このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2026-10-31

富山までロケハン旅行(強弁)しに行った話 モチ イン ザ アート

 9月のシルバーウィーク、台風25号の接近で外出もクソもあったもんじゃねぇと思っていたら、22~23日にかけて日本海側ならワンチャンありそうな予報に。

それも、福井や石川あたりは渋いけど、富山なら何とかなりそうな雰囲気。
そこで富山地方鉄道のサイクルトレインチャレンジ企画をようやく発動することに。


※AI生成画像 
いや、AIすごいすね。絵心もイラスト作るスキルもないのに、ちょいと注文つけりゃ3分足らずでこんだけのもんお出ししてくるわけですから。


で、わたしが知る限りにおいては、JR西日本のサイクルトレイン以外ではおよそ最長の利用可能区間(鉄道線の90km超)であり、なおかつ臨時の企画列車などでなく定期的に運行されているのが、富山地鉄のそれ。

今までチャレンジしていなかったのは、「富山まで行く必要がある」という当たり前過ぎる大前提と、「土日祝のみの運行」つまり土日祝に富山に行かねばならないという、土日祝旅行嫌いマンにとってはアウェー極まるそれ。
とはいえ、土日祝休みの現職場に居るのも今年一杯であり、次はもう変則シフトだろうが何だろうが平日休みの職場にすんぞと意気込んでいるわけで、これ幸いというか今しかねえって感じで9月20日頃になって予定を捏ね繰り回してみました。

ただ、ここでヒジョーに悩ましい問題が発生。
当然ながら富山と自宅を往復する為の交通費は是が非でも発生します。
最初の予定では富山まで自転車をトランポする予定でしたが、富山の目的地(魚津)までおおよそ400km前後であり、弊20万km越えアクティバンの昨今の燃費とレギュラーガソリンの平均市場価格から勘案して、往復の燃料代は10000円程度は必要。
そして、高速道路代も発生します、流石に富山まで国道8号線下道ぶらり旅を強行する若さはもう無いので。
燃料代にしろ高速道路代にしろ払えない訳ではないですが、できれば安くしたいのが限界底辺おじさん(46)の本音。

そしたらですね、北陸新幹線の開通で分社化した敦賀~越中宮崎の区間で利用できる乗り放題+2日間+2800円という、なかなかあたおかなデジタル切符を発見。

※あいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2Dayパス(リンク先はハピラインふくい)

これ、敦賀~越中宮崎は普通運賃で片道5090円(2026年9月時点)な訳ですよ、福井~富山と絞っても2930円なので今回の旅程ベースで考えれば、片道でじゅーぶん元が取れる訳です。
しかも有効期間が2日間ですから、初日の富山までの往路と2日目の福井までの復路という理想的な使いかたができます。
何の根拠もありませんが、これって敦賀~越中宮崎の区間が経営分離・分社化されたことでJRの18きっぷの利用対象外となったことに対する救済措置のようにも思えます。
いわゆる特例区間はあるんですけど、分社化で飛び地のようになってしまった七尾線、氷見線、城端線、越美北線といったJR線への移動に限って指定された駅から途中下車無しで・・・という感じで、おそらく旨味らしい旨味もありません。
利用可能期間は設定されていますが、金土日祝とその翌日+大型連休などの特定期間が指定されており、カレンダーを見ると年間の2/3は利用可能扱いとなります。
当然ながら、今回のシルバーウィークも利用可能期間。

