このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2023-07-07

無職が行く東北とちょっとだけ北海道無計画ツーリング 9月25日  熱いところをもらおうか(未遂)

 2022年9月25日 富川シティホテル



朝食会場のレストランで朝食。
率直に言って控え目な量(ごはんと味噌汁はお替り自由)なので、学生さんや若者には少々足りないかもしれない。

本日は苫小牧から名古屋行フェリーに乗船するのでツーリングとしての実質最終日。
下手に立ち寄りポイントを増やしてトラブル発生で間に合わないとか話にならないし、富川~苫小牧間でこれといった立ち寄りポイントも思いつかない(探せばあるのかもしれないが)ので、早めにFTに到着してダラダラすることにした。




おそらく死んでいる筈のドライブイン。
ただ、コカ・コーラの自動販売機が新しそうなので何がしかの作業場にでもなっているのかもしれない。




ハゲそうなぐらいの快晴であり、これが最終日なのが非常に惜しい。





案の定、上厚真の辺りで腹が減ってきたので、エーコープかみあつま折坂店で補給。

この記事を書いてる時に検索かけたら、この店2023年4月に閉店していた・・・



モーターサイクルおじさん的に北海道のガソスタと言えばホクレンだろうが、自転車海苔的には緊急でエア充填機を借りたい時ぐらいしか用がない。当たり前と言えば当たり前だが。

かつて夢と希望を胸に抱いていたガクセイの若造時分に読んでいた自転車旅行入門書で「ガソリンスタンドには大体の場合においてメカに明るい若者が勤務しており、メカニカルなトラブルに遭遇した自転車旅行者の助けになる(要約」みたいな文章があったけど、ホントかよ・・・とは思っている。

しょーじき、超自分勝手な性善説に過ぎるというか「職務の範疇外のことについて、こっちが困っているんだからやってもらえる」という甘えMAXな発想過ぎて正直アレである。

そもそも、サイクリストなんてGSにとって 客 で す ら 無 い んやぞ?

おじさんだって、ツーリング先とかでやむなくエア充填機借りた時は建屋内の自動販売機でジュースかコーヒー買う程度の良識は持ち合わせとるわ。





勇払のセイコーマートで、今回の旅行最後のセコマ飯を腹に入れておく。
正直、ホットシェフがメチャウマなので、情報誌や観光案内に載ってそうな「行列のできる有名店」とかに行く気が起きない。

そもそも、北海道の場合、ある程度の都市圏を通らないと「パッと入れそうな飯屋」との遭遇率自体が低くて(そのエリア間の距離が、本州の比ではない)セコマ飯をアテにしないとロクに飯も食えないとは思ってる。
先述のように「セコマ飯がメチャウマ」なので、飯屋との遭遇率が低くても困らないが、強いて言えば野晒しの駐車場で飯を食う羽目になるのでそれだけが困るかもしれない。




13時前、苫小牧西港フェリーターミナル到着。
当然ながら、太平洋フェリーの乗船受付も始まっていないのでFT内や周辺をほっつき歩くことに。






ターミナル内のショップ
お土産物だけではなく、弁当や総菜、スナック菓子、酒、ソフトドリンク、2Lボトルのミネラルウォーターなど「フツーの飲食物」も扱っているので助かる。
あと、商船三井の大洗~苫小牧便が就航している関係か、ガールズアンドパンツァーのグッズも若干だが販売していた。



かけ、熱いところを貰おうか・・・(しきたり)


これには甲斐さんなりのクーデターも未遂に終わりがち。




いたしかたないので、レストラン・カームで「ザンギうどん」を喰う。
ふと思うんだが、北海道は「そば」と「うどん」のどちらが主流なんだろうか。
近代都市としての北海道という土地の成り立ちからして「どの地域からの移住者が割合的に多いか」で変わってくる話だとは思うが。








フェリーターミナルの端にある入船公園まで散歩。
出航する貨物船を眺めたり。




16時頃、乗船手続き完了。


クロトワが「早すぎたんだ」というレベルで、わし以外誰もいない二輪待機場www

隣は大洗行きの商船三井の待機場www

19時出港のフネなんだから、16時で誰もいないとかたりめえだろうがと言ってはいけない、泣いてしまう。

まあ、17時過ぎたあたりから二輪も増えてくるんすけどね。
それにしても、バイクは多いけど自転車は わしと見知らぬサイクリスト二人(一人は大洗行き)とか。みんな新幹線輪行や飛行機輪行でスパッと済ませちゃうのかな。
ガクセーさんの夏休みになったら、サイクリストの利用者ももっと増えるのかな。






