このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2025-08-14

伊勢発北濃経由津島行き その2

 美濃太田駅で長良川鉄道に乗車する前に、駅構内を観察。

長良川鉄道は事前予約のみ朝の下り列車1本限定で「サイクリング列車」と称するサイクルトレインを運行しているが、平日の列車は関~美濃白鳥、土日祝は前平公園~北濃が利用対象区間となっている。

平日はともかく、土日祝の列車はなぜか前平公園駅という美濃太田の次にあるフツーの無人駅・・・失礼ではあろうが、中途半端というか一般的にサイクリストが利用を望みそうな土日祝なら美濃太田駅から設定すればよさそうなものだと思っていた。
これは美濃太田駅を少々観察した上での推測だが、美濃太田駅をサイクリング列車利用可能駅に含めないと決定したのは正しいとしか言えない。




率直に言って、上の画像の通り、長良川鉄道乗り場には5人のサイクリストが組み立てた状態の人数分の自転車を抱えて動き回るだけのスペースが無い。
美濃太田駅は橋上駅舎であり、まず自転車を抱えてその「橋上」に上がってくる必要があるが、改札はJRと長良川鉄道でそれぞれ独立(長良川鉄道の物理的な改札口は存在しない)している。
「橋上」は広いからまだいいが、肝心の長良川鉄道ホームは見ての通りであり、しかもここに到着した列車から下車した乗客、これから乗車する乗客などが交錯するのだから、そこに最大5人のサイクリストとその自転車が存在するなど、鉄道死傷事故のリスクを積極的に上げる行為としか言えない。
あと、山奥でサイクリングを楽しんで帰路に着くサイクリストのニーズが増える可能性があり、なおかつ通学などの定期利用者が減少するであろう土日祝だけでも上り列車にサイクリング列車を設定すればいいのにと思ったが、6月最終日曜日の17~19時にかけて北濃から美濃太田まで通しで乗車した限りでは郡上八幡あたりで乗客が増える傾向があり、しかも単行列車であるから完成状態の自転車など載せる余地は無さそうだった。

いずれにせよ、美濃太田から北濃に向かうがひとつ懸念が。

昼飯どうしようかなぁ・・・と。

何というか、肉体的に自転車旅行よりは遥かにラクであるはずの鉄道旅の方が飯を食いそびれるという意味で過酷になっているのはどういうことだろうか。
とりあえず、旧名鉄美濃駅とその保存車(保存会のX公式アカウント)を見学する為に美濃市駅で下車するのでそこで考えてみることにした。





ヤマト運輸と提携して貨客混載で運用されていたナガラ305(当年5月に営業運転終了)が留置されている美濃市駅で下車。

・・・吐きそうなぐらい暑くて、市街地まで散策しつついい感じの飯屋を探すような気分にはなれるわけもなく、旧名鉄美濃駅を見学した後、13時27分の美濃白鳥行に乗車することにした。
後になって、美濃市駅から旧名鉄美濃駅まで歩くのと同じ程度の距離にイオンタウン美濃が所在していることがわかったが、まあ今更である。




旧名鉄美濃駅とその保存車。
4台並んでおり、3台じゃなかったの?と思ったら1台は元札幌市電のカットモデルであった。
512号と593号は車内見学も可能だったので、有難く見学させていただいた。
なお、土日祝は保存会が物販コーナーを営業されているようだが、当日はあいにく閉店日であった。






旧美濃駅を見学したのち、美濃市駅の窓口で長良川鉄道グッズの手ぬぐいを買ったのち、美濃白鳥行に乗車。

この数年、土産物といえば手ぬぐいになっている。次点は道の駅の記念きっぷ。
サイクルジャージのバックポケットに押し込めるサイズで嵩張らないし、雑にカバンや自転車のリアバッグに詰め込んでもダメージを気にしなくていい。
どこに行ったのかというのが実にわかりやすい上、コレクションという行為を楽しむことができて実用性も最高。
あと、値段がお手頃なので「その地域の経済に貢献したったwww」という自己満足に最安値で浸れるのもよい。





・・・本当に昼飯どうしようかな・・・



15時前に美濃白鳥駅下車。
次は16時20分発の北濃行き、1時間は自由時間があるわけで・・・
本当にここで飯を何とかしないと、宿泊先の岐阜駅前にたどりつくまで冗談抜きのメシ抜きになるんですが・・・



駅前にあったいい感じのレストランは既に廃業しており、その先にあるいい感じの定食屋はランチタイム後の準備中・・・
知らん町を歩くのは嫌いじゃないけど、それはもう少し余裕のある状態でお願いいたしくたく・・・はい・・・


クソ暑い中、長良川の白鳥橋をヘコヘコ渡り・・・
・・・まさか、長良が暑苦しい系体育会キャラなのって、岐阜がクソ暑いからって・・・コト!?


