このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)
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2023-10-04

じてんしゃのおにいちゃんは淡路島を一周()するようです その1

 彡(^)(゚) < この辺にィ淡路島あるらしいっすよ、じゃけん一周行きましょうね~




;霜 ) < 剛速球出オチ走行ログとかたまげたなぁ・・・

つーか、出オチでイモ引いてんじゃねぇよ!?

 Googleマップ=サン < 福良から慶野松原手前までの県道25号線ルートはどこ・・・ここ?

;霞 ) < 島南部の南淡路水仙ライン(兵庫県道76号線)で泣き入ったってはっきりわかるわね

彡(゚)(゚) < 淡路島ロングライドの公式コースも、淡路島南ICの北辺りで海岸沿いの25号から内陸側にルート設定してるからセーフ。

;霜 ) < オメーのは、それ以前のイモ引きっぷりなんだよなぁ・・・




彡(゚)(゚) < スタートはジェノバライン岩屋港前にあるアワイチモニュメント前からやで。

ジェノバライン使って淡路島に出入りしようかと思ったけど、スタートを出来るだけ早くしたかったってのもあって、明石海峡大橋使ったで。


Googleマップ=サン < ジェノバラインは朝5時(土日祝は6時)代から23時代まで運航しとるから、一周と言わんでも朝渡ってサクッと淡路島をサイクリングしてメシ食って日付変わるまでには家に帰りたい関西圏のサイクリストにはかなり便利とちゃうか?

ちなみに、自転車 " で " 淡路島に渡ろうとした場合は

ジェノバライン(明石~岩屋)
深日洲本ライナー(深日~洲本)
淡路交通バスの鳴門海峡自転車輸送(鳴門~南あわじ)

の3種類があるぞ。


霜 ) < 深日洲本ライナーは明石海峡と鳴門海峡の架橋で消えた定期船航路復活というか、冬は運航無し・運航はオンシーズン土日祝のみで淡路島のサイクルツーリズムを利用しての地域振興事業だな。


淡路交通バスのやつは、路線バスのトランクスペースを利用して運ぶやつだ。


霞 ) < 利便性だけ考えると、通年運航+早朝から深夜まで運航してるジェノバラインが圧倒的ね。





Googleマップ=サン < デポ地点は岩屋港にある24時間営業の岩屋ポートパーキング(岩屋ポートビル駐車場)や。

3階建で1階はバイクの駐輪場、2階と3階はクルマ用や。
但し、3階は屋根なしの吹き曝しになっとるから風が強くなりそうな冬は出入りに注意やな。

海際にあることもあってか年季が入った建物は結構ヤレが来て、壁や天井のコンクリがボロボロ剥がれ落ちてくるから使用禁止になってる駐車スペースも幾つかあるな。










彡(゚)(゚) < 料金は最初の1時間は無料、以降は1時間100円・24時間で最大500円やで。
1000円札と硬貨しか使えんし、クレジットカードや電子マネー、高額紙幣は使えんで。
両替機や小銭作るのに使えそうな自動販売機も無いし、自動販売機があるジェノバラインのターミナルは運航終了後は閉まるからあらかじめ1000円札や小銭は用意しといた方がええで。


ちなみにバイク置き場の方は前払い式で、駐輪時に料金箱に100円(24時間)払うシステムやな。
バイクは料金所ゲートの無い方の出入口が出入するようになっとるし、料金払ったことに対して領収書とかが出るシステムでもないから、限りなく性善説でオナシャスなシステムではあるけどな。





霜 ) < で、諸々の準備してちょうど午前3時ぐらいになったから出発するけど、なんだこのケツが割れたみたいな石?

霞 )つ■ < モニュメントのクチコミ画像見ると、この割れ目?に自転車のホイール突っ込んで自立させて記念撮影してるけど・・・そういうそれなのこれ?

彡(゚)(゚) < このモニュメントができたからやったぜ的なニュースは幾つもあるんやけど、このデカケツ石のことはとんと出てこんなぁ。 

ただ、今の時間(午前3時)はジェノバラインのターミナルも消灯して駐車場と隣にあるKOBAN以外真っ暗なんすわこの辺り。
従って、仮にそういうスポットであったとしても記念撮影は無理ちゃうかなぁ、と。



霜 ) < ちなこの時は1ミリも気づいてねーけど、モニュメントの石碑部分両端には自転車のホイールを突っ込める程度のスリットが加工してあって、そこをスタンド代わりに自転車を固定してバックの絵島も含めて記念撮影・・・てのもできるらしいぞ。

まあ、今は真っ暗過ぎてどうしようもないけどな。



彡(゚)(゚) < そういうことで、岩屋港前のアワイチモニュメントをスタート地点として淡路島サイクリング始まるで!