で、このきっぷを見て富山までの移動について別口のプランを閃きました。


※AI生成画像
いやホントにAIエグいですね。

「敦賀から富山まで輪行したら、自分で運転しなくていいし、どー考えても安いし、最高じゃね?」

・・・いや、輪行が単純にラクでオールハッピーな移動手段だとは思うとりゃしませんよ。
ただですねぇ、将来的なツーリング計画において、どー考えても自転車での通行が楽しくなさそうな区間を輪行で逃げたり距離を稼ぐためにも、敦賀~越中宮崎の北陸本線区間の現実的な乗車率や混雑具合なんぞを知っておこうというわけです。
というか、分社化したと言っても、それまでの旅客流動がゴソッと変わったなんてことはないと思うんですよ、天下の北陸本線ぞ?日本海側の大動脈ぞ?加賀百万石ぞ?って話ですよ。
もちろん、平日朝8時の金沢行の列車に自転車抱えて乗れると思うほど世間知らずではない自信はあります。
とはいえ、土日祝ならどうかとか実際の乗車による知見は得られる訳です。
あと、敦賀までなら何とか高速道路利用無しの国1→国8ルートや関ケ原経由とかの下道チャレンジでイケるやろ!という皮算用もあります。
敦賀駅前の立体駐車場が結構なお値段なのは6年前のチャレンジでよ~~~~~~~くわかっとりますが、特Pで時間貸しするとこが敦賀駅の徒歩圏内にもようやく出てきたのでそれを使えるから駐車場代を抑えられるというのもあります。

ただ、輪行の弱みというか当然ともいえる点は、「営業運転されている列車に乗車する必要がある」という点・・・当たり前っちゃ当たり前の話なんですが、トランポによる深夜移動に慣れてしまうと深夜~早朝まで利用できない輪行というのはどうしても選択肢として弱くなります。
あと、土日祝だろうが、金沢への旅客流動・金沢からの旅客流動は輪行にとってあまり楽しいと言い難いでは?と、これも当然っちゃ当然と言える予想が頭を過る訳です。
言うても、人口45万人の北陸の中核都市なわけですからねぇ・・・

結局、あれこれフニャフニャ考えた結果、「富山地鉄のサイクルトレイン利用を第一目的にする」ということで、デポ地点として設定した魚津の市営駐車場までトランポすることに。


ここまでの計画も相当にグジャグジャですが、実際に出発した22日の夜明け前、今回の旅程を崩壊させる最大級のケチがつきます。


・・・・・・


【悲報】ワイ、SPDシューズを家(200km以上後方)に忘れていることに、北鯖江PAで気づくwww








※AI生成画像


北鯖江PAでうどん食ってたら、何かこう引っかかるものはありまして。
で、うどん食いながらフードコートのモニターで千葉やべえ超やべえ印旛沼終わったってニュース見てたら、ふと気づいたんですよ


・ ・ ・ あ" っ S P D シ ュ ー ズ 忘 れ た か も


わたしの自転車は3台ともSPDペダルを装着しておりまして、当然ながらSPDシューズが必要です。
たまに通勤でも使うラトゥールには作業靴などで乗ることを考えて片面SPDペダルを導入してますが、今回運んでいたANCHORは両面SPD。
ここまで履いてた靴で乗れないこともないんですが、緊急事態を回避するための何かであってどー考えてもサイクリングを楽しむための選択肢にはならんわけですよ。
とはいえ、そんなこと言って実は荷室にシューズケース置いてあるんじゃないの~?とわりと必死な顔で一縷の望みを託して荷室のリアダァを開けまして・・・




※AI生成画像

はい!やっぱり載ってません!家に忘れました!200kmの彼方です!!
何やってんだこのおっさん!?タヒね!!(youtube的配慮)
ああああああああああああああああああああああああああああああああ





とはいえ、わたしも46歳、ナウい雅言葉で言えばアラフィフってやつで織田信長ならそろそろ死ぬ頃で、三好長慶よりは長生きしとるわけです。
スンッ・・・て顔になって、さぁここからどうすんべやと考えます。
サイクリングプランの続行は、すっぱり諦めました。
もしも仮に出先でシューズの調達を考えたとしても、シマノサイズ45が必要なバカの大足なのでサイズ45なんて量販店の店頭で早々売ってないんですよ。
あと、安くもないですからね。海外通販で国内価格より安く買えた時代はとうの昔ですし、あの頃に買い込んだシューズをおそらくタヒぬまでに使い潰せない程度には在庫しとります。
これが1週間以上のツーリングってんならまだしも一泊二日でそこまでガチガチに走るプランでもないわけですから、なおさら。

・・・

ここは北鯖江PAで、次のインターは福井IC。
この時、午前4時過ぎで福井駅前まではおよそ25分という検索結果。
福井駅始発の金沢行が5時24分発。
福井駅東口徒歩10分圏内に、600円/24時間という新幹線駅周辺としては手頃な値段のコインPを発見。

・・・ハイ決定!先言ってたデジタル切符買って、福井~富山の在来線+富山地鉄の旅決定!!

