このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)
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2023-07-22

灼熱自分探しサイクリング@熊野(瀕死)

 一部地域を除いて、ヤベーぐらいの猛暑日となった7月三連休の最終日・7月17日。





自分の中でわりと懸案事項であった「熊野自分探しサイクリング」を実施。
変なカルトやらセミナーやらにカブれた訳でもないが、中の人の母方実家筋が熊野・紀和にあり、クソガキ時分(一度だけ、母親に連れて来られた)のおぼろげであやふやすぎる記憶の答え合わせをすべく、勇躍熊野へ。



今回のデポ地点である熊野市・山崎運動公園の駐車場。
朝8時過ぎの時点でもう激烈に暑い。
ちなみに、県内の最高気温は松阪・粥見で37.2度。地元も36.9度




今回のルートは、山崎運動公園から反時計回りの形で県道34→40号→国道311号→県道62号→国道42号が主なルート。



例によって鈍ってる脚と体感的に35度越えてるであろう気温で早々に死にかける。
県道34号の新大峪トンネルまで延々と上りが続くし、途中の井戸地区では軽自動車同士で対向できない程度に狭隘な区間もある。
あと、トンネル手前に製材工場がある為に運材トラックが通行し、井戸地区内のバイパス道路工事の為に工事車両が通行する上、本数が少ないとはいえ三重交通の路線バス(小型バス)や北山村の村営バス(コースターのようなマイクロバス)も通行する。
トンネルを北山村方面に抜けると一気に線形が悪化するので大型トラックの通行はできないが、先述の路線バスや村営バスはトンネルの向こうにある神川地区や北山村方面に向けて通行する上、道路事情はともかく熊野市市街から北山村中心部までの最短区間なので思ったより交通量は多い。




三重県道34号線・王者の風格@井戸

民家が所在しない区間は片側一車線化が為されているが、井戸町の各集落内はこういう区間が多い(一部バイパス道路の工事も始まっている)。



新大峪トンネル(井戸町側)

なお、トンネル開通前の旧道区間は路面崩落などで既に通行止めとなっているが、トンネル手前の井戸側には林業関係者が現場に通行する為か「通行止め」の標識が無い(神川側にはある)のでウッカリ入り込まないように注意したい・・・荒れ果てているので現行の公道とは思わないだろうけど。




トンネルから神川町に向けては下りとはいえ、線形が悪い上に先述のようにそこそこ交通量があるのでむしろ危険。








15km程度しか進行していないのに消耗しきったわし氏(はええよ)、三重交通の「神上」バス停にて小休止。

ここから、神川町の集落内(郵便局が所在)に進入する生活道路と神上川左岸(学校や駐在所、市の出張所が所在)を通行する県道34号に分岐するが、北山川に合流する前に神上川を渡る橋梁が複数存在するので、バイパスである34号とスーッと進むか、集落内をのんびり進むか好みによる。

なお、北山川に至るまでに補給に使えそうな商店は地図を見る限りでは二軒存在し、自動販売機も数か所存在する。




北山川の三重県側(対岸は和歌山の北山村)から七色ダムを眺めつつ、三重県道40号線で紀和方面へ。



ところどころ、道が狭かったり路面が荒れていたりするが、クソ山奥の県道としては許容範囲であり、むしろエグい登りや下りが無いだけマシである。



北山川を国道169号線側に渡る奥瀞橋前の花知地区内T字路にて。
169号に渡る理由が今回は無いので、このまま40号を直進。









花知神社と竹原八郎屋敷跡

軽く見て回ったのち、育生町まで県道40号をひたすら走行。
やはり道の狭さ以外、特に問題もないのでしばらくはボーナスステージ。





育生町はいい感じというかシャレオツなカフェーが二軒存在するが、半分死にかかったようなサイクリストがヒイヒイ言いつつ入るのも憚られる(入店拒否された訳ではない)ので、そこらの自動販売機で水分+糖分補給。お腹タップタプやぞ!