18時頃、「きそ」乗船。

なお、名古屋までは仙台での寄港も含めて39時間半。
このおおよそ40時間の船旅をやりたくて、今回のツーリング最終地点を苫小牧にした(そして、その為にわざわざ青森から折り返して八戸から渡道するルートにした)という。


現在運行されている国内カーフェリー航路だと、乗船時間がおそらく最長だろうか(次点がおそらくオーシャン東九フェリーの32時間(徳島寄港含む))。




「きそ」での寝床は、S寝台
往路の「いしかり」で利用したB寝台が嫌という訳でもなく、単に違うものを利用してみようと思っただけの話。

なお、周囲の寝台は団体旅行?のオバチャンのインペリアルクロスで埋まってた。
いや、別に深夜の騒音とかそういう迷惑をかけられた訳じゃないけど。


B寝台と較べて何か優れているかと考えてみた。

まずは空間。
B寝台のような二段ベッド式ではないので、当然ながら上方向が広々している(B寝台のそれが破滅的に狭いとも思わないが)。

二段ベッドではないので、下段の利用者に気を遣う必要がないのはうれしいかもしれない。









各寝台にBSデジタル放送受信テレビが設置されている。
・・・ただ、乗船時に「救命胴衣の着用方法」などの非常時対応についてのVTRを見ただけで以後は一度もつけず。
というか、寝台で寝転がってみるには位置が高すぎる気がするし、寝台の上に座ったところで位置がちょうどいいわけでもない。
テレビ自体のサイズも小さいので、何というか視聴自体が実に面倒くさいように思える。

別に見たい番組があるわけでもないし・・・。

個人的には、2等やB寝台よりも上級グレードである証としてテレビを設置するぐらいなら、テレビを撤去して電源コンセントをもう一基増やして、そこにちょっとした物置台(要は充電する機器を置き小田井)を設置してほしいと思わんでもない。

「きそ」が就航した時分は、専用のテレビが設置されているのが上級グレード寝台や船室としてのウリだったんだろうが、正直もはやそういう時代でもないだろう。



あと、一段ベッドだけあって開口部が広いので、寝台への出入りがしやすい。

ということで、B寝台(いしかり)とS寝台(きそ)の差について考えてみたが、とりたててS寝台が素晴らしくラグジュアリーで優れていると感じる訳でもなく、さりとてB寝台が大航海時代の奴隷船、旧軍輸送船や移民船の如き耐え難い環境というわけでもない。

率直に言うと、BとSでは料金差がそれほど隔絶しているわけでもないので、往復でBまたはSとそれぞれ利用して体験しておくといいのではと思う。
プライべート空間の確保や快適さを追求したいなら、2等やB/S寝台でガタガタ言っていないで個室を確保すればいいだけの話ではある。


ということで、名古屋到着までもうちっとだけ続くんじゃ(亀仙人のじっちゃん)

■続く

2023-06-30

無職が行く東北とちょっとだけ北海道無計画ツーリング 9月24日  ホッカイドウシュトゥルム

 2022年9月24日 北海道 苫小牧港




深夜、苫小牧港に上陸。
つか、めっちゃ天気悪いんスけど!?

このまま出発するにしても暗黒強風土砂降りとかいう、2020年ギャン泣きツーリングリエナクトメントと化すだけなので、夜が明けるまではFTで待機することにした。









大洗~苫小牧の「さんふらわあ」や、太平洋フェリー便は既に出航していて下船客や乗船待機客もおらずガラガラのターミナル内。
ちなみに、売店やレストランは当然のように営業時間外。

シルバーブリーズから下船した旅客も早々にどこかに移動しているので、シルバーフェリーの次の便(八戸22時発)が到着してターミナル内に旅客が増えるまでは仮眠などしておく。


・・・で




んもう!バカバカ!令和くんのバカ!オタンコナス!!おっさんの気持ちを全然わかってないんだから!!(令和4年の表現)
誰がこんな本気出せって言ったの!!(悲鳴)


※動画や画像でわかりづらいですけど、クッソ横殴りの雨です




※上厚真中央公園

もう!!令和くんのボケナス!!抜作!!クソ森!!おどりゃシゴウしちゃるぞ!!

