このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2017-02-12

宮川ダムと素掘りトンネルと冬の雨

そういや去年の今頃は蓮ダムに行ったなあ・・・と思い出しつつ、今回は宮川ダムまで行ってみることにした。


先日と同様に滝原公園にアルトバンをデポするという流れで移動。



で、誰に向かって言っているのか、よくわからない言い訳。


・・・基本的な信条としては「自宅~目的地~自宅」をすべて自走で通したいというのはあるんだが、初めて走る場所ならまだしも日帰りコースで言えば勢和や宮川沿い、南伊勢方面の山越えは飽きたというか、もはやしんどいだけの話になりつつある。

そもそも「深夜始業~昼前終業」というアレな稼業の身としては「全自走」を貫こうとすると

「ちょっと早起きして、ちょっと頑張って遠くまで走って、おいしいもの食べて温泉浸かって早めに帰って早めに休もう」

というレース趣味ではない(ひいてはそこまでストイックなトレーニングライドを好む訳でもない)自転車海苔のわりかし健全なサイクリング的であろう目標をクリアするのが極めて困難というか

「目的地に到着して。事前にチェックしていたメシ屋でメシを喰おうにも、夜明け前」

「目的地でメシを食えるよう、出発時間を設定して、行って帰ったら日没(ワイ氏的に深夜相当時分)」

という、これ(何しに行ってるのか)もうわかんねぇな状態という有様である。
(端的に言うと、カタギで言う正午がワイ氏的に18時扱い相当時分)

挙句の果てにはそのせいで「休日に走ること自体が怠けがち」になるという「お前何やってんの」状態。


そこで

「妙なコダワリで走る機会を逸するよりは少しでも走れるように積極的にアルトバンに積んでいこう」


というのが今年の方針。

言い訳終了。



まずは、滝原公園を出てから、R42→県道731号→424号の流れで、宮川の三瀬谷ダムへ。




ダムの右手(下流側)には、紀勢線の撮影地としては有名であろう三瀬谷橋梁。

ここで、鵜殿貨物が宮川渡る時に撮影してたんかねと思ったり。
もう鵜殿貨物も、国鉄型キハも居らんのじゃ・・・。





で、ダム上の通路を走行して、対岸の県道31号へ。

三瀬谷ダムの通路は狭い(おそらく、普通車クラスと自転車のすれ違いも厳しい)上、水門の直上あたりがクランク状になっており見通しも悪く危険(カーブミラーは設置されている)なので通行時は要注意。

ダムを渡ると、ベンチとテーブルのある東屋と公衆トイレが設置された公園あり。


県道31号を宮川ダム目指して走るも、上流に砂利採取場や生コン工場、そして国道422号が飯高の166号と繋がっているせいか、想像以上にダンプカーの往来が多くて呻く。

あと、宮川ダム手前まで大台町の町営バスが運行しているので、小型とは言えバスが通行することも考慮しておこう。

但し、交通量全体としては少ないので国道42号のことを思えば気楽なものではある。


三瀬谷ダムから上流に5kmほど走った時点で「もみじ館」なる施設があり、食事もできるようなので休憩とメシ。


※から揚げ定食:750円

もみじ館 http://web-odai.info/taberu/momijikan.html




喫食後、宮川ダムへ向けて再スタート。

前述の通り、平日はダンプカーが結構な頻度で通過するので要注意。



今 の 時 点 では風はあるものの、よい天気であり、ヘコヘコと走行。


※おそらく春には桜の名所であろう「さくらの里公園」(画面中央、宮川に突き出したような部分)





国道422号沿いにある「咳の谷公園」なる、恐ろしく不健康そうな施設



こういうことらしいです。

・・・らしいんですけど、冒頭の「老婆」のところのくだりでカッコがきが修正というか塗りつぶされてるところに、自分リトルな闇感じていいすか(OSSAN特有の病)。










施設としては見ての通り。
駐車スペースは峠道の待避所チックなそれだけであり、トイレなどもない。

湧き出しているであろう水は、ヒシャクの類が置いてあるので神社の手水の如く軽く口をゆすぐ程度ならオッケーなのであろう。

よく「イカした湧き水ポイント」に出現する「ポリタンク10個ぐらい持参して、狂ったように水汲みまくるOSSAN・OBAHAN」の如き振る舞いはヨロシクないんじゃないすかねとは思う。




