各地で甚大な被害をもたらしている長雨を横目に見つつ、自転車での雨天装備を考えてみる。
というより、昨年の鳥取ツーリングと北海道青森ツーリングの反省のようなものでもある。
まず、鳥取の場合。
この時携行していた雨天装備と言えば、撥水性のあるウインドブレーカー上衣と拭き取り用のスイムタオルぐらいであった。
1日目のほぼ半日と、2日目のお昼前後にザーザー降られたとはいえ
なんだかんだ言っても 「山陰・日本海側とは言え、7月末・盛夏の鳥取の日中」
という条件
雨量次第ではウインドブレーカーを着用することすら耐えられない暑さであり、実際にそうであったし、ブレーキシューが恐ろしい速さで削れるのを感じつつも、ほどよい涼しさすら感じていた訳で。
どれだけ余裕があったかというと、携行していたカメラが防水機能のフジフィルム・FinepixXP90であったとはいえスナップをバチバチ撮る余裕があった。
で
対するは、北海道青森ツーリング。
携行していた雨天装備は、鳥取でも使ったウインドブレーカー だ け
スイムタオルは忘れたけど、「まあ大丈夫だべ?」と謎の安心。
率直に言って全然大丈夫じゃなかったんですけお・・・
弘南鉄道の大鰐駅からポツポツ降り出し、夕方まではなんとか保っていたものの、青森空港付近を通過し、青森市街外縁に差し掛かるあたりでとうとう本降り開始。
あれですよ、「北東北の気候」ってのを完璧に舐めてたわけですよ。
なんだかんだ言うても、8月末やで?と。まだまだ夏やで?と。
もし、八戸からのフェリー予約してなくて、浅虫温泉で飛び込める宿があればそこで確実に停止してたもん・・・
少なくとも、青森大学付近のファミリーマートから八戸FTまでの約100km、ほぼ降られ通しで、しかも北東北の真夜中。
路上の電光掲示板で、「気温18度」とか言われたら、涼しい以前に寒い訳で。
どのぐらい余裕が無かったかというと、浅虫温泉から八戸FTまで一枚写真撮ってないわけですよ。
携行していたオリンパスSH-25MRをジップロックから取り出す気力も無かった訳で。
小休止回数はメチャ多くなった(最終便後のバス停仮眠もあり)けど、それでも写真撮っておこうか・・・という気にもなれず。
たぶん、コンビニ飯でもいいから温食取っておけば多少はマシだったかもしれんけど。
僅かな雨天装備である撥水機能のあるウインドブレーカーは、とうの昔に撥水機能など無かったことになっており、耐えかねて浅虫温泉と野辺地の中間地点ぐらいにあるコンビニで5~700円ぐらいの半透明レインウェアを購入。
レインウェアの上から反射ベストを着用してバタつきを抑えつつ、長すぎる裾はレーパンの中に仕舞いこんで何とか凌ぐ。
ああダイレクトに濡れないって素晴らしい!
というか、そのコンビニで総菜パンやおにぎり、せめてホットコーヒーでもいいから温食取っておけばよかったのにね!
ただ、出発時点から長袖のインナーと十分寸のタイツを着用しており「素肌がダイレクトに雨に晒されない」だけでもマシであったとは思っている
あと、寒さ以上に困ったのが、眼鏡レンズ面の水濡れ。
率直に言って 前 が 見 え な い 。
巡航速度が限界まで低下してもいいので、と眼鏡を外してみるもそもそも路上の照明や路面店・周辺住宅の明かりなどが乏しい地域(あと、天気が悪いので普通に雨戸などを閉めていたのもある)であり、縁石や標識などの輪郭が掴めずに余計危険になったので結局着用。
グローブで拭うだけでも効果はあったけど、効きの悪いワイパーでフロントガラスを拭うようなものであり、「やらないよりはマシ」程度。
この辺りは撥水コーティング施工のレンズを仕込むか、撥水コーティング剤を自前で塗るか、こういうツーリングではコンタクトレンズ着用に切り替えるかぐらいしか選択肢が思い浮かばない。
ただ、コンタクトレンズ着用については、職場同僚の女性が「レンズの洗浄をうっかり忘れてたら片目がひどい炎症になった(※既に全快」事象を見ており、かなり躊躇いがある。
で、大雑把な結論として
ポケッタブルなものでいいから、防水機能のあるレインウェアを携行する
コンビニなどの店に立ち寄りやすいように、拭き取り用のスイムタオルを携行する
眼鏡・サングラスといったアイウェアの水濡れ対策を考える
そして
一桁国道には20km毎でいいから、うどん自動販売機置こうぜ!なあ頼むよ!(切実)
温食こそ最高のOMOTENASHIやぞ!(クソデカ主張)
※兵庫県香美町にて 2019年5月
---------------- うどんうめえw ----------------
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