このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2012-09-22

大統領LSは、クッソ悪い天気の中で三岐線→温泉→北勢線で遊ぶようです 後編




大統領LSは、クッソ悪い天気の中で三岐線→温泉→北勢線で遊ぶようです 後編

前編→ http://menatezz.blogspot.jp/2012/09/blog-post_21.html


 といった訳で、後編だ。今回は、伊勢治田駅から阿下喜駅まで歩いてみよう。



 



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 伊勢治田駅は、留置線とその留置線に留置されている(2012年9月時点)デキ203号とデキ202号が特徴的ですね。元秩父鉄道の機関車で、中部国際空港建設時の土砂輸送の為に秩父鉄道から三岐鉄道に譲渡された機関車ですが、空港建設終了後から仕事が無い為に留置されているそうです。まあ、太平洋セメントの仕事はED45で賄えますし、そもそもATS等の営業運転に必要な装置が無いらしいですしね。


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線


 廃車になった為か、5月の時と比較してホッパ車が留置線に仲間入りしていた。ここのデキは秩父鉄道時代の形式名と塗色のままで運用されていたそうだ。いつ潰されるかは分らないので興味のある方は早めのチェックをお勧めしたい。ただ、見学用に留置されている訳ではその点はご注意頂きたい。


 伊勢治田駅前の案内看板で、北勢線が未だに「近鉄北勢線」のままなのは御愛嬌といったところでしょうか、それともこんなの誰も見ねーよwwwということでしょうか。



 やめたげてよォ!というわけで、伊勢治田駅から歩いていこう。Google先生の御宣託では2キロ強らしい。





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送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線


 ヒィヒィ 国道365号線沿いのミニストップに到着するまで約15分程度だ。フゥフゥ ちょうど中間点にあたり小休止にはちょうどいい。ゼェゼェ


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線


 おやおや大統領閣下、だらしねぇな?哨戒系山ガールな私には何てことはありませんよ? それにしても、天気さえよければちょっとした歩き旅を楽しめますね。

 汚いな、さすが山ガールきたない・・・


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線


 そして、ミニストップからさらに15分ほど員弁川に向かって歩くと、目的の阿下駅だ。

送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線



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 ご覧の通り、駅前は美しく整備されています。近鉄時代の事は知りませんが、北勢線存続に向けて地元や三岐鉄道などが努力している証左とも言えますね。


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線

 ここの目玉は、隣接する「軽便鉄道博物館」で保存されている旧近鉄のモニ226号と、軽便鉄道時代の転車台でしょう。


 過去の車輛を保存しない事に定評のある近鉄の貴重な保存車だ。モニ226は四日市スポーツランドでボロボロになっていた物が引き取られて、このように美しくレストアされている。転車台は阿下喜駅近辺で文字通り埋もれていたものを掘り起こして、これまた美しくレストアしている。

 転車台やモニ226の外観見学はフェンス外から自由に出来ますが、博物館自体の開館日は限られていますので、そちらの見学も希望される場合は御注意ください。丹生川の貨物鉄道博物館と併せて見学されるのが最も効率的ではないでしょうか。

 次回は、軽便鉄道博物館の開館日に来てみたいものだな。で、このまま帰るのはMOTTAINAIので、駅から数分のところにある温泉に行ってみようと思うんだが、どうだろうか、犬走君。

 どうだろうも何も行く気満々で着替えとタオルを持ってきてるんですから。それに雨に濡れたまま帰るのも気持ち悪いので是非行きましょう。


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線

あじさいの里

 いわゆる日帰り温泉であり、地元の商品を販売する物販コーナーやレストランも併設されている。洗い場は15人分程度で、浴場内は別段狭さを感じることはないが、脱衣場がロッカーの数(収容可能人数)の割には狭さを感じた。入湯料は平日/日祝日関係無しに500円となっている。シャンプーやボディーソープの類は浴場内に設置されているので、タオルと着替えさえ持ってくれば大丈夫だろう。施設の目の前にはホクセイショッピングというスーパーもあるので、そちらで着替えの下着やタオルを買う事も出来る。

