このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
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※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2022-11-21

東北とちょっとだけ北海道無計画ツーリングの装備あれこれ

 東北+ちょっとだけ北海道無計画ツーリングにおいて、久々にBlackburn outpost seat bagを使用してみた。


※8年目の愛車FELT・F95 と Blackburn outpost seat bag


ブラックバーンのシートバッグそのものは数年前に購入し、5年前の伊勢~出雲ツーリングの折にも使用したがその際は装備に対する理解不足やこの種のバイクパッキングに対する絶対的経験値・理解不足のせいで「走行や旅程に影響を与える、総じて使いづらい装備」という認識に至り、それ以来ほぼお蔵入り状態。


で、今回の無計画ツーにあたり、前回の北海道+東北ツーにおける反省も踏まえていつものAlturaリアバッグでは携行予定の装備に対して容量不足・・・豊後水道フェリーチャレンジで投入したAlturaリアバッグ+キャリア+オーストリッチのP-115Sを組み合わせたANCHORで行こうかと思うも、これだけガッツリしたツーリング(但し無計画である)には、付き合いの長いFELTを出したい+輪行も考慮したいので、キャリア無しのFELTにするという結論に至り、それならと無聊を囲っていたBlackburn outpost seat bagも投入することに。






※豊後水道フェリーチャレンジにおけるANCHOR・RNC3EX



で、ブラックバーンのバッグについて検索したら、こちらのブログ記事「ぼっちと孤高の分かれ道」様より )を拝読して「そもそも装着方法を一部間違えていた」などハゲそうな事実に直面した。

ということで、件の記事を熟読しつつ装着・運用方法などに対する理解も深めつつ、おそらく発生しうるであろう「バッグの横振れ」についてはミノウラのSBS-250 シートバックスタビライザーを装着することで対応することにした。






早い話が、バッグを左右から押さえ込むことで横振れをさせなくする棒という単純極まる装備。
効果は抜群であり、ツーリング中は少なくとも「バッグの横振れ」に悩まされることは無かった。
両サイドにはボトルケージを装着できる台座が用意されており、ケージを装着することでそこにも追加のボトルや(ケージに収まるサイズであれば)輪行袋などを収容できる優れもの。

・・・と、言いたいが、出発前に実際にケージを装着して色々試した結果

バッグ本体の取り外し またはドライバッグのみの取り外しであっても、ケージが恐ろしく邪魔。

スタンド無しロードバイクでは避けることが厳しい「壁面などへの立てかけ駐輪」にあたっても、ケージが邪魔であり樹脂製ケージであればその際に破損するリスクがあり得る。

ケージそのものやケージから突き出した搭載物(輪行袋やボトルなど)が乗下車時にやたら当たる(これは自転車のサイズやライダー自身の体格も影響しているかもしれないが)

ということで、ボトルケージ二個分の積載量増加というメリットと前述のデメリットを比較した結果、デメリットの方が問題であると判断して件の台座はカラのままツーリングへ。

その判断自体に後悔はしていないが、件の台座を利用すれば「何がしかの装備品・ホルダーなどをボルト留めできる」訳であり、今後機会があればそれを活用することも考えたい。








で、ツーリング当日になってから露見した問題。

ドライバッグへの詰め方が悪いのか何なのか、ドライバッグがダラリと中折れ?してしまう。
背負子(と表現していいかどうか分からないが、正式名称や他の適当な名称も思いつかないので)のベルトを締めあげてみてもドライバッグの重量に負けてしまうのか上の画像のようにダラりとオジギをしてしまう。






おそらく路面状況になどによってはバッグ底面が後輪としそうなレベル(おそらく何度か接触している)であり、車を預けた有料駐車場から名古屋港フェリーターミナルまでの20km程度で上記画像のような有様なので、行きのフェリーで翌日夕刻下船する仙台港到着までに何がしかの対策を考えることにした。




仙台入港まで色々考えた結果、上記画像(仙台下船時の装備積み直しの結果)のように上手くいったように見えるのはマグレと考えるべきであり「ドライバッグの中折れを根本的に予防するのは現時点のスキルや経験値では無理」という結論に至り、ではどうするか?ということで「垂れ下がった背負子もろとも、自転車側の構造物を利用して締め上げて持ち上げる」ことにした。