美濃白鳥駅から死にそうな顔で1kmほどヘコヘコ歩いて、長良川対岸のバローへ。
国道156号沿いまで出て来ると、さすがに色々飯屋があるが、凡そ準備中である。


スーパーマーケット飯最高であり、イートインスペースが完備されているスーパーマーケットはもっと最高である。
イートインスペースが無いもしくは満席のスーパーマーケットにカチ当たった場合は、駐車場か軒先の隅っこで飯を食う45歳です。
なお、この時点で朝食から10時間経過しております。ちょううめえ・・・




美濃白鳥から16時20分発の終点・北濃行きに乗車するわけですが、ここで問題が一つ。
北濃に行く理由は、長良川鉄道全区間乗車に加えて北濃駅の現存するアメリカ製転車台(国内現存の転車台としては最古第2位、アメリカ製という点では国内現存最古らしい)見学があるのだが、北濃への到着が16時30分、北濃からの美濃太田行が16時36分発車。
・・・5分足らずで見学できるの?
なお、16時36分をやり過ごすと、次は18時27分発の美濃太田行きで堂々の2時間待ち。
そうなると、美濃太田着が21時前で、そこから乗り換えて宿がある岐阜駅には22時前・・・
16時36分発に乗れば、岐阜駅前で晩飯喰って20時過ぎには宿にチェックインできるだろう・・・と。





結論から言うと、北濃駅の駅舎を見学することもなく、転車台だけ見学してきました。
いっつも、どこ行っても後になってから「そういう時間の惜しみ方せんでよくない?」と思う訳で、後になって「2時間、ボケッとアホ面晒していてもよかったかな」と思ったりするわけで。
そういう「いい加減なスケジュールの組み方替え方」にまったく気兼ねが要らないのが一人旅の最強なとこなのにね。



16時36分発の美濃太田行きに乗車し、恙なく美濃太田到着。
盛業されておられるローカル鉄道にケチつけるのは趣味じゃないんだが、長良川鉄道の車両ってなんか空調弱くない?
養老鉄道の元東急車やJR車がガンガンに空調効いてたから、余計そう思うのかもしれんけど。美濃太田~郡上八幡のわりと乗車率高い区間だと、なんか空気生温かったというかちょっと気分悪かったのよね・・・






美濃太田から19時1分発の岐阜行きに乗車。
19時半過ぎには岐阜駅到着。


宿に行く前、飯屋を探す根性などもう無いし、駅ビルならなんかあるだろと彷徨った結果、無事スガキヤで晩飯。





F-51B(Amazonリンク)の夜景撮影テストなどしてみる。




20時過ぎ、当日の宿サンホテル岐阜にチェックイン。
窓から名鉄岐阜駅のホームが見える立地であるけど、列車の発着音が響くようなこともなく快適。
















深夜、駅前のコンビニに買い物に行く道中、駅前広場に保存車(名鉄モ513)を発見。
翌日の出発時に見学することにした。

--------- つづく ---------






2025-08-13

伊勢発北濃経由津島行き その1

6月末に、岐阜の山奥経由で愛知の津島神社に行ってきました。


そもそも、個人的理由で津島に行きたい訳でなく、職場の出張だの何だのではないけれど公務外出みたいなアレなんですね。
そのおかげで全額丸抱えではないけど、一定額の交通費ももらえる訳で。
それなら、津島行って昼飯喰って日帰りで帰ってくるなどという虚無感溢れる旅程など組まずに、当然ながらアシが出る分は自分持ちで熱い旅程を組めばいいじゃない!ということでコスパ的に狂っていると評判のJR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷを駆使して、

田丸(JR東海)発 北濃(長良川鉄道)経由 津島(名鉄)行

という、我ながらしんどかった旅程を組みました。
上記ではあっさり表記してしますけど、実際には1日目の往路だけで

田丸→津→桑名→大垣→岐阜→美濃太田→美濃市→美濃白鳥→北濃→美濃太田→岐阜(泊)