Googleマップ=サン < とりま国道28号で洲本を目指して南下するが、この時間でも想像以上に交通量が多いな。

途切れない・・・ってレベルではないけど、思った以上に大型車の通行が多いぞ。


彡(゚)(゚) < 想像なんすけどね、淡路島を縦断する神戸淡路鳴門自動車道って無料区間の設定とか無いから、関西圏と四国と往来する大型車は通行料金節約の為に西淡三原IC、洲本IC、淡路ICなんかで降りて、28号を使って南北に移動するんじゃないすかね?

で、鳴門海峡・明石海峡は悪天候や災害でもなけりゃ通行止めにならんから関西圏や四国からの車の流入は常にあるわけで。







霜 ) < 洲本市街まではコンビニでの補給と道の駅のトイレ休憩以外は淡々と進むぞ。

岩屋から洲本市街までこれといった難所は無いし、28号の交通量にテンション下がってきたら並行する旧道?区間を走るのも一手だぞ。
そっちの方が商店とか自動販売機、公共のトイレとか補給・休憩ポイントが多いってのもあるしな。





※洲浜橋


彡(゚)(゚) < 午前5時15分ぐらいに、洲浜橋を渡って洲本市街地に進入やで!

霜 ) < といっても、ルート的には国道28号から離れて県道76号伝いに由良方面に南下していくけど、その前に休憩しつつその辺りをウロついてみようぜ。





Googleマップ=サン < 深日洲本ライナー乗り場のある洲本ポートターミナルビルや。

彡(゚)(゚) < クソデカ箱やけど、オンシーズンのみ運航の深日洲本ライナー関係を除けば、競艇の場外舟券売り場と部外者の観光客にはミリも関係ない地元法人や地元企業の事務所ぐらいしか入ってないで。

霞 )< それはそれで大丈夫なのかしら?

Googleマップ=サン < 明石海峡大橋が架かるまではまだしも、洲本にとっての玄関口が自動車道や国道28号になっとるから、こっちはサシミのツマみたいなもんやろ。





霜 ) < で、そこのファミリーマートで休憩と補給だ。

淡路島コーヒーが美味いぜ!


Googleマップ=サン < たまらぬコマーシャルであった

# 霞 )」 < は?(威圧)朝霜ママへのCM出演オファーとか、ムッスメである私が聞いてないんですけお?????????? 

淡路島牛乳本社襲撃ギミック待ったなしでわ?????????

彡;(゚)(゚) < 業務妨害はやめてクレメンス・・・

 霞 )」 < しかし・・・SGRとかいう白露型サブカルクソ駆逐艦が使えもしない二眼レフ振り回してクソイキり散らかしてる昨今、朝霜ママと私という夕雲型母子鷹が本物のプロレスラーとして駆逐艦とは何ぞやと教えてやるチャンスでわ??????????????????

佐世保路上襲撃ギミック待ったなしって・・・コト!?


霜 )■ < お前はどう考えても朝潮型だゾ(淡路島コーヒーゴクー



彡(゚)(゚) < で、ファミマから100mも離れてないとこにあるのが淡路交通の旧本社社屋・旧洲本バスセンター+かつての淡路鉄道・洲本駅跡やで。

洲本バスセンターそのものは、県道を挟んだ向かい側に移転してるで。

Googleマップ=サン < 廃線探訪の先達のHPやブログなんぞ見る限りでは、淡路鉄道の遺構らしい遺構が残っていると言えば、この洲本駅跡と橋台跡が幾つかってとこらしいな。
少なくとも、島内に保存車・保存遺構の話は無いっぽいな。この洲本駅跡も再開発次第ではどうなることか。












霜 ) < その県道を挟んだこちら側は、旧鐘紡洲本工場の建屋が市の公共施設やカフェー、ショップなんかに再利用されてんぞ。

 霞 )」 < なるほど!洲本市民広場特設リングで「白露型とかいう弱体チームには次のコンビニコラボ参加をご遠慮願おうか!ねえ白露マンさんに時雨マンさん!」とやるわけね!さすママ!

