北海道青森ツーリングにおける問題点として「キックスタンドを装備していなかった」という点。
四国や和歌山、石川などのように「サイクルツーリズム」を盛り上げようとしている地域だと、自転車専門店や道の駅のみならず、サイクリストがトイレや休憩・食事などで立ち寄りそうなところにはサイクルスタンドがあり(和歌山だと、国道42号線沿いの駐車場しかないビューポイントにもサイクルスタンドが設置してあった)、キックスタンドが無くてもまあ困りはしなかった。
それが北海道に行くと
場所は腐るほどあるが、自転車を立てかけられるもの・場所がない
要は「チョット自転車を停めて、何がしか野暮用」というのがとにかく困った訳で。
正直、苫小牧東港や苫小牧港みたいなクソデカフェリーターミナルにすらサイクルスタンドや指定の駐輪場が無いってのはちょっとどうかと思う。
みんながみんな、ランドナーにパニアバッグドカ積して稚内まで走ってる訳じゃないと思うんよ。できるだけ荷物を削ったロードで「おいしいとこピックアップ」で楽しむサイクリストの方が多いんじゃないかな。
「自動販売機でチョット一服」という程度でもこういう状態な訳であり、スタンドがあれば少なくとも自動販売機の前をデデンと塞ぐという迷惑行為3秒前みたいな醜態は晒さずに済むなぁ、と痛感した北海道青森ツーリング。
要はキックスタンドがあれば、「どこにでも省スペースで停められる」という自転車本来の取り回しのよさが復活するというか、そもそも9S下駄でキックスタンドの便利さは身に染みてるじゃんよ?と。
というわけで、割引クーポンつきで安かったキックスタンドをAmazonで購入。
で、シャコシャコっと取り付けてみたものの・・・
普通にグイグイ締め込んだ結果、チェーンステー側の固定具用ボルトの突き出しがスポークにギリ干渉しそうで、スポークとの隙間が3ミリもない状態。
かといって締め込みを緩くしてスタンドが吹っ飛ぶ(だけならまだいいけど)ような事態になれば元も子もないし、そもそも付属のボルトが「回す時にビミョーに渋い」という嫌な感じであり、「一回雨が降ればもの凄い勢いで錆びそう」な感じではあったので、明和のコメリパワー資材館でステンレスボルトを数種類調達することに。
アフィバナー貼っておいてこういうのもアレだけど、わりと安いからってAmazonで買ってもどう考えても持て余すだろうし、バラで買えるならそっちの方が安くあがるわけで。
で、M6のキャップボルト数種類とフランジナットを1パック(ひょっとしたら要るかも?という程度で、結局使わなかった)購入。
これで400円足らず、フランジナット無しなら300円足らずで済む訳でやっぱりバラ買い大正義ですわ。
・・・そう「必要な部材をキチンと把握してれば」というね
この数日前にね・・・
「よっしゃ!5mmのアーレンキーで回したから、M5やな!M5のキャップボルト買うで!」
と、このおっさんホントに数年前まで製造業でメシ食ってたんですかね・・・級のドエレーやらかしをしてるんですねぇ・・・
いやまぁ、M5も他に使い道があるのでそこまで致命傷ではないんですけどね。
黒染めのボルトが混ざってるのは、ステンレスボルトが売り切れてるサイズがあったからであってそれ以上の意味はなし。
今回問題になったのは、チェーンステー側固定具のボルトだけど、どうせなのでシートステー側固定具のボルトもステンレスボルトに入れ替えてしまうことにした。
で、ボルトの入換により作業は恙なく完了。シートステー側固定具のボルトも付属品のM6×35mm(ぐらい)から変更してスポークへの接触リスクも気にしなくてよくなった。
キックスタンドがキックスタンドとして機能するか否かは確認済だけど、「走行中に左足がガツガツ当たらないか」を確認する為、実走にてテスト。
結論から言うと、特に問題なし。
スタンドの「脚」の長さは出先で調整したけど、取付位置を弄るようなことは無かった。
そこそこ荷物を入れたリアバッグを取り付けた状態での駐輪でも、スタンドの脚がめげそうには無かったので、とりあえず問題なしと見做しておく。
まあ、9S下駄のキックスタンドだって、1000円強の安物だけど4年以上買い物やらなんやらでそこそこ荷物載せて使っててもワヤになりそうな気配もないし。
あと、アレですよ
キックスタンドすんごい便利(結論)
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