2022年9月19日 青森センターホテル
台風14号が日本海沿いに中国地方から北陸・東北地方に接近しているけど、今日はまだそこまで荒れてない。
荒れてないというか、少なくともホテルから外出する際は曇っていた程度。
JRや青い森鉄道、弘南鉄道、津軽鉄道含めて今日明日使おうと思っている公共交通機関は問題無さそうなので青森駅へ。
青森駅周辺再開発ということで、何やらクソデカ駅ビルをブッ立てている模様。
9時53分発の弘前行に乗車する前に、青森駅の券売機で今日明日使う「津軽フリーパス」を購入。
2022年9月時点では大人2100円(2023年に値上げされて2430円)だったこちらのフリーパス、JR区間だけでなく弘南鉄道の全線(弘南線と大鰐線)と津軽鉄道(五所川原~金木)、弘南バスの弘前近郊区間(たぶん)で2日間使用できるという熱いフリーパス。
2022年当時で1日辺り1000円チョイであり、青森と弘前を往復しただけでまず元が取れたし、津軽鉄道の津軽五所川原~金木を往復(1120円)だけでも元が取れた。
津軽フリーパスなのに津軽線がまったく設定されていないが、正直なところ青森~三厩の津軽線沿線に初見の観光客が鉄道で観光するのは難易度が高いと言わざるを得ないので、妥当なところだとは思う。
あと、2023年に紙版の津軽フリーパスが廃止されてデジタル版のみになったというが、電子マネーやキャッシュレス決済が進化しても「いつでもどこでも和歌山や島根の山奥でも現金が最強」なのは変わらないように、通信状態やシステムエラー(某損保の任意保険継続更新をする際に某損保の専用アプリで弾かれまくった個人的経験からこれが一番信用できない)という当人に過失がない原因のせいで「キセル」扱いされかねないようなデジタル版だけでなく、紙きっぷは残してほしい。
今日は津軽鉄道が目的なので、川部駅で五能線の五所川原行に乗り換え。
ちなみに、五能線の川部~五所川原間は「津軽フリーパス」のフリーエリア区間だが、五所川原から先は対象外になるので注意。
ということで、2年ぶりの五所川原駅。
まあ、前回は津軽鉄道の駅・保存車見学しかしてないので「鉄道利用」としちゃ初めてなんですがねw
・・・で、車椅子の方を駅員さんが介助されているけど、どうやって改札もしくは津軽鉄道側に渡るんだろうか・・・
エスカレーターもエレベーターも無かったと思うけど、構内踏切(あったかどうか覚えてない)でも通ってもらうんだろうか?
青森への帰り道・・・少なくとも川部まで五能線で帰ろうとすると本数的にキツいというかタイミングが合わないかもしれないので、フリーパスの対象外ではあるけど弘南バスで帰ってみるかと、駅前の弘南バスのターミナルに。
・・・素晴らしくトラディショナルで最高にシブい空間である。
似ている訳ではないが、今は亡き三交百貨店伊勢店のバスセンターを思い出してしまう。
バスセンター内にそば屋とかいう、最高にトラディショナルな組み合わせだ・・・
メニューにあった「天ぷら玉子そば」だったと思う。
あ^~いいっすね^~
最高にトラディショナルな食事を終えて、津軽鉄道初乗車。
初乗車はいいんだけど、なんで津軽中里までの切符買ってんだろ・・・
そりゃ、津軽中里と津軽五所川原を往復するつもりだけど、金木までフリーエリア区間じゃん?
・・・ホントになんで津軽中里まで切符買ったんだろ(熱い他人事)。
津軽中里で降りる時に改札でフリー切符見せて、金木からの不足分精算すればよかったのでわ・・・
ま、ええわ!(結論)
今日は観光アテンダントさんが同乗される日というか時間帯だった模様。
アテンダントさんのアナウンスを聞いて「まったく別の土地に来た」という感銘を今更ながら受けている。
・・・ファッ!!!???待って!!!!???????
ぼくここで降りるうううううううう!!!!!!!(発車中)
金木駅から列車が発車する中、車窓から見える金木駅側線に鎮座する謎の物体というか木造貨車。
というか、あの腰の高さ、ダルマではないのでわ????
どうしよう・・・帰りにここで降りるか・・・金木で降りるつもりがまっっったく無かったけど・・・ちょい待ち、帰りに隣の芦野公園駅で降りて公園のT-2保存機を見学するよな?・・・ウム・・・(いいこと閃いたような顔)
津軽中里駅到着。
復元転車台に鎮座するラッセル車という組み合わせがイカしてるが、これ2年前は津軽五所川原駅構内に居たやつかな?
