2022年10月、島根鳥取を中心に山陰地方無計画ドライブを実施。
ドライブというより、出先でサイクリングをするつもりが気づけばドライブメインになっていた。
片道600km以上ドライブして、サイクリングする根性が枯れたとか言ってはいけない(震え
どーいうわけか、これといったコースを設定できずさりとて全く走らないのも勿体ないので、道の駅「シルクウェイにちはら」から、津和野駅までの往復40km程度のサイクリングを実施。
ルートについては、国道9号を通らなくていい箇所は可能な限り旧街道筋を通過するなどとしてエスケープ。
旧日原町(津和野町に合併)時代のメーンストリートであったろう通りに所在する無料休憩所「まちステーション すわろう家」(津和野町商工会日原支所の道向かい)
地元商工会が運営している無料休憩所であり、トイレ・エアコン・テレビ・コインロッカーが設置されており、エアコンやテレビは利用者自身がセルフサービスで操作する必要がある。
基本的に無人であり、飲食物やお土産品など物品の販売は無い(建屋前の自動販売機ぐらい)。
電話機が設置されているが、電話をかけられる範囲は町内ケーブルの範囲内とのことなので地元タクシー会社や役場・医療施設・警察消防といった公共機関などに連絡するためのものと思った方がよさそう。
開設時間の案内は見受けられなかったが、一般的な始業時間の8時か9時頃に開いて18時頃には閉まるのだろうか。
入館料は大人200円。
プラサ枕瀬簡易郵便局が併設されている山口線・日原駅。
プラサ枕瀬とは、当駅と通路を介して隣接する滝元枕瀬公民館も含めた地域コミュニティ施設としての名称らしい。
いい時間なので、国道9号線沿いのレストラン「タジマ」で昼食。
白身フライ定食。なお、調子にのってご飯大盛にして例によって後悔した模様。
国道9号線を津和野駅方面に進むと、正面に聳えるは青野山の雄姿。
津和野川に架かる東津和野大橋手前で、現国道9号線を直進せずに津和野川沿いの旧9号線にルート変更。
旧道と言っても難所などではなく大半の自動車通行が現9号に吸収されているので、自転車にとっては津和野町市街まで快走路となっている。
現9号は青野山裾野を貫くトンネルがあり、そこに9号線の交通量と来れば何一つ楽しい要素がない。
旧道区間は「戦後のモータリゼーションに耐えられなくなった」だけの話であり「山中に棄てられた道」ではなく、サイクリストにとってはむしろボーナスステージと言ってもいい。
津和野駅付近に到着し、津和野機関区跡に整備された公園から転車台などを眺めていたら構内に茶色い旧型客車が。
・・・?と考えていたら、この日は土曜日でありSLやまぐち号の運行日だったかと思い至る。
浅めの物好きとしてはSLはあまり興味がそそるものではなく、DLやELなら最高なんですがねぇ・・・はあ、SLですかぁ・・・まぁここまで来たんだし・・・ヘッドマークでも拝んでおきますかね・・・と凄まじく恩着せがましい何様思考をしつつ駅前へ移動することに。
で
※やまぐち号とDD51-1043
GYAAAAAAAA!!!???
DD51やん!?アイエエエエエエ!?ナンデ!?ディーゼル機関車=サンナンデ!?
津和野ニュービーおじさんは、ディーゼル機関車リアリティショックでしめやかに失禁!
・・・え?なんで?SLやまぐち号じゃない別口の企画列車なん・・・???
と思ったら、そういやSLやまぐち号牽引用のC57がとうとうオブツダン寸前で修理中だ何だと言ってたような・・・ということを思い出した。
・・・ええやん!DL牽引客車列車最高やん!(本音)
留置線に停車する「首都圏色」のキハ40や、益田行になるキハ40、DL牽引客車列車が合わさり最高に昭和100年である。
この日はやまぐち号運行日だけあって、駅舎内にて出店による弁当などの販売も行われていた。
まったく企図していなかったDL牽引やまぐち号との遭遇に満足しつつ、日原方面へ折り返し。
ちなみにこれがかつての国道9号であり、そりゃ津和野川の対岸に現9号を開通させんと交通がパンクしますわなと思わざるを得ない。
「シルクウェイにちはら」への折り返しルートは、往路とそれほど変わらないので割愛。
記事冒頭の走行ログを見てクレメンス・・・
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おまけその1
「シルクウェイにちはら」の自動販売機メシ
島根県内になぜか数多く存在する「ラーメン・うどん自動販売機」。
工場内の食堂・休憩室やフェリーターミナル・フェリー船内などで見かける「カップ麺が出てきて、内蔵されている熱湯サーバから給湯して調理する」や、アレの流行から爆発的に増えた冷凍食品自販機のそれではなく、「調理済のラーメンやうどんが出てくる」というもの。
値段設定は自販機によって異なるが、「シルクウェイにちはら」のこれは「ラーメン」「天ぷらうどん」ともに350円。
東日本では絶滅危惧種らしいが、島根在住の友人曰く西日本というか山陰?に腕利きの自販機業者が居るらしく、島根県特に出雲市以西ではありがたみがないレベルで存在する。
客寄せパンダ的存在(そういうフシもあるだろうけど)というより、地元民や通行するドライバーやライダーなどにとって「地元のありきたりな食堂」のようになっている感があり、深夜早朝に通行しても何がしか客が居てメシを喰っている。
なお、先述の友人より教えていただいたマジモンの絶滅種ともいえる「カレーライスの自動販売機」が出雲市内に存在したが、2022年10月時点で故障中であり、自販機を設置している店舗の有人営業時間中に窓口から提供される形態になったとかどうとか。
ドライブ中に道の駅「サンピコごうつ」の総菜コーナーで購入した「バトウ」という白身魚のフライ。
必要以上に期待していたわけではないが
なにこれクッソ美味いんだが????????
先述の島根の友人曰く、島根西部ではポピュラーで美味い白身魚であるという。
総菜コーナーで売ってる白身魚のフライで、これほど「また食いたい」と思ったのも初めて。
結論:島根のメシは美味い
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