Twitterにおいて、サイクリストがセルフタイマーやリモコンなどによる自撮り、もしくは同行者や協力者によって、走行中の自身を後方から撮影した画像を拝見していると、たまにリアディレイラー至近というべきかリアハブ回りというべきか、クイックリリースのナット回りというべきか、そういったトコロでテールライトを装着しているケースを拝見することがある。
おそらく、棒状のディレイラーガードかKCNCのハブ用ライトアダプター等をQRのナットと入れ替えて、そこにテールライトを付けているんだろうなと思いつつ、シートステーやシートピラーといった定番の位置につけるそれよりも何というか格好がいい。
KCNCのそれは、構造的にもディレイラーガードとしての役割を果たせるかは怪しく(そもそもディレイラーガードではない)、それなりの速度で走行中に落車・転倒という事態はともかく、駐輪中に緩やかに倒れてしまった程度なら大丈夫かも・・・程度であろうし、それこそまったく自己責任のカスタマイズである。
で、リアハブ回りにテールライトを移設することには、後続の自動車に車幅を認識させやすい・後続のサイクリストを幻惑させない(そもそもレースのトレインでもないのに、前車の一点を凝視するんじゃないと思うが)といったメリットがあるようだが、ここ数日ラトゥールをどったんばったん大騒ぎで解体する最中でもう一つのメリットに思い至った。
キャリアの形状やそこに搭載するバッグの形状・サイズに影響されない位置のテールライト・・・つまるところ、後方に対する保安装備を確保できるということ。
イベラに限らず、この種のキャリアは真ん中にテールライトのブラケットを取り付ける座金的な場所が用意されているものの、電池切れや故障、破損といったリスク対策として二灯、長距離なら三灯(経験や灯火の性能そのものにもよると思うけど)は装備したい。
それが、今回のイベラのキャリアのような形状だと、シートステーに取り付け可能であっても、テールライトとしての機能を阻害しかねないし、テールライトの存在を考えてもバッグの形状・サイズを勘案するのも、その逆も、ナンセンスというか本末転倒ではある。
RNC3EXでも「キャリパーブレーキとクイックリリースの友締め」によるリアキャリア導入を考えているので、リアハブ回りへのテールライト移設はいずれにせよチャレンジしなくてはいけない案件だったという。
というクソ長い前置きの結果
休眠状態に陥っているFELT・F-95から、KCNCのライトアダプターを外してRNC3EXのリアQRのナットと入換。
車体左側シートステーのキャットアイ・OMNI5を移設してみた
で、装着してからイザ出勤となった段階で、アレッこれRD変速時にワイヤーが物理的に干渉しない?と気づき、ライトの位置の微調整して全段変速して試して干渉しないことを確認・・・したはいいものの
"これ、ライトを横置きに取り付ければよかっただけでわ・・・"
と、この記事を作っている最中に気づいて、涙も枯れ果てそう。ウケるw
で、本番と言える夜間における効果。
・・・例によって「走行中、後続から見た効果」が客観的に確認できないという、まさしく「なんの成果も!! 得られませんでした!!」と進撃の巨人第一話はっじまっるよーみたいな。
ラーメン(スガキヤ)おごったげるから、だれか後方から接近・追い越しで動画撮ってくんね?と思わんでもないけど、そういうツテがないというか、友達がいないというか。ウケるw
まあ、キャリア取付が確定しているラトゥールは従来の位置(シートステー)からテールライトを移設せにゃおえんことは確実なので、その為の経験値が得られただけでもヨシとしたい。
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