といういい感じに狂った乗り換えになっております。
これは大事なことですが、本来の目的地は愛知の津島です・・・まあ、二日目に行くからいいじゃないすか(渋々)。

この切符が熱いところは、接続する私鉄は近鉄や名鉄以外は凡そ利用対象路線になっていることで、特に今回利用予定とした長良川鉄道全線の美濃太田~北濃が片道1720円、往復利用で3440円。
本きっぷの発売価格が8620円なので、それだけで4割近くカバーしてくれるという優れもの。
利用可能期間も2025年までは土日連続二日であったのに対し、2025年の5月か6月からは土日のいずれかを開始日とする連続二日つまるところ日月も対象となったのが嬉しいところ。



この日は日曜日であり通学需要もないだろうから、津で伊勢鉄道乗り換えからスッカスカで超快適じゃろ!亀山乗り換えとかやっとれるかボケ!!!!ガハハ勝ったな!津で乗り換えるわ!!と思ったんですよ・・・
鈴鹿で何かのスポーツ大会があったようで、玉垣までガチガチのギチギチとかウソやん・・・
ちなみに、伊勢鉄道も乗り鉄たびきっぷの対象路線です。



四日市で貨物列車は健康にいいと思いながら、JR東海の名古屋行に乗り換え。



桑名で久々の養老鉄道乗車。
桑名駅構内の導線が改修されたおかげか、以前は揖斐~播磨が利用可能区間だった養老鉄道サイクルトレインが桑名も利用可能となって堂々の全線利用可能となったので、いずれ再チャレンジしたいところ。




大垣で、養老鉄道から東海道本線乗り換え。




岐阜駅初下車おじさん、岐阜駅ってもっとショボいと思ってましたという熱いレッテル貼りを敢行。



岐阜で乗り換え後、美濃太田へ。
当初、大垣で「特急ひだ」の指定席を買ってしまうかと思ったけど、結局そのまま美濃太田へ。
費用云々はともかく、乗り換える長良川鉄道のダイヤを考えると「ひだ」で多少時間稼ぎしてもそこまで意味がないというか、むしろ美濃太田に放り出される時間が長引いてしんどいだけという結論に。
いやま、美濃太田までの「ひだ」乗車で得られるであろう快適さを否定するってわけじゃないんですけどね。
なお、美濃太田下車の時点で午前11時前。この日は午前4時起きで田丸駅午前5時34分発の亀山行に乗車したので、ここまで5時間強かかっています。
なお、この日の行動終了予定は夜21~22時・・・なぜおじさんは1日の行動可能時間の大半をキシャポッポに乗ることに費やしてしまうのか・・・あと、めっちゃシンドい。

--------- つづく ---------

2025-06-12

電話にでんわ 飛翔編

 前回のあらすじ 電話できねえ電話機はただの電話機だ

※弊ブログは、デジタルガジェットやどうこうしたり、スマートフォンをお得に使っちゃお☆みたいなアレでもないのでご承知おきください。



電話機で電話できない男性の画像

ahamoSIMをブッ刺してデータ通信がバチバチにカイゼンしたけど、音声通話がミリもできないという致命的状況に陥ったOUKITEL・WP5をどうすべきか死ぬほど考えた結果




Amazonで整備済リユース品が13000円程度だったarrows We F-51B(Docomo版)を調達することに。



ガラケー時代からそうだが、「リユース品の中古スマホ」というものを初めて買うので現実的にどういうもんなのかという知見を得たかったこともあるが、外装面でのマイナスはカバー部の小傷・・・それも日常的に使用していれば付きそうだし、傷が発生することを避けようとするのが現実的ではないレベル。

今回の商品では付属品は一切付属しないが、充電アダプタやType-Cケーブルも余ってるぐらいなので問題無し(リセール目的なら問題ありかもしれんけど)。


もうちょい払えば付属品フルセットで付属するarrows Weもあったが、そこまでするぐらいならSIMロック解除済のWe2買った方がよくね・・・?という。




嘘・・・スマホ間のデータ移行、時間かかりすぎ・・・?と思っている男性の画像

こんなに時間かかってクソ面倒くさいの???マジで???と思ったけど、前回のZenfone2→WP5の時はZenfone2の再起動もままならないレベルでアプリどころかアドレス帳の内容を手書きで控えることもできなかった状態で、SDカードを差し替えた程度。

Zenfone2買った時(10年前)はその前のHTCにそれほど重いデータも無く面倒くさいからアドレス帳だけ移行できたらいいっしょ程度だったのでスコッと終わった記憶。



WP5からまたahamoSIMカードを抜いて、タイムセールをこすっからしく狙って新たに調達した128GBのマイクロSDとともにブッ刺して、「設定」でahamo規定のAPN設定をやって...