彡;(゚)(゚) < その場合、はぐれ悪魔超人コンビ枠になるんですけお!?

霞 )」 < 朝霜ママとかいう真のママみを知らしめたいから、ヒール転向もありね?

;霜 ) < ナンデ!?あと、白露にまで飛び火させるのやめてやれ!




Googleマップ=サン < で、その洲本市民広場にはドラクエ生みの親・堀井雄二氏の故郷ということでドラゴンクエスト記念碑が建てられてるぞ。

;霞 )」 < 凶器ありのラフファイトって・・・コト!?

;霜 ) < 器物損壊罪かな?








彡(゚)(゚) < ということで、洲本市街の通勤ラッシュが始まる前に、76号線を南下して由良方面に向かいますやで~

ちな、観光ホテルが集中するこの地区を過ぎると、当面の間コンビニは無いから補給は計画的にどうぞやで。

-------------------つづく-----------------------------



2023-09-08

加太越えと伊賀鉄道サイクルトレイン

 


以前から利用するプランを考えるだけ考えていた伊賀鉄道サイクルトレイン

ただ、自宅からのオール自走プランであると、否が応でも山越えであり、おそらくもっとも負担が軽そうなルートでも「美杉・御杖経由で名張側から進入」ルートであり、美杉までの進入ルートが県立白山高校専用線もとい名松線伝いのルートであれ、仁柿峠越えルートであれ「もうそれで満足して帰ろうぜ」みたいなやつである。

特に帰り、伊賀からの戻りとか絶対夜になってる。美杉の山奥でナイトライドとかしたくない。絶対やだ(率直)

ちなみに、国道165号もしくは163号ルートは率直に言って現実的ではない。

とはいえ、近鉄青山町駅か伊賀神戸駅までトランポして、駅前の駐車場にデポしてチョイ自走でサイクルトレイン利用して満足して帰ってくる・・・というのも何か釈然としないというサイクリスト特有のクソ面倒くさいお気持ちもあるわけである。







で、今回のルートは亀山(関)~伊賀(柘植)間の俗に言う「加太越え」。

先述の「近鉄青山町駅か伊賀神戸駅周辺までトランポして、駅前の駐車場にデポ」と、「亀山駅前の駐車場にデポ」で、ドライブする距離的には計算上は亀山の方が近いという事実に気づき、なおかつ亀山駅前に1日200円というクソ安パーキング1日100円というのもあったが、案の定満車だった)を見つけることが出来たのが大きい。
それにガソリンがクソ高いので、トランポに掛かる費用が安くあがる分には文句がない。


で、亀山駅前を起点とした場合、国道25号(名阪国道じゃない方、いわゆる「大和街道」)で「加太越え」を行い、伊賀側の目標地点とする伊賀鉄道の伊賀上野駅までおおよそ40km未満。

旧東海道筋や旧大和街道筋など、交通量を気にしなくていい区間も含めることができるのでサイクリングルートとしてもなかなか悪くない上、「加太越え」以外は地理的難所も見当たらない。
サイクルトレインを往復利用したとしても、自分の中で何かがぐずぐず生煮えになるような消化不良感はないだろうと。

結論から言って、先日の熊野自分探しサイクリング(瀕死)の方(特に前半戦)が遥かにヘビーであったと言わざるを得ない。




午前3時半過ぎ、デポ地点の駐車場から走行ログでの起点となるJR亀山駅前まで移動。

亀山駅前をウロつく(鉄道利用での乗り換えだけとか除く)とか、いつぶりだったろうと思ったら記録や記憶のある限りでは2013年の塩浜行(近鉄の塩浜イベント)以来で10年ぶりかよwwwと。
駅前がめちゃシャレオツかつオハイソな感じに再開発されててビビるわwww