アテンダントさんのアナウンスによると、津軽鉄道と並走するような農地内の用水路はかつて当地に敷設されていた津軽森林鉄道の路盤跡を転用したものだという。
芦野公園に静態保存されているT-2練習機を見学する為、芦野公園駅(無人駅)で下車。
T-2見学の顛末はすでに記事化したので、割愛。
後日になって、駅から200m足らずのところに先述の津軽森林鉄道で運用された機関車や運材台車が静態保存されていると気づき、臍を嚙みちぎる5秒前。
T-2見学を終えてから、隣の金木駅まで徒歩移動。
おおよそ2km未満なので、ダラダラ歩いても次の五所川原行列車までの時間調整にちょうどいい。
太宰治記念館「斜陽館」(太宰治生家)
煉瓦作りの外周は、西洋モダンとか蘭癖というより小作人争議(太宰治の実家は戦前まで青森有数の大地主)に備えた防壁だという。
総ヒバ作りで当時の額面にして4万円(物の本などによると明治35年に竣工した戦艦三笠が当時の額面で1200万円かかったらしい)で、現在なら単純計算で4000~5000万円台らしいが、現在で同規模の邸宅を総ヒバ作りするとしたら5億でも足りないとか何とか。
ハア~庄屋どんはすごか~(百姓の末裔特有の感想)
煉瓦作りの外周は、西洋モダンとか蘭癖というより小作人争議(太宰治の実家は戦前まで青森有数の大地主)に備えた防壁だという。
総ヒバ作りで当時の額面にして4万円(物の本などによると明治35年に竣工した戦艦三笠が当時の額面で1200万円かかったらしい)で、現在なら単純計算で4000~5000万円台らしいが、現在で同規模の邸宅を総ヒバ作りするとしたら5億でも足りないとか何とか。
ハア~庄屋どんはすごか~(百姓の末裔特有の感想)
交流プラザには、当地出身の飛行家「白戸栄之助」氏についての展示。
白戸氏が関わった飛行機の素晴らしいスクラッチビルドモデル(だと思う、白戸式のこれぐらい(1/48ぐらい?)のスケールモデルが市販されているという話も聞いた覚えがない)展示されている。
で・・・本題
白戸氏が関わった飛行機の素晴らしいスクラッチビルドモデル(だと思う、白戸式のこれぐらい(1/48ぐらい?)のスケールモデルが市販されているという話も聞いた覚えがない)展示されている。
で・・・本題
列車が来る前にならないと改札が開放されないので、まずは津軽中里側の踏切まで行って観察。
側線がある敷地は見ての通り雑草に覆われているが、貨車の床面がプラットホームとツライチぐらいなのでやはりダルマではなさそう。
貨車への渡り板が敷いてあるが、津軽五所川原駅のワムのように案内板を掲げる壁代わりにしていたのだろうか。それとも単に物置などとして「現役」なのか。
それにしても、「北東北のローカル線の側線に佇む木造貨車」という実にトラディショナルで絵になる風景である。
側線がある敷地は見ての通り雑草に覆われているが、貨車の床面がプラットホームとツライチぐらいなのでやはりダルマではなさそう。
貨車への渡り板が敷いてあるが、津軽五所川原駅のワムのように案内板を掲げる壁代わりにしていたのだろうか。それとも単に物置などとして「現役」なのか。
それにしても、「北東北のローカル線の側線に佇む木造貨車」という実にトラディショナルで絵になる風景である。
まだ台車を履いている津軽鉄道ワム3。
駅待合室やプラットホーム上、そしてこの車両自体にも何の案内もないので、展示保存車云々というより、倉庫代わりに留置されてそれっきりなのだろうか。
駅待合室やプラットホーム上、そしてこの車両自体にも何の案内もないので、展示保存車云々というより、倉庫代わりに留置されてそれっきりなのだろうか。
ということで、唐突に見つけたワムにも満足したので津軽五所川原行に乗車し、五所川原へ。
途中の津軽飯詰駅に留置されていた客車のオハフ33。
大満足して、五所川原駅前のバスターミナルへ。
五所川原駅前発・青森営業所行のバスで青森駅前まで乗車する為、1110円のバス切符を購入。
鉄道よりちょっとだけ高いが、川部での乗り換えタイミングがダルそうだし、青森駅前までそのまま座っていられるならその方がいいし、なおかつ一度ぐらい青森の路線バスを「体験」として利用しておきたかったというのもある。
なお、帰宅ラッシュが始まる直前ぐらいの時間帯だったので、国道7号などが(おそらく)混むこともなく、すんなり青森駅へ。
なお、天気は快晴とは行かないものの崩れてくる気配もなかった。
五所川原駅前発・青森営業所行のバスで青森駅前まで乗車する為、1110円のバス切符を購入。
鉄道よりちょっとだけ高いが、川部での乗り換えタイミングがダルそうだし、青森駅前までそのまま座っていられるならその方がいいし、なおかつ一度ぐらい青森の路線バスを「体験」として利用しておきたかったというのもある。
なお、帰宅ラッシュが始まる直前ぐらいの時間帯だったので、国道7号などが(おそらく)混むこともなく、すんなり青森駅へ。
なお、天気は快晴とは行かないものの崩れてくる気配もなかった。
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