公園の東屋に退避しても、雨が横殴りだからまったく意味ないんだから!プンプン!(悲痛)




※クッソ横殴りの雨風です

苫小牧市街を出てから、ここまで退避できそうな商業施設や公共施設の軒先なども見当たらず、ようやくたどり着いた厚真町の上厚真中央公園で小休止。

雨雲レーダーをチェックしても、向こうしばらく止む気配がなく停止していても仕方ないし、既にベッチャベチャなので諦めて移動再開。

これが深夜だったら、おじさん泣いてた。






今日の終点である富川方面への移動は、道道1046→983号をメインルートとして移動。
急いでいる訳でもないので、国道235号を使う理由がない。



※門別競馬場

日高町に進入したあたりで、雨が小降りで降ったり止んだりと厚真町あたりに較べたら遥かなマシな状況になってきた。

で、門別競馬場まで来たら、本日の終点として設定した富川シティホテルは目と鼻の先だが、この時点で昼過ぎであり時間余裕はありまくりでこのままどこかにヘタり込むのは勿体無いので、近所にある鵡川漁港周辺の旧軍トーチカ遺構や鵡川以東の日高本線廃止区間などを眺めに行くことにした。






日高本線廃止区間 汐見駅跡

撤去可能な駅名標などは早々に撤去されたようで、プラットホームや線路には進入禁止の鉄管バリケードが設置されている。

踏切跡はレールを撤去し再舗装で埋められているが、近所にダンプカーの出入りする現場がある為か、自転車での通行を躊躇う程度にグズグズのボロボロであった。





※鵡川漁港



漁港で何かのイベントをやっていたようで、漁協近くの広場には露天?のテントやキッチンカーなどが並んでいたが、イベントは既に終了したようでもう店仕舞い中であった。
ちなみに鵡川と言えば、ししゃもらしい。




鵡川漁港の旧軍トーチカ遺構。
私有地の奥まったところに所在するので、公道から見たのみ。
こちらは、kan様のブログ「kanレポート」様の記事にて詳細が調査されている。









鵡川河口近く、旧日高本線踏切跡近くの農場内に所在する「チンタ浜踏切トーチカ」とされる、機関銃座とおぼしい旧軍トーチカ遺構。
農場敷地のフェンス内だったので、フェンス外から観察。

後日、このトーチカについて検索したところ、農場フェンスにはこのトーチカ遺構見学者向けか「フェンスを必ず閉めてくれたら出入り自由」みたいな掲示があるような情報があったが、訪問時にそういったものがあった記憶がない。

銃眼の向きは真正面の海岸方向というより、やや斜め?の鵡川河口付近を指向している。
なお、河口付近にも比較的大型のトーチカが存在するという。


鵡川漁港周辺には判明している限りで、この踏切近くのトーチカ、先述の漁港私有地奥のトーチカと河口付近のトーチカの他、旧日高本線沿いの林にもう一基現存しているらしいが、ヤブコギどころではない冒険になりそうだし、そこまでする理由がないので大人しく諦めておく。


で、巡るだけ巡って満足したし、時間もちょうどいいので今日の宿へ。


※富川シティホテル

レビュー的なものは、Googleマップのクチコミにウザめの長文を書いたので割愛。







飯をどうしたもんかと考え、近所にコンビニがあるのでそれにしようかと思ったが、富川駅跡方面に1キロほど歩いたところにスーパーマーケットや飯屋が固まっているので、そちらへ。



※ラーメンの萃龍(すいりゅう)

ラーメン屋で晩飯を済ませて、近所のエーコープで飲み物や軽食を調達して今日は終了。
次回で、北海道編(一瞬)はラスト。

■続く






青い森鉄道 上北町(かみきたちょう)駅とランプ小屋

 


青森県東北町 青い森鉄道(新幹線開業に伴う、JRからの分社化)上北町駅

訪問時期:2022年9月


駅前の歓迎アーチに「小川原湖温泉郷」とあるが、東北町と上北町の合併前は別の名称だったような痕跡がある。





訪問時(2022年9月)は有人駅であったが、2023年に無人化されたとのこと。






ウィキペディアの「上北町駅」や「ランプ小屋」項目に記載はないが、駅舎脇に明治24年築とされる煉瓦造ランプ小屋(青森県所有)が現存している。