ということで、クソ久々のサイクリング計画が一瞬で消滅しました。
持ち物の指差声出し確認マジ大事!次からはちゃんとやれ!!(セルフ罵倒



-------------------- つづく --------------------




2026-09-07

樽見鉄道で岐阜の山奥に行って帰ってくるだけの話  後編

 樽見鉄道で岐阜の山奥に行って帰ってくるだけの話  前編




旧谷汲駅に向けてヘコヘコ歩いていると、根尾川に架かる谷汲山大橋周辺には鮎料理のノボリフラッグが。
わたし、釣り道楽というものにまったく見識がありませんが、根尾川は鮎釣りポイントとしてなかなか有名だそうです。

で、わたしは大問題が発生。

足がクソいてえええええええええええええええええええええええええ

というのも、以前ワークマンで買っておいた新品のプラ芯安全靴を下したんですよ。
そしたら、「サイズが絶対合ってない」系の痛みがですね、もうずっとしとるんですよ・・・
ただ、サイズは間違ってませんし、もしも、仮にインソールに印刷してあるサイズがウソついてるって言うなら、もっとギチギチに詰められた余裕のない靴を履くハメになってる筈なんですけど、それは無くてフツーに履けるんですよ。
・・・ただ、履いて歩き始めるとそれだけで「わたしはソ連のスパイです」ってゲロするレベルの痛みがですね・・・
この木知原→華厳寺の時はまぁまだマシレベルで、昼飯食った後に鎮痛剤飲んで誤魔化せるレベルだったんですが、樽見以降の帰りは行動そのものに余裕がなくなるレベルで痛さに呻く訳で。
何せ、帰りにモレラ岐阜か大垣駅北口のアピタでフードコート探して飯食おうかなと思いはしましたけど、駅から目と鼻の先のモレラ岐阜やアピタに行く気も起きないレベルで・・・
もしこれが2泊3日コースとかだったら、それこそモレラ岐阜あたりで適当な運動靴買ってましたよ、いやマジで。




これ、デザイン的に気に入ってたけど、足に馴染むまでの辛抱とかいうレベルじゃなかったので帰宅後に止む無く廃棄処分。
歩行距離的にたぶん20km分も使ってないのに。
なぁにがイカンかったんでしょうねぇ・・・SPDシューズだとか特定のスポーツ向け専用シューズっていうならわからんでもないですけど、それだってサイズを小さい方向にサバ読まなかったら何とかなるのに、作業靴なんていう万人向けでナンボみたいな靴でこういうこと起きるとか。
わたしがここまで足にダメージ喰らうのって、「普段は28.0だけど、27.5でもまぁまぁイケるやろ!」で買った靴にわからせ喰らうとかそういうのなんですよね。
で、そういうケースじゃないのにここまで合わないってのがホント不思議で。
こーいうプラ芯安全靴入って何kmも歩くとか今に始まったことじゃないんですよ。
ていうか、長距離歩行向きじゃないSPDシューズで10km歩いてもここまで酷いことになったことないんですよ。