ではどうやってそれを施すか?ということで、仙台港近くのカインズ仙台港店荷締ベルト(ラッシングベルト)を購入。

フェリーの仙台入港が夕方で、なおかつ大型ショッピングモールが目と鼻の先にあって助かった。
これで、新日本海フェリーで苫小牧東港下船とかなれば、深夜にコンビニすらない場所に放り出される訳でこの手当すら出来なかった。


背負子後面のモールにベルトを通し、そこからサドルのサドルレールへ通して締め上げ。
大雑把に言えば、サドルレールを支点にして背負子を引き上げるような感じ。





※背負子後面のモールには、テールライトを装着

後ろから見るとこんな感じ。

見てくれはともかく、ラッシングベルトの通し方や締め上げそのものが不十分でない限りは垂れ下がりが悪化することもなく、ラッシングベルトやバッグそのものに何がしかのダメージを与えることもなかった。

と、延々とネガティブなことを書き綴ったが、差し当たって問題となる部分さえどうにかなってしまえば、このバッグはその大容量・ドライバッグの防水性能・ドライバッグと背負子が別構造であることの使い易さに大変救われた。





今回の旅では、財布やスマートフォン、駐車場に預けた車の鍵と言った貴重品と使用頻度の多そうな装備品(マスク、モバイルバッテリーや常備薬、手洗い用の紙セッケンなど)は基本的にフロントバッグに集中させて、自転車を離れる際はそれを携行。

万が一自転車を盗まれたなどの場合でも、フロントバッグ一つ抱えていれば自宅までは帰還できることが可能としている(まったく最悪のケースではあるけれど)

圧縮パックに詰めた着替えや充電用のACアダプター・ケーブル類、予備のウェア・グローブ、ウインドブレーカー、当地で購入したお土産品など「その日のスタートからゴールまで基本的に用が無さそうなもの」はドライバッグに詰込み。
これについては、中折れ防止のラッシングベルトを通したことによってドライバッグへのアクセスが余計面倒臭くなったので、「ライド中は基本的に用事がないもの」をとにかくそちらへ入れてフロントバッグやトップチューブ直下のフレームバッグの容量を稼ぎたいという目論見もあった。
容量は公称11リットルだが、物品の形状や詰込み方次第で有効活用できるもできないも変わってくる。

そこで、着替えや電気製品、紙類など防水性の高いドライバッグに優先して入れるべきものは入れるとして「折りたたんだりコンパクトにするには限度があるが、風雨に晒しても差し支えの無いもの」については、ドライバッグと背負子の間に挟み込んだり、背負子のベルトを利用してそこに括り付けるなどの固定方法で携行することにした。


具体的にはビニール袋に入れたマリンシューズやポケッタブルリュック(手提げバッグとのコンバーチブル)、ワイヤーロック、ワークマンのレインポンチョなどがそれであり、ドライバッグと背負子の間に挟み込むのはまさしくマリンシューズやポケッタブルリュックにお誂え向きであった。


ちなみに輪行に備えて携行していった輪行袋については、使用機会が岩手・雫石→青森・八戸の一度きりであり、ツーリング中盤以降は無用の長物と化して自宅最寄りの郵便局留めで他の不要物やお土産品と一緒に送り返すこととなった。



北海道で泣きそうなほど降られた際、ドライバッグの内容物はまったく濡れておらず完璧にその役割を果たしてくれた。

幸いというべきか、何というべきか、ドライバッグがその防水性能をフルに発揮するような雨に見舞われたのはその1日だけであった。










あとついでに、ワークマンにて980円で購入したマリンシューズ。

6月の豊後水道フェリーチャレンジ前に購入し、東北北海道ツーでもフェリー船内での移動や宿泊先周辺での散歩・買い物などで活躍。
安いクロックスやサンダルの類でもよさそうには思うが、存外に嵩張ってしまうことがあるので、アッパー側を平たく潰すことのできるマリンシューズはそういった点でも優れている。





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