 こういった遠出や旅行でありがたみを感じるのは、100円ショップや大型スーパーマーケットの存在ですね。旅行の間だけ必要な消耗品などを簡単に揃えることができますし、何よりコンビニに依存するよりも出費を軽減できます。

 それについては、うp主はワンダーフェスティバル参加で上京した際に非常に不便を感じたそうだ。地元や他の旅行先で出向いた地方都市では存在した100円ショップや大型スーパーの類がなかなか無く、割高な買いものをする羽目になった、と。

 うp主のイメージというかある種の固定概念として、「日本でこの街でしか売ってないものを扱っている店は腐るほどあるのに、ダイソーとマックスバリューが無い」そうです。いや、実際にはダイソーあるんですけどね。いつも手配してもらっている定宿の隣に業務スーパーが出来たものだから、これで勝つる!そうですが、来年も営業しているといいですよね、それ。

 おいばかやめろ。いずれにしろ、北勢線に乗り鉄・撮り鉄で訪れた際には一風呂如何だろうか。

 お風呂も頂いた事ですし、こ↑こ↓で遅い昼食にしましょうか。もう夕飯に近いような時間ですけど。


 

 犬走君、今日は付き合ってもらったから、ここは私が支払わせてもらうよ。好きなものをどうぞ(善意)。

 それでは有難く御馳走になりますね。800円の唐揚定食を頂きます。

 