ということで、足首から上は疲労以外の問題はないけど、足首から下は痛む一方という状況に帰宅まで呻き続けることになりました。



※旧黒野駅方面


※旧谷汲駅方面

谷汲山大橋を渡ると、県道40号線の南側に旧名鉄谷汲線の跡地が現れます。
傍目にはありがちな未舗装農道っぽく見えますし、これといった鉄道遺構などは見受けられません、探せばあるかもしれませんが足が痛くてそれどころではありません。
2001年に廃止された旧谷汲線は、大野町の黒野駅(現・黒野駅レールパーク)にて旧揖斐線から分岐し、根尾川を百合カップルに挟まされたおっさんのように樽見線とともに挟みながら、木知原駅付近まで根尾川沿いに並走していました。
樽見線/樽見鉄道線は木知原から根尾川沿いに終点樽見まで北上を続けますが、旧谷汲線は華厳寺門前の谷汲駅へと至ります。
チョー余談ですが、わたし1998~1999年の短期間ですが名古屋と稲沢で働いていた時期がございまして、今みたいな半端に鉄道趣味にかぶれている状態なら谷汲線とか岐阜市内線とか乗りに行ったかもしれませんねぇ。
そのころは地方の専用線も元気なとこが多かったでしょうし、生活圏内と言える稲沢駅や名古屋駅で面白い列車がいくつも見られたでしょうけど、まぁ今更です。
そして、廃線後に保存された設備や車両とてこれからも見学できるとは限らないし、今は何とか頑張っている地方路線もハッキリ言って消えていくとこも出て来るでしょうから、文句を言う前に見に行ったり乗りに行ったりして、1円でも銭を使おうという訳です。

※2016年5月のTOJいなべ観戦後の黒野駅レールパーク訪問記



県道40号を引き続き、旧谷汲駅へ向けて進みます。
旧谷汲線は途中で現在の県道40号を横切り、山沿いに鉄路が敷かれていました。
上記画像で、県道の右手に見える土手が旧谷汲線の路盤跡です。



9時50分頃に木知原駅で下車し、ほぼ1時間後の10時50分頃に旧谷汲駅に到着。


この日は世間一般の盆休みシーズンですが、駅舎内の資料室などは閉館していました。
谷汲駅関連グッズは隣接の「昆虫館」で販売されているようです。





入場料ということではありませんが、旧改札口付近に設置されている募金箱に少々入れさせていただいてから見学。
これはまったく私的で勝手な感想ですが、廃止が2001年/平成13年であるためか、かつてのJR田丸駅のような「昭和レトロ」感剥き出しでもなく、「平成の名鉄」感が色濃く感じられました。
わたしも名鉄利用回数などたかが知れていますが、それでも「あ、これ名鉄の駅だ」と感じられる訳で。
勿論、昭和レトロを感じないからダメとかそういう話ではなく、保存されている車両のクラシックぶりに相反するような「イマドキの名鉄」感が何となく面白かったという話です。






夏休みということもあってか、わたし以外にも見学されている方がちらほら。

※モ510形514号

※モ750形755号





旧谷汲駅と保存車を見学したのち、華厳寺へ。
なお、この「山門前」交差点から本堂まで徒歩でおよそ30分です。








華厳寺到着。
お寺の定番アクティビティと言える有料ろうそく(あれ、何て言うんでしょうね)をブッ刺して、授与所でオリジナルグッズの手拭を所望したのち、門前町で早めの昼飯を食うことに。
いや、足が、足がですね、メチャ痛でしてね、座りてえんですよ、涼しいとこで座りてえんですよぉ!?いででででで・・・(わりと余裕がない顔




「やまと」という飲食店で、そばと田楽のセットを注文。確か1000円ちょうど?
季節柄か、そばは温冷選べましたが、温そばを注文。
暑いからって冷たいもんばっか食えるトシじゃないんすよ(切実




昼飯後、さてどうっすかなぁ・・・と観光プラザ横の休憩スペースにへたりこんで沈思。
予定ルート自体は確定しています。

谷汲口駅まで行って、保存というか捨てられているようなオハフを見て、そこから樽見鉄道で終点の樽見に行って、何がしか徘徊したのち、大垣へ戻ってから大垣→桑名→松阪と帰宅ルート。

この予定をもういじる気はないんですけど・・・

足がいてえんですよ!(切実)

だもんで、ここから谷汲口駅までどう移動するかと大真面目に思案。
足が痛くなけりゃ、木知原駅からここまで来たように谷汲口駅まで歩けばいいだけのことなんですが、いかんせん足が、足がですね!?

