このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2023-01-20

自転車用フロアポンプのエア漏れを直してみましたというだけの話

 


購入履歴によると、スポーツ自転車乗り始めた2013年の秋に購入したGIYOのフロアポンプGF-55P。


いつ頃からか空気入れ中に、チューブのバルブと接続しているバルブヘッドからブスーとエア漏れするようになり、最初はバルブへの接続がキチンとできないだけかチューブのバルブに不具合があるのかと思っていたものの、車載用に買ったもう一台のGF-55Pで同じチューブに試したら問題無し。


これはポンプ側の不具合で確定ですわということで、さあどうしたもんか。


現象からして、ポンプ本体に支障はなくバルブヘッドに不具合があるのだろうと判断。
バルブヘッドを入れ替える必要があるのだろうか、ともう一台のGF-55Pのバルブヘッドを入れ替えた時のようにGIYOの交換部品を探すも、Amazonやモノタロウは在庫切れや取り扱い中止しているような流れ。

で、Amazonの検索アルゴリズムがどうなってんのか知らんけど、SERFASのFP-200用バルブヘッドが出てきて、画像を見る限りではどう考えてもGIYOのクレバーバルブ
たぶん、ロックレバーのところのシールが違うぐらい。

いわく、SERFASのFP-200は日本で一番売れた?モデルだとかなんとか。
SERFASの製品としては・・・なのか、いわゆる自転車用フロアポンプとしては・・・なのかわからんけど、自転車ショップのブログや通販ページの商品説明などでは「~と言われています」みたいな感じ。

で、件のバルブヘッドのお値段が最初に見た時は1600円チョイ(この記事こさえてる時に見たら、2200円w暴騰し過ぎワロタw)。

1600円・・・必要なら・・・と考えるも基本的に貧乏人なので、1円でも安くあがるようにさもしく考えることに。



とりあえず、問題のバルブヘッドをホースから外してバラしてみることに。
こうしてみると、バルブヘッドの筐体が割れたりロックレバーが折れたりしない限り、バルブヘッド本体ゴソ替えはする必要がなさそう。

液体でも気体でも粉体でも漏れる時は凡そにしてパッキンだのガスケットだのOリングだの言われる部品がヤレてるわけで、クサいのが筒型のパーツに装着されているOリングとその隣にある黒色のパッキンとおぼしき部品。

というか、RITEWAYのFP-200メンテナンス情報によると、バルブヘッド回りのエア漏れは凡そこのパッキンの劣化が原因とのこと。

部品名は、「#046698 バルブヘッドアダプター」

アダプター・・・?いやま、言ってることは間違ってないんだろうけど何かこう。

お値段は 「¥100(税抜)」

はい決定!これ買う!

筒状の部品(#046697 ヘッドパッキンoリング)も、グレーのキャップ(#046692 ヘッドキャップ)もAmazonで売ってるからイケるやろ!

売ってねえええええええ!?何でそこだけ売ってないの!?

壊れる理由がわからんヘッドキャップよりも、明らかに消耗品のアダプターの方が絶対いるやん!?

あと、筒状の部品を「ヘッドパッキンOリング」とか言うて売るのやめた方がよくないすか。「なんちゃらユニット・Oリング付属」とかいう方が通りが良い気もするんすけど。
そりゃOリングは間違いなく装着されてるけど、お前全体をOリングって言うの何かおかしくない?とかそういう元製造業特有の破落戸めいた言いがかり。


・・・

で、まぁAmazon以外を検索したら、件の部品がGIYOのGF-54用、SERFASのFP-200用、サイクルベースあさひのCBAパフォーマンスポンプ用などで売ってました。画像を見ても同型の部材と判断してよさそう。