 さて・・・私は何にしようか。ステキなステーキ定食でもあるといいが(チラッ


 ほう・・・

 す、ステキなステーキ(強調)定食がありませんかねぇ・・・(チラッ

 続けて、どうぞ・・・


~~~~~~~~~~~~~


 スッ、ステッ、ステキなスススッステーキ定食がですね・・・(震え声

 フフ、どうされましたか大統領閣下・・・

 あ、あのお嬢さん、半端じゃネェよ!あの黒人の最高に”キレた”ジョークを完璧にスルー、いや取り込もうとしていやがるゼ・・・!ムスコが震えちまうヨ!

 もうやめろよ、おっさん!あんたのジョーク力はもうゼロだぜ!お嬢さん!あんたももう勘弁してやってくれ!

 と、皆さん仰っていますがどうされますか?大統領閣下・・・。

 ・・・私の負けだよ、犬走君。ドッカンドッカン大爆笑する訳でもなく、スルーする訳でもなく、まるで砂漠が緑地を呑みこむかのように・・・まさに侵食する・・・!OBK鴉天狗を相手し続けた末に体得したスキルの恐ろしさの片鱗を味わったよ・・・。


 いえ、大統領閣下は負けてなどいませんよ?これがOBK天狗もとい文様が相手なら未だに斜め上の鉄火場(ドエレーケンカ)が続いていたでしょう、まったく無意味ですけど。大統領閣下は試合に負けて勝負に勝った、そういうことなのです。

 お嬢さんの言う通りさ!いいファイトだったよ、尻が疼いたぜ!

 おっさん!アンタはよくやったよ!最高のファイトさ!俺達ならとっくに昇天しちまってるぜ!

 ありがとう、みんな・・・!

 という謎の方向性に満ちた茶番ののち、ナローゲージの北勢線に乗って、西桑名へ行きます。

送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線

 さて、この北勢線を利用する際に注意したいのは、一部の改造車を除いて非冷房車が主体ということだ。
従って、乗り鉄・撮り鉄なら真夏は避けた方が賢明だろう。ちなみに窓は開けられるタイプだ。


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線

 阿下喜→西桑名まで約50分です。

当初うp主は、ナローゲージ乗車よりも帰宅時間を気にして伊勢治田まで歩いて戻り、そこから三岐線で富田に戻った方が早く帰れるか?と思ったそうですが、ジョルダン乗換案内で調べたら最終的な帰着時間はむしろ遅れそうだったので、大人しく北勢線に乗りました。
ちなみに、西桑名駅から近鉄・JR東海・養老鉄道の桑名駅までは徒歩5分程度です。




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 ナローゲージ規格の鉄道で、まともに通年営業しているのはこの北勢線と、近鉄の内部・八王子線ぐらいではないだろうか?黒部峡谷については冬季運休もあるので、同列に語るのはちょっとどうかと思う。内部・八王子線は近鉄自身が廃線→BRT化の方針を表明しているので、気になる向きは早めに行動した方がいいだろう。

 希少なナローゲージ鉄道という点を除けば、観光鉄道的な旨味もありませんしね。旅客輸送という意味では、JRの関西本線、近鉄自身の名古屋線とカチあってる状態ですし、東京や大阪クラスの大都市なら生き残れたかもしれませんが、四日市程度の都市・人口規模では難しいのでしょうね。となると、次回は内部・八王子線でしょうか?

 ・・・それはうp主の生活次第じゃないですかねぇ・・・。


次回予告:E-50の続き。






2012-09-21

大統領LSは、クッソ悪い天気の中で三岐線→温泉→北勢線で遊ぶようです 前編




台風16号の影響で天候がスーパー不安定な状況下、北勢方面へ。

主目的

1:大安駅近くの静態保存されているED222電気機関車
2:丹生川駅で「貨車車票の歴史」を買う
3:伊勢治田→阿下喜まで歩いて、ナローゲージの北勢線に乗る
4:阿下喜駅隣の「軽便鉄道博物館」で保存されている旧近鉄のモニ226

晴れたり、横殴りの雨が降ったりと散々でしたけどな!

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 ほぼ一日中、降ったり晴れたり横殴りで降ったりするような天気だったが、うp主の時間的制約ゆえに強行してみた。

 というか、ED222もモニ226も逃げないんですから、もう少しマトモな日を選べばいいでしょうに・・・。貨物博物館軽便博物館の開館日に合わせられないなら、強行する必要全く無いじゃないですか。

 うp主の行動規範は8割方思いつきなんですわ?お?そもそも、10年前に初めて島根旅行した折など、出発日の夜に思いついてそのまま片道500キロ走っているのだよ。

 当時は新名神もありませんしね。しかも、夜中に思いついて行動してるから、車の燃料は少ない上にアテにしていたガソリンスタンドが休業していて、ガス欠しそうになったじゃないですか。

 嫌な事件だったね・・・

 何はともあれ、いつものように近鉄の名古屋行き急行で、富田まで行きます。それにしても、今日のお伴は私ですか?珍しいですね、天子様はともかく、永江さんまで御不在とは。

 うむ、何やら前回の更新を見た衣玖さんが

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 どうやら・・・風が”よくないモノ”を、いくてん界隈に運んできちまったようですね・・・

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 と言って、そのまま帰ってしまったからな。無理に呼ぶとロクでもないことになりそうだし、マンネリ防止と私の胃に穴が開くことを避ける為に犬走君を誘った次第だ。