タクシーだのレンタカーだのヒッチハイクだのは除外するとして、そうなると公共交通機関しかない訳ですが、揖斐川町コミュニティバスの「ふれあいバス」とデマンドバスの「はなももバス」の二択。
まずコミュニティバスについては、華厳寺周辺から谷汲口駅までの路線は存在するものの、曜日限定運行で本数もお察しオブお察しであり、旅行者が気紛れ緊急回避的に使える代物ではありません。
二つ目はデマンドバス。コミュニティバスの停留所など特定箇所のみで乗降できる予約制乗り合いバスで、タクシーのように自宅などでの乗降はできません。
利用当日の1時間前まで電話で予約を受け付けており、運賃も路線バスのような感覚で使える300円と、コミュニティバスの本数を考えれば利便性において上位互換のような存在ですが、土日祝は運行していないという観光客にとっては重大な問題もあります。
しかも、この時点で電話すれば1時間後に必ず乗れる保証もなく、車両が出払っていれば2時間後もしくはそれ以上という可能性もあるわけです。

・・・というか、足さえ痛くなかったら、考えるまでもなく谷汲口駅まで歩くだけのことなんですよこれ。

これははっきり言ってわたし自身の悪癖なんですが、暑いとか寒いとか腹減り過ぎたとか寝不足で眠すぎるとか疲れたとか暗くて怖いとか、ネガティブ要素がちょっとでも積もると脳内がラクをするための思考に陥いるだけで、結局それ考えるだけで時間食っただけじゃねぇかという事例ばっかなんですよね。
この時も1時間後に乗れるか乗れないかは別としても、デマンドバスの番号に電話して聞けばよかっただけなんですよ。
1時間乗れますなら乗せてもらえばいいし、2時間後なら帰りのデッドエンドに対してギリかどうか考えればいいわけで。
でも、何のアクションも起こしてなかったら何の可能性も生じないというのは当たり前の話過ぎるわけで。

で、どうしたかと言いますと。






えー結局「電話ですぐ予約できたとしても最低1時間待ちは絶対必要だし、谷汲口駅まで1時間ぐらいだからもう歩けばいいじゃん」という結論に至り、とりま補給用の飲み物とゼリーを華厳寺近くのGENKYで仕入れていくべという、オメー、足がいてーから考えてたんじゃねーのかよ!?な結論に。

・・・あたしって、ほんとバカ(n回目)
あかん、ソウルジェム濁ってまう・・・そういや、左足親指の爪が内出血?したみたいで濁ってましたわガハハ!!




んで、そのGENKYの近くにあった資材置き場かスクラップ置き場のような場所。
鉄と油の匂い漂う廃枕木のようなものも積んであったんですが、それ自体は別に珍しくないもの。
ただ、なぜか敷地内に「PC枕木の上に敷設された軌道(おそらく1067mm)」が。
いや、これが「たるてつ北レールパーク」のような明らかに1067mmより狭い軌道なら、誰かの道楽や地域イベント用ミニ鉄道の類かなとも思うんですが・・・
ここがかつての鉄道駅跡だとか路盤跡というならモニュメント代わりに申し訳程度の軌道が残されているってのもわかるんですが、そのようにも見えない訳で。
いや、これなんでしょうね。この土地の地権者とかが、道楽でヨ3500みたいな小さめの車両を引きとって置いてたりしたんでしょうかね?




そんな疑問はさておき、県道40号線をヒイヒイあたほんバカとか思いながら谷汲口駅方面へ。
あと、傍目から見ても快走路なので走り抜けていくサイクリストが羨ましくてたまらんかったわけで。




先述のGENKYから凡そ45分ほどで谷汲口駅最寄りであることを示す標識まで辿り着きました。
足痛いけどな!!!!!!!!!!!