広くなったり



狭くなったりする国道422号をさらに宮川の上流目指して進む。



走っていたら猛烈に催してきたので、集落の広場チックな場所にあるトイレらしい建造物(人間必死になると洞察力が上がるものであるねぇ)を発見して「誰でも使ってええで(ニッコリ」的看板に甘えて利用させていただく。

で、これは何じゃ?公園・・・?にしては東屋とトイレだけでなにもないっすわねぇ・・・と思ったら



平成16年・台風21号の土砂災害の現場そのものとお亡くなりになった住民の慰霊碑であり、謹んで合掌。




新八知山トンネル工事で途中通行止めということで、一旦宮川の対岸へ渡り迂回。

迂回路を通過し、再度422号へ戻るとこんな具合になっていた。



※2017年2月初旬時点


で、通行止めになっている旧道はどんなもんかと、通行止めのU字柵から覗いてみれば




ファッ!?これガチの素掘りトンネルやんけ!?

・・・先述のリンク先にあるPDFを読むに、大正12年(1923年)に貫通し、平成10年(1998年)に崩落の危険ありという安全上の理由から封鎖(なんでも、希少種のコウモリが生息しているようでトンネルそのものは残置されるらしい)された「八知山隧道」であり、平成27年(2015年)からより山側の新八知山トンネルの工事が始まった模様。

通行止めから20年近く経過しているとはいえ、素掘りトンネルが90年以上その姿を保っているのだから魂消たもんである。

で、現場では一切気づかなかったが、この八知山隧道のさらに川側には「カガスリ道」なる古道まで存在するようである。
流石にそういうもんを探索する(いろんな意味での)度胸も技量も覚悟もないけど。

それにしても、この素掘り隧道は宮川ダム建設に伴うインフラ的恩恵は受けなかったのだろうかと下世話なことを考えたり。





※犂(からすき)谷公園





更衣室も完備している妙に豪勢な公衆トイレ。

更衣室は周辺の山への登山客や、宮川でのレジャーを楽しむ行楽客に配慮している模様。






で、ダム直下の大杉谷橋にてこのような分岐が発生する。

ダム上の通路は通行止めなので、ダム事務所に用のある奴は右を直進せえよというお達し。


ここまで30km強、世間一般で山奥と言われる場所を通過してきたが、このダム手前1km程度の区間でようやく勾配らしい勾配が現れる。

それでも、蓮ダムの畜生勾配9%に比べたら素晴らしくイージーモードである。
ただ、蓮ダムのそれに比較すると、道は狭く路面は荒れ気味。


※宮川ダム


例によって高所恐怖症なので、道路の端にはあまり近寄らないマン。



管理事務所で恙なくダムカードを頂いて、さあ帰りましょうかねと思ったら




いやいやちょっと待ってくださいよ・・・晴れっていうてたやないすかセンパイ・・・

というわけで雨雲先輩から全力で逃げ始めるワイ氏。


で、後半戦は前半戦の対岸となる県道424号線を走って滝原を戻ることに。

新八知山トンネル工事の迂回表示が出ていた橋のところで国道422号には戻らず、そのまま直進し滝原方面へ。

こちらのルート、雨さえ降らなかったらおそらく快適に走れたであろう道である。

後半戦を5割ほど消化し、滝原公園まで10ないし15kmといったあたりで本格的に降られ始める。




冬の雨、何がアカンかという「一度濡れたら、雨が止んでもなかなか乾かないので消耗しっぱなし」というドラクエ的に言う「どく」状態。

夏の九州旅行では天草でドザーwwwwと降られても、晴れてしまえば濡れていたことも忘れるレベルで乾くものだったが、いかに速乾系素材のサイクルウェアでも冬は乾かない。

予報的に大丈夫だろうと思ったので、ウインドブレーカーぐらいしか雨装備がないっていうね・・・

で、手先の感覚が無くなりそうなレベルで震えつつ、滝原公園に戻れば



自分草いいすか・・・




↓今回の走行ログ(もみじ館から滝原公園までのルート。滝原公園から三瀬谷ダムのルートは未計測)

※もみじ館~宮川ダム~滝原公園




2017-01-09

九州走ってきた番外編 サイクリングヤマト便利用についてのクッソ無駄な長文編

※真夏のツーリングで食うアイス、最高や!