 古明地さんとラーメン屋巡りでも行ったんでしょうかね? そして、近鉄富田から三岐鉄道・三岐線に乗り換えます。この時に前回 http://menatezz.blogspot.jp/2012/05/blog-post_06.html 同様、1日パスを購入しました。1000円で三岐線・北勢線の両方に使えますので、撮り鉄・乗り鉄を嗜む方にはオススメしたいパスですね。

 ちなみに、北勢線は自動改札機が導入されているが、このパスは自動改札機非対応のただの厚紙なので、北勢線では改札機ではなく係員に申告して提示する必要がある。本日はまず大安駅近くのED222電気機関車を見学する為、大安駅まで行こう。

 

 大安駅の面白いところは、地域のコミュニティ施設として図書館が併設されている点です。正面入口も堂々と「図書館」を謳っています。三岐鉄道沿線は三岐線にしろ北勢線にしろ、いわゆる「パーク&ライド」を重視して駐車場が大なり小なり整備されています。大安駅の場合は図書館があることもあってか、かなり大型の駐車場が整備されていますね。



 車を使って撮り鉄を嗜む諸君にも便利かもしれないが、合衆国としては出来るものなら少しでもその鉄道にお金を落としてほしいと思う。田舎の路線バス並に詰んでいるダイヤならまだしも、三岐鉄道は1時間2本というローカル私鉄単線としてはかなり頑張っている運行を実現しているので、少しでも利用してほしい。



西藤原側から、大安駅を眺める。


白いドーム状の建物がある場所が、ED222が保存されている大安中央児童センター


 大安駅から児童センターまでは徒歩5分強といったところかな。道路がグリーンで塗装されているが、サイクリングロードか何かだろうか?

 おや、御目当てが見えてきましたね・・・。



大安中央児童センターのボールドウィン/ウェスティングハウス製ED222電気機関車。
窓ガラスが無くなり、塗装は痛み、クモの巣は張るなど、とにかくひどい状態。



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 うわあ・・・


 ネットの記事でも「状態がよくない」とはありましたけど、想像以上ですね・・・。どうにかならないものなのでしょうか?

 地元自治体が「保存」しているのだろうが、正直「放置」と言っても差し支えが無いな。丹生川駅の貨物鉄道博物館や西藤原駅で静態保存されている機関車群と比べるのは酷だろう・・・。設置場所にある屋根の採光窓も割れて、色々と物悲しいよ犬走君。





 ・・・天気もよくないですし、気を取り直して丹生川駅に行きましょうか大統領閣下。

 ・・・そうだな、こんなことでは忍ブロに笑われてしまうんですわ?お? ・・・!落ち込んだNinjaをフィジカル面で慰めるBuront・・・!そういうのもあるのか!ベッドの上ではOreがメイン槍なんですわ?お?とかマジ震えてきやがった・・・!

 いつもの元気を取り戻せたようで何よりです。さて、次は丹生川駅で「貨車車票の歴史:戦前篇」の購入ですか。


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線

送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
 
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線


 うむ。貨物鉄道博物館公式HPでも通販を扱っているのだが、どうせなら現地で買いたいということで、丹生川駅まで来た。博物館開館日のみの販売かと思ったら、丹生川駅の窓口でも販売しているとのことなのでそちらで購入した。


 浦田 慎 氏著書の「貨車車票の歴史:戦前篇」は、文字通り「貨車に貼りつける車票の歴史」で、本書は「戦前篇」とは言うものの、明治の鉄道建設から大東亜戦争終戦に至るまでの官製鉄道、国鉄、私鉄、海外(南満州鉄道、台湾鉄路管理局)の車票を扱っています。現存する車票、復元図だけでなく、貨車の車票サシなどにも言及しています。

お堅い解説本といった感じがするかもしれませんが、車票や貨物輸送に関するコラムもあり、読み物としても楽しめます。戦時中に広島方面の劣悪な石炭需要を賄う為に、広島を通過して大阪・名古屋・東京方面に向かう貨車の車票を改竄して、広島地区の工場などへ供給したというコラムなどは是非ご一読を。ミリオタな方向けには、軍需物資用の車票の解説、南満鉄での戦車輸送(ルノーFT17)のスナップなども有難いですね。




 64ページで1500円です。いわゆる同人誌ですが、メロンブックスさんやとらのあなさんなど、皆さんがいつも利用される本屋さんには並ぶ可能性はおそらくありませんので、貨物鉄道博物館か丹生川駅でご購入いただくか、公式HPの通信販売をご利用ください。著者の後書きでは戦後編も刊行予定とのことで待ち遠しいですね。

 なお、丹生川駅では本書の他にも貨物鉄道博物館のグッズや、三岐鉄道公式グッズ類も取り扱っているので、その方面に乗り鉄・撮り鉄される際はぜひ検討してほしい。

 さて、大統領閣下。次は伊勢治田駅ですか?

 そこから、北勢線の阿下喜駅まで約2キロ半。歩いてみようとは思うが、天気が如何なものかと・・・。

 まあ、ここまで来た以上は行きましょうよ。ていうか、行ったんですけどね!


 犬走君がメタ発言していらっしゃるよ、自重して差し上げろ。



次回:長過ぎて更新が遅れるのもareなので、後編に続く。

 

Yagokoro:まあ、大統領ったら白狼天狗とデートだなんてどういうことかしら私を全く誘ってくださらないのにあの天狗誘うとかくやしいのうくやしいのう何妖怪の山にチ●スかペ●トに感染したネズミでもばら撒いたらいいの?ねえ?
President:やめテ!
Momiji:(うわあ、うぜえ)