で・・・


画像の遠景からお察しのように、紀和町長尾地区まで吐きそうなぐらい登らされた訳で・・・



で、同地区内にてメーンイベントである自分探し実施。

冒頭で述べたように、同町内が母方の実家筋であり、クソガキ時分に一度だけ連れて来られた時の記憶の答え合わせをやってみることに。



自転車押してたら滑り落ちそうになった勾配。マックス20度とかいうレベルちゃうぞ!?
当然、わしの脚では乗車登坂は不可能なのでヒイヒイ言いつつ押して参った(瀕死)


・・・で、母が現在も住んでいる住所などから鑑みて、場所として間違いはないような気はするんだけど

「え?こんな場所だっけ???」

という超ギャップ。

そりゃあ、30年の時間差があるわけだが・・・。

あと、わしの記憶も何かおかしいんだよな。

山肌を縫うような地区内の道路(40号と思う)を走る路線バスをドローンで空中撮影した動画のような風景を記憶してんだよ・・・

同じぐらいの目線の高台なり建物なりあるかと思ったら全ッ然ねえよ!?

絶対おかしいわ、現地の土地カンどころか友達もおりゃせんかったクソガキがどうやってそんな風景を記憶したんだよ・・・

え?何なの?偽りの記憶植えつけられちゃってる系???
ここから本当の自分探しが始まっちゃう系????
母上様がそこの神社から出てきて「ヨクココマデヤッテキタナ・・・」とか言っちゃう系?????

恐るべき陰謀によって葬られた真の自分を探す闘いが始まっちゃう系????????

で、結論・・・


何しに来たんだ、わし(絶賛困惑中)

ホ、ホラ、ここは母との幼い頃の記憶に浸って一筋の涙を流すとかそういうドチャクソ感動ムーブとかそういうの無いの???

無いのかあ・・・(オチ)

そりゃ、そもそも母に連れて来られて帰りたがってたとかいうクソガキだもんな?

感動要素が形成される訳ないな!ガハハ!







じ、自分探し終ー了ー???(困惑)ということで、赤木城址(の駐車場)に立ち寄ったりしつつ、板屋地区の道の駅に向かう。





道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里と北山砲(レプリカ)と焼き菓子。

食堂は既に営業終了だったので、適当な焼き菓子を腹に入れる。
あと、こちらの道の駅では、Tシャツなどの赤木城址グッズを販売している。


ここからは折り返しで、国道311号→県道62号→国道42号もしくは並行ルートで山崎運動公園へ。

311号一本で戻ろうかと思うも、地形的に数回アップダウンさせられそうだし、以前のサイクリングの経験で62号なら御浜町の阿田和までほぼ下り一直線だと分かっていたので、62号ルートを採用。




途中、御浜のオークワでようやく食事らしい食事を摂り、山崎運動公園駐車場に帰着。
今回の総走行67km。





2023-07-19

日原~津和野単発サイクリングと島根メシ(拡大解釈)

 2022年10月、島根鳥取を中心に山陰地方無計画ドライブを実施。

ドライブというより、出先でサイクリングをするつもりが気づけばドライブメインになっていた。

片道600km以上ドライブして、サイクリングする根性が枯れたとか言ってはいけない(震え



どーいうわけか、これといったコースを設定できずさりとて全く走らないのも勿体ないので、道の駅「シルクウェイにちはら」から、津和野駅までの往復40km程度のサイクリングを実施。


ルートについては、国道9号を通らなくていい箇所は可能な限り旧街道筋を通過するなどとしてエスケープ。



旧日原町(津和野町に合併)時代のメーンストリートであったろう通りに所在する無料休憩所「まちステーション すわろう家」津和野町商工会日原支所の道向かい)







地元商工会が運営している無料休憩所であり、トイレ・エアコン・テレビ・コインロッカーが設置されており、エアコンやテレビは利用者自身がセルフサービスで操作する必要がある。
基本的に無人であり、飲食物やお土産品など物品の販売は無い(建屋前の自動販売機ぐらい)。

電話機が設置されているが、電話をかけられる範囲は町内ケーブルの範囲内とのことなので地元タクシー会社や役場・医療施設・警察消防といった公共機関などに連絡するためのものと思った方がよさそう。