※この記事には、クロネコヤマトの輸送サービスや「サイクリングヤマト便」サービスを非難する意図はありません




今回の九州旅行では

スタート地点になる島原まで自転車をサイクリングヤマト便で輸送



空になったOS-500と一旦不要になるカバンや服を大阪南港最寄りの営業所へ宅急便で輸送



さんふらわあを降りた後の大阪で再度サイクリングヤマト便にて自転車を地元に送り返す


という流れにした。

サイクリングヤマト便は、西濃・カンガルー自転車便のサービスの一部として販売されている段ボール箱やハードケースなどは原則として使用不可で、ソフトケース(この時点で候補は限りなく絞られるが)もしくは輪行袋に緩衝材などを詰めて梱包する必要がある。

利用はしていないけど、”通常”のヤマト便で自転車をバラして輸送する場合は逆にハードケースや段ボールなどの「箱」に梱包されていることが必要な模様。


後者を選べば大惨事は目に見えているので、買ったはいいけど実父の逝去などでしばらく塩漬けになっていたオーストリッチのOS-500を使用。
※2012年10月以降、同社のウェブサイトや社長ブログは更新されているフシがないが、OS-500に2015年のカタログが同梱されていたので大丈夫なのだろう、色々と。






サイクリングヤマト便における自転車の梱包、OS-500使用における自転車の梱包については色々な見解・意見がWEB上でも見られるが、今回は可能な限り慎重を期すこととした。


リアディレイラーはハンガーから取り外し、シフトワイヤーが極端に折れ曲がらないよう配慮しつつ、フレームの後三角の内側に入るようにする。
そしてRDそのものは、エアパッキンで包み、輸送中に暴れないよう養生テープでフレームに固定。
エアパッキンは、RNC3EXをヤフオク購入した時のものが捨てるほど余っているので積極的に投入。




この際、ペダルを外したクランクやチェーンも輸送中に暴れないよう、エアパッキンによる保護+養生テープでのフレームへの固定を実施。

暴れることよりも、暴れることにより発生したメカトラブルに対応する・もしくはツーリング中ずっと悩まされる方が遥かに問題なので、この辺りの手間は惜しまない方向で。

チェーンリングも、パーツそのものの保護とバッグ内装へのダメージ軽減(冷静に考えて、決して安い買い物ではない>OS-500)を考慮してエアパッキンで保護。

ホイールは、バッグ内にポケットが設けられているので輪行袋のようにフレームに結束しなくてもいい。

ただ、カセットが剝き出しであるとバッグの内装を痛めたりフレームや他のパーツをガリガリ傷つける恐れもあるので、gdgd心配するぐらいなら保護材で包むなり、カセット用カバーなどをつけるべきだろう。





自転車そのものを収納してもスペースに相当余裕があるので「旅行に必要だけど、現地で回収するまでは不必要なもの」を合わせて詰め込んでおくとよい。

例えば、今回取り外したRDやバッグ収納の為に下げたシートポストの取り付け・再調整に必要な六角棒レンチ、ペダルの取り付けに必要なペダルレンチ(外したペダルそのものも忘れずに!)、リアバッグやフロントバッグなどなど。

あと、それらの小荷物が想定外の動きで自転車や他の荷物を傷つけないよう、厚手のポリ袋や100均の小間物用巾着袋などに入れておくといい。





ただ、ヘルメットについては不安が残った(他の荷物との押し合いに負ける、外部からの想定外の圧迫でダメージを受けるなど)ので、はこBOONを使い、自転車発送以後に発生した小間物と合わせて発送。


一通り収納が終わり、「入れ忘れ」の有無を確認してからファスナーを閉める。
入れ方に差があったのか、自宅で梱包した時はわりとキツく、大阪で梱包した時はむしろ緩いぐらいスンナリ閉まった。

ファスナーを閉めた際、ワイヤーロック用の南京錠でファスナースライダー同士を固定。





これは

「輸送中の想定外の事象により、バッグが開いてしまう(そして中身がブチまけられてしまう)ことの防止策」

そして、余り考えたくはないし、口に出すのも些か憚られるが

「防犯面での対策(早い話が、輸送過程でバッグの中身が盗まれないように)」

である。

gdgd不安に陥るぐらいなら、やれることをやっておいたほうが遥かにマシである。

なお、カギは絶対忘れないように。






アルトバンの後席に押し込んで、近所のクロネコヤマト営業所に持ち込み。


ワイ氏はJCA会員ではなくCJ+会員の方なのでサイクリングヤマト便の利用にあたって、プラスチック製のタグ(JCA会員の場合)ではなく、利用の都度にカード決済もしくはコンビニ決済で利用権(1回の購入につき、2回発送分)を購入する。


