混乱を避ける為なのか、JR北海道がJR東の駅舎どころか屋根のついた待合所すらない無人駅の面倒を見てやる必要はない(ビジネス的な契約などがないのなら、道理ではある)と考えているのかなどの理由はさておき。

で、その津軽二股駅が多少案内の手を抜かれても困らない程度に分かりやすいかというと。



こちらは津軽二股駅ではなく、道の駅「いまべつ」。
時刻表の掲示程度はあったと思うが、基本的に関係がないだろうし、店内を軽く回った際は乗車券の委託販売などは無かったと記憶している。

で、津軽二俣駅は道の駅建屋の奥。わかるかこんなもん。

ちなみに先述の奥津軽いまべつ駅前案内図からここまで何がしかの案内があった訳ではない。



こちらが津軽二股駅
この時、初めて津軽二股駅という鉄道駅の存在を示す標識を見た気がする。
というか、県道14号側からでもこの駅を示す標識など無かったと思う。
こちらも、蟹田~三厩間が不通なので代行バス運行区間となっている。
場所が場所・・・それなりの都市圏なら「新幹線駅へアクセスする在来線駅」として活躍できそうだが、率直に言って津軽半島の山ン中である。
ただし、奥津軽いまべつ駅から中泊方面の津軽鉄道・津軽中里駅への予約制乗合タクシーや今別町の町内巡回バスが運行されているので、下手に津軽線の利用に拘泥するよりはフットワークの軽い観光ができそうではある。

なお、津軽二俣駅から奥津軽いまべつ駅への連絡通路・・・などという上品なものはない。




で、奥津軽いまべつ駅前を出発して、県道14号線上の外ヶ浜町と今別町の境界に差し掛かるあたりでちょうど18時ぐらい・・・なんですけどね・・・

クッソ寒いんじゃが???(ガチ震え)


9月中旬~下旬の地元(三重南部)ならまだまだクソ暑いとはいえ、北東北や北海道は8月末で日が暮れたらもう肌寒くなるというのは2020年の教訓で嫌というほどわかってましたけどね?

特にここから蟹田方面に向かってダウンヒルな訳ですよ・・・

ざむいいいいいいいいいいいいいいいいい






おお・・・サイクリスト救いの神・マエダストア蟹田店じゃ・・・ありがてえありがてえ・・・

何か温食を摂取したかったが、時間が時間(19時前)だけに弁当らしいものは全滅しておりやむを得ずゼリーで飢えを凌ぐ。

で、五所川原方面ではこれといった宿も取れず、青森市街も似たような状況。

さあどうすんだこれと思ったが、先日の津軽海峡電撃戦前日の折、青森FTから国道7号の間に何軒かラブホがあったよな・・・?と思いだしたのでそちらへ。





※ヒント:9月です

持ってきてよかった、春秋用のフルフィンガーグローブとウインドブレーカー!

そりゃ肌寒くなるとは思ってたけどさ・・・東北スタート初日の宮城で16度とか17度とかだったから、まあなんとかなるやん?と思うじゃないすか・・・

10度とか11度とかお前・・・北東北ビギナーにもうちょっと優しくしてほしいッスよ・・・
こんな北東北にガチられたらメソメソ泣いちゃうじゃないすか・・・(嗚咽)




※ホテル・Cuara

なんで、わしは9月なのに震えてんだろうかと思いつつ、国道7号バイパス近くの「ホテル・Cuara」に到着。

限りなくベストと言えた三沢の「ベルサイユ」のような戸建てガレージ式ではないけど、それを言い出したらキリがないし、料金もちょうどいい感じなのでここへ。




地球ロックかませそうな配管付近に駐輪。








有料販売冷蔵庫のソフトドリンクは一律で150円。アルコール類は310円。
ラブホの有料販売としてはわりかし良心的な価格設定である。
まあ文句があるならそこいらのコンビニかスーパーで安酒買い込んで持ち込めやという話でもある。

で、道の駅での昼飯以来、食事らしい食事をとっていなかったので近所のローソンで晩飯と明日の朝食を用意する為に外出。

ラブホの例に漏れず、「外出時には料金を一旦精算する(いわゆる無銭利用防止)」訳だが、部屋備え付けの案内を見る限りでは、このホテルで事前精算による外出可能なのは「宿泊」利用時のみで「休憩」利用時では外出できないとのこと。

※上記の対応を非難している訳ではありません、そういう対応もあるんですねというだけのことです

ということで、飯食って風呂入って寝る

■まだまだ続くんじゃよ・・・