開設時間の案内は見受けられなかったが、一般的な始業時間の8時か9時頃に開いて18時頃には閉まるのだろうか。












時間的に切羽詰まっている訳でもないので、津和野町日原歴史民俗資料館を見学。
入館料は大人200円。




プラサ枕瀬簡易郵便局が併設されている山口線・日原駅
プラサ枕瀬とは、当駅と通路を介して隣接する滝元枕瀬公民館も含めた地域コミュニティ施設としての名称らしい。







いい時間なので、国道9号線沿いのレストラン「タジマ」で昼食。


白身フライ定食。なお、調子にのってご飯大盛にして例によって後悔した模様。




国道9号線を津和野駅方面に進むと、正面に聳えるは青野山の雄姿。




津和野川に架かる東津和野大橋手前で、現国道9号線を直進せずに津和野川沿いの旧9号線にルート変更。
旧道と言っても難所などではなく大半の自動車通行が現9号に吸収されているので、自転車にとっては津和野町市街まで快走路となっている。
現9号は青野山裾野を貫くトンネルがあり、そこに9号線の交通量と来れば何一つ楽しい要素がない。
旧道区間は「戦後のモータリゼーションに耐えられなくなった」だけの話であり「山中に棄てられた道」ではなく、サイクリストにとってはむしろボーナスステージと言ってもいい。






津和野駅付近に到着し、津和野機関区跡に整備された公園から転車台などを眺めていたら構内に茶色い旧型客車が。

・・・?と考えていたら、この日は土曜日でありSLやまぐち号の運行日だったかと思い至る。
浅めの物好きとしてはSLはあまり興味がそそるものではなく、DLやELなら最高なんですがねぇ・・・はあ、SLですかぁ・・・まぁここまで来たんだし・・・
ヘッドマークでも拝んでおきますかね・・・と凄まじく恩着せがましい何様思考をしつつ駅前へ移動することに。






※やまぐち号とDD51-1043

GYAAAAAAAA!!!???

DD51やん!?アイエエエエエエ!?ナンデ!?ディーゼル機関車=サンナンデ!?
津和野ニュービーおじさんは、ディーゼル機関車リアリティショックでしめやかに失禁!

・・・え?なんで?SLやまぐち号じゃない別口の企画列車なん・・・???

と思ったら、そういやSLやまぐち号牽引用のC57がとうとうオブツダン寸前で修理中だ何だと言ってたような・・・ということを思い出した。

・・・ええやん!DL牽引客車列車最高やん!(本音)










留置線に停車する「首都圏色」のキハ40や、益田行になるキハ40、DL牽引客車列車が合わさり最高に昭和100年である。




















この日はやまぐち号運行日だけあって、駅舎内にて出店による弁当などの販売も行われていた。





まったく企図していなかったDL牽引やまぐち号との遭遇に満足しつつ、日原方面へ折り返し。
ちなみにこれがかつての国道9号であり、そりゃ津和野川の対岸に現9号を開通させんと交通がパンクしますわなと思わざるを得ない。





「シルクウェイにちはら」への折り返しルートは、往路とそれほど変わらないので割愛。
記事冒頭の走行ログを見てクレメンス・・・


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おまけその1

「シルクウェイにちはら」の自動販売機メシ





島根県内になぜか数多く存在する「ラーメン・うどん自動販売機」。
工場内の食堂・休憩室やフェリーターミナル・フェリー船内などで見かける「カップ麺が出てきて、内蔵されている熱湯サーバから給湯して調理する」や、アレの流行から爆発的に増えた冷凍食品自販機のそれではなく、「調理済のラーメンやうどんが出てくる」というもの。

値段設定は自販機によって異なるが、「シルクウェイにちはら」のこれは「ラーメン」「天ぷらうどん」ともに350円。

東日本では絶滅危惧種らしいが、島根在住の友人曰く西日本というか山陰?に腕利きの自販機業者が居るらしく、島根県特に出雲市以西ではありがたみがないレベルで存在する。
客寄せパンダ的存在(そういうフシもあるだろうけど)というより、地元民や通行するドライバーやライダーなどにとって「地元のありきたりな食堂」のようになっている感があり、深夜早朝に通行しても何がしか客が居てメシを喰っている。

なお、先述の友人より教えていただいたマジモンの絶滅種ともいえる「カレーライスの自動販売機」が出雲市内に存在したが、2022年10月時点で故障中であり、自販機を設置している店舗の有人営業時間中に窓口から提供される形態になったとかどうとか。

それにしてもハセガワがうどん自販機のプラモ出してんですねぇ・・・



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おまけその2

江津のバトウフライ



ドライブ中に道の駅「サンピコごうつ」の総菜コーナーで購入した「バトウ」という白身魚のフライ
必要以上に期待していたわけではないが

なにこれクッソ美味いんだが????????


先述の島根の友人曰く、島根西部ではポピュラーで美味い白身魚であるという。
総菜コーナーで売ってる白身魚のフライで、これほど「また食いたい」と思ったのも初めて。

結論:島根のメシは美味い