・・・開通ヨシ!(なぜか釈然としていない顔)




自宅家デンと111の発着信テスト問題ないな!ヨシ!(なぜか釈然としない顔Part2)
「通知不可能」というのは、111からのコールバック・・・着信確認です。


いやそりゃぁねぇ、Docomo版arrows Weはバリバリのahamo指定機種ですからして、ハード的・ソフト的に何かが致命的に壊れてなけりゃ嫌でも繋がろうってもんですわ???

ということで、4年にわたって燻ぶり続けた「電話をかける・かかってくる がすげえ微妙な状態にある」がとうとう解消された訳で。
あと、全体的にすんげえ微妙というかイマイチよろしく無かった楽モバのデータ通信環境と較べても大幅に改善。弊家玄関先とかクッソ電波弱かったですし。ホント何なの、弊家そんなに僻地なの。

通信費としては楽モバと較べて今までの月額で3倍(プラス2000円程度)、年間で24000円ほど増えた訳ですけど、まあそれでも年額としては35000円程度で収まってるんですわね。


その「増えた」分をどう考えるかって部分は「通信の安定が担保された」と考えるようにしているし、実際に今までクソショボシケシケシナッシナ電波(ほぼ圏外)だったところでyoutube動画がフツーに視聴できるようになったので、サイクリスト的に考えても楽モバ使用時には得られなかった・得にくかった情報(端的にGoogleマップ閲覧)が閲覧しやすくなったのでプラスになったと思ってる。

だってなぁ、下北半島の上らへんとか愛媛の先っちょとか津軽半島の上らへんとかほぼ圏外・ギリ通信できる程度だったもんなぁ。


三沢も「天下の米軍がおるんじゃぞ???」と思ったら、ショボショボシケシケの通信環境だったしで。

正直、Zenfone2使ってた時にこんなに苦労したかあ???って気持ちになったけど。








問題というには些か主語がデカすぎるかもしれないが、WP5を使ってる時にはまったく気にしなかった「ケース・カバー類」を今回のF-51B(arrowsWeのDocomo版品番)では用意することにした。

理由としては「軽すぎて、薄すぎて、不安になってくる」であり、重くてゴツいWP5で調教された弊害ともいうw
というか、F-51Bが異常に薄く軽い訳でもないんだけどね。むしろWP5の方が一般的廉価機と比較してアホみたいに厚くて重い(F-51Bの2倍近い)んですけどね。
いや、WP5はホントに「雑な扱い」に対する心配しなくていいからツーリング時にホント扱いが楽でよかったのよ。

ナンボ防水・防塵・耐衝撃と言っても「積極的に壊しに行く」つもりなどさらさら無いし、タフネススマホ的な滑りにくさ・ホールドしやすさ・グリップしやすさを考えたであろうデザインとも思えないので、カバーをつけることで「滑りにくさ・ホールドしやすさ・グリップしやすさ」を文字通り後付けした。


カード類が入ったり、スタンドにもなるリングがついてるような手帳型とかは正直要らんので、Zenfone2でも使ってたような耐衝撃(というフレコミ)タイプにするつもりではあったけど、今というかF-51Bだと選択肢がTPUのクリアタイプか黒系のカバーぐらいでデザイン的にも選択肢が2種類ぐらい・・・実質的に透明か黒を選べっていう程度。手帳タイプはそれこそビックリするぐらいあるんだけどね。

クリアタイプが流行ってるのはあれかね、スマホ本体のデザインを見せたいとかそういうのなのかしらね。

深い拘りがあるわけでもないので、画面保護フィルムがセットになってるこれを購入。

装着しても、自転車用リアバッグやフロントバッグの容量を思った以上に圧迫しない(サイズ感としてはカバーつけてたZenfone2と同程度)し、本来の目的である「滑りにくさ・ホールドしやすさ・グリップしやすさ」も後付けで強化できた。

だってさ、職場食堂のテーブルが妙に滑りやすくて置いてあるF-51B(カバー無し)にヒジが当たったりするとビックリするぐらいズルーッと動くだもんよ、本当にコワイのよ。


----------------------続く----------------------