谷汲口駅到着。見ての通りの無人駅で、トイレは駅舎から少し離れたところにあります。


かつては島式の一面二線だったようなので、ここにそのもう一線が通っていたのでしょうか。


別にあの列車に乗り遅れたとかではありません。



谷汲口駅まで来た目的である国鉄オハフ33形客車こと樽見鉄道オハフ500形客車のオハフ502。

ネット検索で見つかる画像だと、周囲の桜が満開だったり真冬の雪景色だったりして車両そのものの傷み具合が絵になっているフシもあり、いわゆる「エモい」というヤツになるんでしょうが、真夏に来てみると・・・何というか捨てられてる感しかないというか。
いや、もう実質的に捨てられているようもんだと思いますが。





外観上の荒廃が特に著しい場所を見ると、窓がありません。
窓枠の一部が残っているので、経年劣化によって風雪に耐えられずに破損したのか、あまり考えたくないことですが人為的に破壊されたのか。



と思ったら、別の場所では周囲の桜から伸びてきた枝が客車の屋根にタッチできるほどだったので、そういった枝が突き破ったり、風雪で折れた樹木が直撃した可能性もあります。
この辺りの枝も放置すれば、いずれ屋根や窓を破壊するかもしれません。










反対側の車両端に回ると、こちらもこちらで窓が半開きになっていたり、扉が開きっぱなしになっていたり。
こうなってくると、繁茂した樹木による偶然の産物というより意図はどうあれ人為的に開けられたのかもしれません。
外部から観察する限りでは、車外に較べて車内はそこまで荒廃していないようにも見えますが、窓や扉が開放状態では今以上の速度で荒廃が進むことは想像に難くありません。

車両のところどころに国鉄旧型客車らしからぬライトブルーが散見されますが、これは樽見鉄道がラッシュ輸送対応にオハフ33を購入した後、同社レールバスや現行ディーゼルカーのようなライトブルーの塗装を施していたことの名残のようで、廃車前の晩年にこの国鉄客車時代の塗装に戻されたのだとか。





こちらは荒廃具合が比較的マシに見えますが、扉横の窓は窓枠が傾き、ガラスは戻枠から外れかかっているようです。
先述の窓が完全に破壊された箇所の向かい側になので、そこからの風雪が劣化を進めている恐れはあります。
画像ではわかりにくいですが、画像の向かって右側、車両全体で見ると中央付近には天井に向かって伸びたパイプのようなものと、箱型の柵のような物品があります。
このオハフ502がここに据えられた初期に、この車両を使って何かイベントでもやった名残というか残置物の類かと思いましたが、客車としての現役時代に冬季暖房用として津軽鉄道のストーブ列車よろしく石油ストーブを据えたのだとか。





今後荒廃が進むであろうオハフ502ですが、鋼製車両だけあってか経年劣化に対してはまだ余命は保ちそうです。
あと、人口密集地とも往来が激しいとも言い難い立地で周囲を樹木に囲われているおかげか、目立たず人為的な汚損・破壊行為に晒されにくい(まったくないとも思えませんが)ように思えます。

とはいえ、ほぼ誰からも見捨てられているようなオハフ502が往年の姿を取り戻せるとは正直思えないので、跡形もなくなってから鉄道車両を保存する文化的意義どうこうをSNSでギャーギャー喚く前に見学なり記録なりしておいたほうがいいのではないかと。
既に誰かやってるかもしれませんが、「3セク化された元国鉄線に売られた元国鉄客車が車内に石油ストーブ植えられたすがた」とかしっかり記録を残しておいた方が文化的意義がありそうだとは思いますがね。
消えてから「オハフ502にどうやって石油ストーブが座ってたのか資料がない」とか言い出しても、そりゃ記録を残してねえほうが悪いんだよって話でしてね。

