そこまでマストな目標にしていたつもりでもないが、アワイチ()した際の目的のひとつとして淡路島独自のアイコンともいえる「農民車」を見ておくことがあった。
三原平野の農地周辺を移動中、何台もの「農民車」に遭遇した。
「農家のおじさんが運転席に座り、内燃機関で動力を得て車輪が4つある(オート三輪のような三輪車タイプも存在する(した?)らしい)」以外はおよそ共通点がない、個性的な車両たち。
発注者側の農家のニーズ、受注者である鉄工所の技量や経験・使用できる資材類で千差万別の個体が存在したであろうことは想像に難くない訳であり、いわゆる「戦車の現地改造個体」が大好きなミリオタの成れの果てとしては眺めていて実に楽しい。
こちらの個体は運転席のシートもボロボロで荷台にゴミが溜まっていたりと長期間留置されていることが伺えるが、後輪がゴツいトラクタータイヤであることが目を惹く。
エンジン回りに何がしかのカバーをかぶせているのは気取っていると言わんがばかりに、相当に気合の入った古豪であろう個体。
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