関の国道1号と25号の分岐交差点までは、基本的に旧東海道筋で。
せっかくの旧街道筋だけど、暗くて何もわからんwww




夜明け前から25号に突入する気はないので、道の駅・関で夜明けまで時間調整かつ休憩。



明るくなってから、「東海道関宿西」交差点で25号へ。
なお、鈴鹿峠越えの国道1号線も"法的には"自転車で進入できるが、まったく現実的ではないと思っている。
米原・長浜・彦根方面を目指すなら、個人的には加太越えで柘植から草津線沿いに北上した方がよいのではないかと思う。
なお、柘植~亀山の「加太越え」国道25号ルートにおいて、自動販売機程度しか補給ポイントがないので、亀山側なら関駅周辺のR1沿いコンビニ、柘植側なら加太山中に進入するまでのR25沿いにあるコンビニやスーパーで補給しておくことをおすすめしたい。



たまらぬ二桁国道であった


道路改良が為された関西本線・坊谷踏切周辺

周辺地区の生活道路だけでなく、名阪国道通行止めの折の代替路にもなるので比較的マメに改良されてるフシはある。

坊谷踏切直近は、橋梁+トンネルの組み合わせで機関車牽引列車時代はさぞかし絵になったであろう風景。


※坊谷踏切前から亀山側の風景






JR関西本線・加太駅。
無人駅だが、亀山市管理物件としてリノベーションされ、かつての駅事務室は「加太サロン」という地域交流施設となっている。
公衆トイレはおそらく終日利用可能なようで、ウォシュレット付なのが非常にありがたい。
ただし、自動販売機は設置されていない。









北在家地区を抜け、関西本線の架道橋を通過したあたりでこのルートの難所が始まる。



先述の関西本線架道橋から柘植側に降りるまでのおよそ5km程度の区間に、少なくとも2軒の砕石工場が盛業中である。

国道走破趣味や、自転車による大阪~東京間走破趣味(いわゆる「キャノンボール」)の界隈では、上記画像のイシバシ工業周辺区間が路面荒廃により「加太越えのダート区間」とされてきたが、2023年9月時点ではまだ舗装道路であることを保っている。
ただ、敷地内から漏れ出た(車輛の通行などで敷地からはじき出されたりする)粉塵や砂、砕石のカスが路面に積もり、特に路肩などはダートと言っても不思議ではない様相を呈している。
路面そのものも砕石積載車など重量のある車両の通行で痛んでおり、パンクや落車につながるアクシデントには注意しなくてはいけない。

今回は日曜日でいずれの工場も休日であり、工場の車両が出入りが無かったのは救いであるが、柘植~関およびその区間内の生活道路でもあり、イシバシ工業と余野部建材の間にもわずかながら民家も所在するので、工場などに関係ないであろう車輛の通行もそこそこある。





で、先述の砕石工場などに起因するであろう路面荒廃区間などを除けば、2023年時点での国道25号による「加太越え」は自転車にとってさしたる難所ではないと考えている。

地形的要因に基づく問題箇所と言えば、イシバシ工業周辺を柘植側へ通過した辺りに所在する上記画像のヘアピンカーブや、伊賀・亀山市境に当る登りのピーク(柘植側に所在する余野部建材の工場と、イシバシ工業の中間ぐらい)程度であれば、これを難所と言ってしまうと仁柿峠や野見坂、高見峠、藤坂峠、荷坂峠など三重県内の名だたる峠・山越えルートはサイクリストが人力で押し通っていい道路ではないことになってしまう。

率直に言ってこの「加太越え」において問題となるのは、先述の路面荒廃区間と平日日中であれば発生する工場の車両出入り(特に砕石運搬ダンプ)であり、日曜日など工場が停止するであろう期間を狙えば、そのリスクを相当軽減させられる。

※帰り道、柘植(伊賀)側から亀山側への登り。左手は余野部建材の工場

※伊賀側から見た伊賀と亀山の市境。おそらく「加太越え」の登りにおけるピーク。

そして、余野部建材前の25号を柘植側に下れば「加太越え」は終了。
次は関西本線を目印にしつつ、伊賀鉄道の伊賀上野駅へ。


※関西本線 柘植駅(三重県内初の鉄道駅)

※関西本線 佐那具駅


※関西本線 新堂駅



※JR西・伊賀鉄道 伊賀上野駅

43歳なのに手持ち現金が200円とかいうザマだったので、伊賀上野駅近くのJAATMで現金を引き出したりしつつ、伊賀上野駅へ。

伊賀上野駅は、JRと伊賀鉄道の共用駅で有人駅だが「JR西の有人駅」であり、窓口そのものはJR西のそれなので、伊賀鉄道としては無人駅である。
自動券売機が設置されており、メニュー画面から選択することで伊賀鉄道の乗車券を購入することも可能だが、伊賀神戸駅や上野市駅のそれのように1日乗車券を購入することはできない。