あと、見学をするならせめて周囲の風物が華やかな桜の時期を選ぶか、葉が枯れ落ちる秋~冬がいいかと思います。
8月に行ったら、ハチがすんげえ飛んでいてですねぇ・・・正直おっかないんですよ。
車内も、窓が無かったりドアが開放しっぱなしだったらそのうちスズメバチがクソデカい巣をこさえるんじゃないですかね・・・





オハフ502の荒廃ぶりにOh...となりつつ、樽見行に乗車して終点の樽見へ。




25分ほど乗車して、終点の樽見駅に到着。
さて、樽見に来たわけですがこれといって目的がありません。
かといって、折り返しで大垣行か本巣行になる目の前の列車に乗って戻るというのも芸が無さ過ぎるし、谷汲口駅と列車内での休息で足の痛みが和らいだので駅と駅周辺を散策。




樽見駅は無人駅で駅舎や改札らしいものもありません。
かつては観光物産館と併設の駅舎があったそうですが火事で全焼したそうで、現在は回廊?状の待合所、公衆トイレ、自動販売機があります。







この日は8月13日ですが、翌14日には樽見駅の駅前広場を会場とした根尾四季祭というお祭りが開催されるそうで駅前はその用意がされており、交通規制の予告看板も据えられていました。




計画では、福井・大野への延伸を目指したという樽見線。
地図を見れば嫌でもわかりますが、どんな長大トンネルを掘る気だったのかと正気を疑わざるをえません。
同じく福井と岐阜を繋ぐはずだった越美線の方が多少現実味を感じるレベルです。
越美線を何とか接続するよりも、北陸本線にテコ入れした方が、事業者にとってもユーザーにとっても所要時間もコストも安く済むみたいな身も蓋もない話をどこかで見た気はします。




樽見駅を見上げつつ、樽見駅前を散策します。





・・・まぁ、こんな感じです。
駅付近に喫茶店か食堂があるようなので、休憩ついでに時間潰しを思ったんですが盆休みなのか定休日なのかどこも閉まっています。
かといって、イートインスペースがあるようなスーパーマーケットもありません、食料品や雑貨を扱う個人商店が一軒営業している程度です。




うだうだしていたら、目の前の根尾文化センターに「クーリングシェルター」のノボリフラッグが。
まさか本巣市民限定ってことないよね?と思いつつ、ちょうど受付に居た職員さんに声をかけて利用させていただきました。
職員さんもまさかクーリングシェルター目当ての利用者・・・しかもヨソモンがこんな夕方(15時過ぎ)に来るとは思ってなかったようで、一部停止していたエアコンをONにしていただきましたw
そら地元の方は涼しい自宅に引っ込んでるでしょうしねw





寝落ちしかけたりしつつ、しっかり休ませてもらってから樽見駅へ。
このカラーリングが、あのオハフ502にも施されていたと想像するとなかなか印象的ですよね。




晩飯をどうしようかと考えながら、樽見から大垣へ。
樽見鉄道は大垣駅においても車内精算ですが、そこでJRの自動改札機を通過できる切符のようなものを渡されますので、忘れずに受け取りましょう。
和歌山・御坊の紀州鉄道にも同じようなシステムがあり、御坊駅での下車時には運転士から運賃と引き換えにJR有人改札口の駅員に渡すための証明票を渡されます。





大垣に到着しても未解決だった晩飯問題。
駅北側のアピタに行く根性も駅の回りで飯屋を探す根性も無かったので、駅ビル内をうろついた結果、美濃味匠という弁当屋で買って店内のイートインコーナーを利用。
店内飲食の場合は味噌汁がサービスされるようで有難いですね。






大垣から特に急がず急行運用でもない普通列車のラビットカーに乗車して、桑名へ。
あとはこれということもなく、桑名で近鉄に乗り換えて松阪へ。
ちなみに、歩いている時の足の痛みは最後まで収まってませんw
何なら、次の日も尾を引いてトイレに行くのも難儀して漏らしかけたのは秘密ゾ?

※なお、今は完治?して何ともありません





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