CBAパフォーマンスポンプ、画像見る限りどう考えてもGIYOのOEMだし、少なくともバルブヘッドはGIYOのクレバーバルブそのものと判断して間違いなさそう。


で、さらなる問題。

普通に考えても、部品代(税込110円を二個) <<< 送料(ショップによるけど800~1000円程度) なんすよね

お分かりですねえ、おじさん卑しさと渋チンぶりには自信があるので「この送料どうにかならんか」と。
他にもついで買いする部品が何かあれば「そんだけ買うんだから、送料も気にならんね」と謎の屁理屈が軟膏の如くへばりつく訳だけど、今回の注文は110円の部品を二個で220円。

それこそ前述のSERFAS用バルブヘッドまるごと買ってもトータルで大して変わらんのでわ???という。

はい、おじさん熟考に熟考を重ねますよ。43歳なのに1000円かそこいらを払い渋って猛烈に考えますよ。どう考えてもマケグミめいてますよ。泣きそう。

あさひの楽天通販サイトで、CBAパフォーマンスポンプの当該部品買ってあさひ実店舗受け取りを選択することに。

このサービスの問題を強いて言えば「あさひ実店舗営業時間内で受け取り(当たり前ではある)」「おそらく店舗への通常納品便に便乗させてるから、普通の宅配よりは時間がかかる」ことぐらいで、急いでもいないので問題なし。
店舗にしても、松阪と伊勢の二店舗が現実的な選択肢(行動範囲)として存在するのでこれも問題なし。
納品については、10日に注文して13日には店舗に到着・受け取り準備完了と連絡が来た。

で、サイクリングがてら取りに行けば、店舗までの交通費もほぼ無視できる訳で最高かよ!




サイクルベースあさひ松阪店


なぜかダラダラとして、引き取りに行ったのが店舗保管期限(納品から一週間ぐらいらしい)が近づいた19日。
そのうち、何か面倒臭くなってきて車出すか近鉄乗って取りに行くとか考え出すも、送料渋った理由を思いだせ舐めてんのかということでサイクリングがてら引き取りに。













特に問題もなく引き取り。

なお、引き取りの際は「注文番号」の提示が必要なのでメモしていくなり、通販のメール文面を店員さんに提示するなり、お忘れなく。







で、バルブヘッドから外したアダプター(左)と今回購入した新品(右)で「どこがどうヤレているのか」を検分。

端的に言って、中心の穴(チューブのバルブが通る部分)が使用によって劣化しガバガバになってしまったことでアダプターがガッチリ咥え込むことができずエア漏れに至ったと。

あと、ここまで来てようやく「クレバーバルブ」の理屈を理解できた。
仏式バルブと米式バルブで「アダプターがバルブを咥え込むゾーンがそれぞれ異なる」訳で、それで仏式と米式でのアダプター入換をしなくていいという。
あと、英式はいわゆる「トンボ口金」を介するので元々関係ない。




で、組付け。
Oリングつきユニットを先にバルブヘッド本体に戻してから、ヘッドキャップの内側にアダプタを入れて、そのヘッドキャップをバルブヘッド本体にネジ込むで終了。
たぶん三分もかからない。
アダプターの取付・取外しには工具は必要ないが、下手にドライバーなどでコジたりすると軟質素材のアダプターを破損させるかもしれないのでやめておいた方がいい(というか、する必要がないと思う)。

なお、修理後テストで空気入れしたけど、エア漏れは再発せず完治と判断。

ちなみに当該部品を二個買ったのは、もう一台のGF-55Pもいずれ時間差で当該部品がヤレるだろうから、ポンプ本体を廃棄してパナレーサーなど他社ブランドのポンプに入れ替えない限りは用意しておいて損はなかろうと。

と、長々クドクド書いてきて、要は

「110円の部品買って、3分で修理が終わりました」

というだけなんですね・・・むしろ修理用部材を調達できるのかどうか調べるのと部品引き取りに行くのでドチャクソ時間がかかった訳で。

高圧フロアポンプも安くないので、そのうちオーバーホールもやっておきたいところ。








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