で、遠出などに備えて車内常駐用のフロアポンプも用意してしまおうということで、現在も愛用しているGIYOのGF-55Pの「イエローVer」を新たに買ってしまったのが、今回のケチのつき始め。
左は以前から愛用中のGF-55P・ブラックVer。
右が今回のイエローVer。カラーとポンプヘッドが違うことを除けば、ほぼ同じもの。
ちなイエローを買った理由は「同じものを2本じゃし、色ぐらい変えよう」程度のアレ。
で、今回はそのポンプヘッドが問題。
全体的に小ぶりな方がイエローVerのポンプヘッドで、大柄な方がブラックVerのもの。
ちなみに、Amazonの商品ページではイエローVerも「仏/米式のクレバーバルブ搭載」と書かれていたが、ヘッド内のアダプターの向きを入れ替える必要がありどう考えても、クレバーバルブではない。
・・・どういうことなの。
ちなみのちなみに、ブラックVerの方は当然ながらクレバーバルブでありヘッド内のアダプターを入れ替えた覚えなどない。
で、多少釈然としないながらもアダプターの向きを仏式用に入れ替えて、テスト使用してみた。
エアーはまったく問題なく入り、エアー抜けする訳でもなく、圧力計も(精度はまあそれなりだろうが)機能している。
フロアポンプとしては全く問題なく「動作」している。
大問題なのは
” 小ぶりなポンプヘッドとロックレバーが異常に使い辛い ”というその一点。
使用者個人の経験や技量、体格などなど他要因があるかもしれないが、とにかく使いづらい。
バルブにポンプヘッドを押し込むにもやたら固く、ロックレバーも短くそして動きが固い、そして作業が終わってポンプヘッドを抜く際も固い。
手は痛いし、バルブのコアもなんか痛めてしまいそうだし、ポンプヘッドを引っこ抜こうとして変なトコにぶつけそうである。
数回使えば、慣れて使いやすく感じるだろうかと思ったものの、当たり前のように状況は改善されず。
さあ、困りましたよ。
非常用である携帯ポンプならいざ知らず、自宅や車の常備機材として使用頻度が高いモノがここまで使い辛いともう話にならんわけですよ。
一瞬
「ブラックVerを買い直してイエローVerを廃棄」
という狂気に陥りかけるも、いやいやソレはイカンでしょ・・・と思いとどまり、何とかならんもんだろうかと考えていたら、GIYOのGF-54用補修パーツとしてポンプヘッド・ホースのセットがおおよそ1000円前後で販売されていることに気づく。
GIYO UP-CVN GF-54用補修ホースセット 【自転車】【メンテナンス】【フロアポンプ】【GIYO】 |
ブラックVerのポンプヘッドとおよそ同型であり、ならホース径もおそらく同じで使えるであろう(憶測)と確証もないまま、とりあえず注文。
キタワァー(テンション低め)
迷っていても仕方ないので、作業開始。
GIYOのウェブサイトにも、おおよそ検索で探しうる自転車系サイトやブログでも、GF-55Pのホース交換方法などありはしなかったので、GF-54のホース交換についてのブログ記事など参考にして、GF-55Pのホース回りの構造をガン見しつつ見切り発車で作業。
こいついつも見切り発車だな
まずは、ポンプ本体との接続部のキャップというかナット的なものを緩めて外す。
先述のナット的なものが外れたら、ホースを力任せに強引にフォリャアアアンアアァンオォン!!と抜く。
左がそれまでイエローVerに刺さっているホースで、右は新品。
左の方が内径が広そうに見えるが、おそらく今まで刺さっていてガバガバになっただけだろうと推測。
あとは、今までと逆順に新品のホースをアアァンオオォン!!と力任せに差し込んで、ナット的なものを締め直して作業終了。
右は作業終了後のイエローVerGF-55P。
自転車へのエア補充もテストしたが、使い勝手も含めて当たり前のように問題なし。
ホース長がGF-55Pより10センチほど長い(カタログ上、GF-54のホース長は900mm、55Pは800mm)が、厚手のホースを綺麗に切断するツールもないし、面倒だし、特に支障もないので、そのまま。
補修用ホースセットも含めて。GF-54が買える(GF-55Pより1000円ほど高い)程度の出費にはなったが、新品に近いポンプ本体を廃棄するような真似をしなくてよかったので、とりあえず誰に対するのかよくわからんけど授業料だと思っておこう。
・・・クレバーバルブ云々については、すっげえ釈然としないけどね。
教訓:物を買う時はよく考えよう!(またかよ)
GIYO UP-CVN GF-54用補修ホースセット 【自転車】【メンテナンス】【フロアポンプ】【GIYO】 |
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