3年前に物故した家人が、その前から乗らなく(乗れなく)なったために年単位で放置状態だった電動アシスト自転車。
パナソニックのリチウム・Vivi20(BE-ENU032P)
ヨドバシのページなど見る限り、どうやら2010年頃のモデルらしい。
過去にはケーシングがむき出しになるレベルでボロッボロだったタイヤを入れ替えたり、その時にパンクしてたチューブを交換したり、引き千切れかけてるリムテープも何とか誤魔化したり、この手のママチャリ・一般車20インチ用リムテープが単品で売ってないという現実(基本的にはタイヤとセットで売られる商品らしい・・・)を思い知らされたりと、自分の自転車じゃないのに無意味に印象深い自転車である。
で
正直言って、要らない訳です。
既に3台抱えて、ほぼ廃車の状態から復活した二代目9S下駄ことラトゥールが買い物などの普段使いに活躍してる訳で、「ママチャリ」としても別に要らん訳ですよ。
これが、折りたたみだのミニベロだの700Cのクロスだの言うなら、まだ何がしか考えたんですけどね。
ということで、月イチの金属ゴミ回収日に出せるサイズや状態までバラす+ヤフオクで小銭になりそうな部品を剥がすために解体。
小銭になりそうなバッテリーやモーター回りだけ剥がして市の処分場にそのまま持ち込むという手もあるんですけどね、まぁ面倒臭いし他に持ち込みたい物品が控えてるんで地区の月イチ回収に出せるなら無料だし住民税のモトも取れていいでしょという。
とりあえず、2~3時間ほどかけて解体。
フレームとフォークは金ノコで刻んで廃棄するか、ヤフオクで小銭になるかどうか考え中。
感想として
ママチャリって面倒くせえ・・・ という
いやまぁ、「自転車やそのメンテナンスにミリも興味のない一般人の蛮用に耐えさせる」ってこと思えば、これはこれで突き詰めた合理性の結果でもあるとは思うんですけど
後輪外すだけで面倒くせえ・・・ という
ロードなら、クイックリリースとリムブレーキ(ディスクは知らん)解放したらスコンて抜ける訳ですよ。
ところが、ママチャリになってくると、ホイールのハブ軸と共締めしてるキックスタンドだの荷台のステーだのもガチャガチャやる必要がある訳で。
愛車のパンク修理やタイヤ交換を飽きるほどやってきた身としちゃ、その程度の作業の為にこんな全バラしレベルのことせにゃいかんのか!?って。
それでメシ食ってるプロの方々にしてみりゃどうってことないかもしれんけど、自分の自転車として管理するって思った時、何この超めんどくさい乗り物って。
いやね、「ママチャリ」と呼ばれるような自転車の利便性はイヤってほどわかってんですよ。
ロードバイクなんてコンビニ弁当買いに行って傾けずに帰ってくるのも難しい乗り物ですからね?
止める場所すら選ぶ必要があるわけで。
ある意味、自転車という乗り物の利便性を好き好んで潰している訳で。
でも、ここまで解体して思ったこと。
自分の管理するの面倒くさいし、やりたくねぇ・・・ と。
解体しつつ、ラトゥールに使い回せそうな部品無いかと思っていたら、後部泥除けのリフレクターがソーラー充電式のオートタイプテールライトだったことに気づく。
ラトゥールはただのリフレクターであり、使えるなら儲けもんと思って外したら画像の通りボタン型充電池は錆びてるというザマ。
ただ、充電池を交換して接点周辺も掃除すればまだイケるのでわ・・・という希望がある。
この手のテールライト兼用型リフレクターは凡そ2~3000円程度。
交換用電池がAmazonで5~600円程度に500円程度の接点復活剤(要るかどうか別として)を買ったとして、おおよそ1000円程度の出費。
それで復活しなかった時は電池代等がまるごとムダになる訳だが、その辺りは知見を得る為の勉強代を割り切ってみようか。
流用する気はないけど、小銭になりそうなもの筆頭のモーターとその周辺一式とフロントのLEDライト。
純真で敬虔な修道女が神に祈るかの如く、小銭になりますように・・・と丁寧にコネクターを抜く様はまさしく殉教者の如き気高さ(客観的評価)。
後はコントローラーや前後の泥除け(フルサイズ泥除けって単品で買うと結構高いのよね)、20インチのホイール前後、リア荷台(ラトゥールには微妙に使えない)、生きてるか死んでるか不明な純正バッテリーぐらいがゼニになりそうかなと。
これはまさしく”祈り”(切実)だと思うんですけど。
ならんかったら?そら(半ギレで金属回収用のコンテナに叩きつけて)そうよ
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