また、伊賀鉄道サイクルトレイン利用可能区間は、当駅隣の新居駅から近鉄大阪線との接続駅である伊賀神戸駅手前の比土駅間となっている。
駅の構造的に、当駅も伊賀神戸駅も伊賀鉄道乗り場まで跨線橋を通る必要がないので通勤通学ラッシュがありそうな平日はともかく、土日祝ぐらいは利用可能区間にしてほしいとは思うが、他社(JR・近鉄)との共用改札を通るという点で一般利用者には察し得ない問題があるのだろう。
※近鉄が昨今実施している山田線・鳥羽線・志摩線のサイクルトレインでも伊勢市駅と松阪駅のJRとの共用改札は使用できない(近鉄専用改札から出入りする)規定になっているし、全区間のうち桑名駅だけ利用対象ではなかった養老鉄道のサイクルトレインも、養老鉄道専用改札が桑名駅に完成したのちに桑名駅も利用可能駅となり全区間がサイクルトレイン利用可能区間となったので、他社との共用改札を通すことには何がしか問題や制限があるのだろう。




ということで、伊賀上野駅の待合室に設置されている自販機でモナ王買って食ってから、新居駅へ。ここからはサイクルトレインチャレンジとなる。



伊賀鉄道では、2両編成列車のうち「伊賀神戸側の車両」の「サイクルトレイン」マークが貼られたドアから出入りすることになる。

進行方向に対して2両目ではなく「進行方向がどちらであれ、伊賀神戸側の車両」であり、例えば伊賀神戸から上野市・伊賀上野方面へ乗車する時は2両目の所定ドアから乗車することになるし、逆であれば、1両目の所定ドアから乗車することになる。

無人駅では通常は1両目先頭ドアのみ開閉するが、サイクルトレイン利用者(つまり自転車が居る)が乗降する場合はサイクルトレイン利用者用ドアが開閉される(一般利用者の誤解を避ける為か、車内の自動アナウンスでそのことがアナウンスされることはない)ので、一般利用者の乗降時にトラブルとなるリスクが低い。

伊賀鉄道では「サイクルトレイン利用者は乗車する際、下車駅を運転士に申告」となっているが、これにより該当駅到着時にサイクルトレイン利用者用ドアが開きサイクルトレイン利用者はそこから下車することとなる。
ただ、幾らローカル線だと言っても、列車対向待ちなどでもなければ数分以上停車することもないし、どういうタイミングで申告すべきなんだろうかと思ったが、乗車後に検札や乗車券販売で車内を巡回する車掌(乗車していない列車もある)に申告したり、発車前に運転席から出て安全確認をする運転士に「〇〇で降ります!」と呼びかけたり、上野市駅での乗車の折は上野市駅での乗務員交代時に乗り込む運転士に伝える(この場合は、先方から聞かれたが)大体解決するようで、今回もそれで何とかなった。


サイクルトレイン利用者の運賃の支払いについては、乗降がサイクルトレイン利用者用ドアからとなるので、下車駅で下車時に運転士が乗車券もしくは運賃分現金の回収、1日乗車券の確認をやってきたり、新居駅から伊賀神戸方面に向かった際は比土駅手前あたりで車掌が乗車券の一斉回収を行ったのでその際に運賃を支払ったりした。
運賃や乗車券の回収については、車掌が乗務していない場合は先述のように運転士が行うようだが、乗務している場合は車掌が行うかもしれない。

利用者としては今回のように「往復・サイクルトレインチャレンジによるほぼ全区間利用」の場合、ICカードを利用できない伊賀鉄道(2024年からは利用できる模様)における運賃支払いの手間が減ることと運賃が安上りになるという点から1日フリー乗車券を購入した方が絶対によい。

他のサイクルトレイン利用な鉄道と同じことが言える訳だが、10円20円の損得でさもしくガタガタ言うよりも、「運賃支払いの手間」が限界まで軽減されることの方が重要である。

※伊賀神戸駅自動券売機で購入したフリー乗車券(大人740円)

ちなみに、伊賀上野~伊賀神戸で片道420円(途中下車無しの場合)。
サイクルトレイン利用可能区間の新居~比土で片道420円なので、往復ですぐモトは取れてしまうし、往復利用の上に上野市駅などでの途中下車などを考えているのなら、なおさらコスパがよい。





サイクルトレイン利用者が乗車時に利用すべき場所については、伊賀鉄道公式サイト内の情報や駅・車両内の掲示物を見聞きした限りでは特に指定されておらず、今回は往復ともに乗降ドア近くの優先座席を利用(そもそも自転車という”特大の手荷物”を押して、車内をあっちこっちうろつく方が当事者にとっても他の乗客にとっても危険だ)したが、それで何がしか注意を受けることもなかったので特に問題はなさそうだ。
とはいえ、本来優先座席を必要とする乗客が来たら、譲るなどの配慮は不可欠だろう。
そういった乗客が優先座席を必要とするのような乗車率の場合、そもそもサイクルトレインとしての利用を断られそうな気もするし、そもそもそういった利用規定である(車内混雑時にサイクルトレインとしての乗車を断られるなど)。

伊予鉄のように「サイクルトレイン利用者が使うべき場所」として車内掲示ステッカーなどで指定されているわけではないが、他の乗客の妨げにならないように適宜判断して利用せよということなのだろう。


※伊予鉄のサイクルトレインを利用した時の話




新居駅から乗車してきた列車を、比土駅で下車。
この後、伊賀神戸駅まで軽く走って1日乗車券を購入したのち、再度比土駅まで戻ってきた。

なお、比土駅・伊賀神戸駅ともに駅周辺には商店・飲食店の類が見当たらず(あるのかもしれないが)、それなりの補給が必要な場合は国道422号などを経由して近鉄青山町駅周辺の国道165号沿いや旧初瀬街道沿いの阿保(あお)地区まで行くのが最至近となるだろう。



どこかで見たような光景である。


加太越えと伊賀鉄道サイクルトレインチャレンジ以外に目的がない今回のサイクリング、降りれば何か目的が出来るかもしれないということで、忍者市駅もとい上野市駅で下車。




伊賀鉄道イメージキャラクター「広小路かや」パネルと、スマートフォン決済で購入できる伊賀鉄ガチャ。

上野市駅は数少ない有人駅(あとは、茅駅)で、伊賀鉄道のグッズ販売なども行っている。




ロータリーの向こうに聳え立つのは、伊賀市の施設や観光案内所、三重交通の窓口、飲食店などが入居する複合施設「ハイトピア伊賀」

で、伊賀鉄道線の北側に伊賀上野城伊賀流忍者博物館(あからさまにニンジャなのだ!)などがあったりするわけだが、前日というか亀山に来る前の睡眠時間が些か不足しているわし、正直めっちゃ眠いというかしんどい。

ビジター・ニュービー・ニンジャとして駅の近くでスシを補給する気にもなれず、水分補給だけして大人しく新居まで戻ることにした。
ロクな経済効果を生み出さないヨタモノの鑑なのだ!ワザマエ!




ニンジャ・ファイナルウェポンであるクナイの最盛期の実際正しいサイズを正しく再現している!ワザマエ!



イガモノニンジャ=サンの優れたオモテナシ=ジツである!ワザマエ!

奥のニンジャは、くノ一三重のユニフォームを着用しているが、これはサッカー=ジツすなわちケマリ=ジツがイガモノニンジャ=サンの奥ゆかしい発明であることを正しく表現しており実際正しい、いいね?




新居駅下車後、交通量の多い国道25号は避けつつ、旧大和街道などを通り亀山方面へ。





オークワ伊賀新堂店でようやくザンギ・スシを補給。

実際奥ゆかしいニンジャなので、「これいつものオークワカラアゲスシなのでわ?」と思ったりはしないのだ!ポエット!

ニンジャは実際賢いので、2+2=80の愛国的カロリー計算式=ジツによるフィジカルアセスメントが完璧なのだ!ワザマエ!ゲフッ



で、特にどうということなく、途中の公園で昼寝(寝不足による限界ともいう)しつつ「加太越え」の復路もこなして、18時前に亀山駅前に帰着。

この時間からすぐ帰ろうとすると、嫌でも津市街あたりで渋滞にハマりこむことは目に見えているし2022年5月以前のようにすぐ帰る必要もまったくないので、駅前の市立図書館で閉館時間ギリギリまで読書してから帰宅。

今回の総走行距離:81km