で、購入しただけでは効力が発生しないので、対象荷物のヤマト便伝票番号を入力し、初めて「その荷物をサイクリングヤマト便として利用する」効力が発生する。


で、WEB上でも散々目につく話ではあるが


営業所に荷物持ち込んで伝票書いてスマホで画面見せて「サイクリングヤマト便でオナシャス!」と言っても


(´Д`)えっ?オマエハナニヲイテルンダ・・・


みたいな顔される訳ですよ。


で、そこから本社かカスタマーサービス的なトコに電話で問い合わせしてもらって、あれやこれやでしばらく待つ訳ですねぇ。


田舎の営業所でソレな訳ですからして、都市部の営業所だったら後回しにされるのが当たり前ぐらいの気持ちで行かんと不味いんじゃないっすかねぇ。

ちなワイ氏、完了まで20分~30分かかった模様(後ろから他のお客さんが来て、そっちを優先してもらったりしたので)

で、何とか島原へ向けて発送。

送料は20万の運送補償込みで(1万円につき10円の保険代)、2778円(三重→長崎)。
8月21日の午後に発送し、8月23日の午前中には島原の営業所に到着した模様。

予想外に早くて、営業所での取り置き期間を過ぎてしまい返送されてしまうのでは?とちと焦ったり。










旅行1日目(三重→諫早の移動は前日入り扱い)、島原の営業所で自転車引き取り。



そして、営業所カウンターの向こう側で

"RD側を底にして立てられているOS-500"

を見て ヒグゥwwwww って顔になるなど。

RD外しておいて正解ですワ・・・。

ワイ氏、この件でヤマトに責任があるだのどうだの”神ってるオキャクサマ”感漲る妄言は吐きたくない訳ですよ。


サイクリングヤマト便自体が

「自転車をヤマト便で輸送するにあたり、(条件をクリアした上で)本来よりも低価格で利用できるだけのサービス」であり


「ロードバイクだから、特別慎重かつ丁寧に下にも置かない扱いで輸送するサービス」な訳ではない


と理解しとるんで、そこでキャンキャン言うのは、こう知恵が足らんというか、まぁ何というか的なアレな訳ですよ。




バッグを開けて、自転車のセッティングを始めたら



向かって左側のSTI(FDシフター/リアブレーキ)が曲がってる訳ですワwwww


いやまぁ、グイッとやれば簡単に直りますけどね。


・・・たぶん、どこか「ハンドル側を底面にされた」もしくは「そこが強烈に圧迫される」タイミングがあったんじゃないかなー・・・と。






とはいえ、最も懸念していた変速系への問題も発生していないようで、組立て後に変速チェックなど操作チェックを一通り行い、特に問題なし。

この時点で一旦不要となるOS-500、諫早までの移動で使用した靴(ツーリングではSPDシューズを使う)、服、カバンなど「大阪に到着するまでは不要なもの(但し、大阪に到着してから必要なもの)」をすべて大阪南港最寄りの営業所止めで発送。

OS-500の発送については、厚手かつ大サイズのポリ袋で梱包。

それ以外の荷物(カバンなど)はフレームの保護材も兼ねて放り込んでおいた段ボール箱を使用。

むしろ、自転車のセッティングよりも荷物の展開と再発送の方が時間かかったんじゃないか(諸々で1時間以上)という。









翌日から仕事とか嫌すぎるんじゃ^~ああ^~という気持ちを隠すことなく、「きりしま」を大阪南港にて下船したのち、最寄り営業所まで自走して島原からの荷物を回収。




梱包は、地元→島原へ送った時同様にRDの取り外しなどを実施。

後は大阪で軽くブラついて近鉄で帰るだけなので必要以上に急ぐ必要はないが、ダラダラしすぎてもアレ(一言断っているとはいえ、営業所の玄関前に店を広げている訳だし)なので、可能な限り手早く作業。

あと、行きにしろ帰りにしろ、営業所止めで送った荷物の中に使い捨てのニトリル手袋や薄手の作業手袋を仕込んでおくと、手の汚れや怪我を気にせず作業できるので良い。
(カセットの刃先で指を切ると激烈に痛いという経験則)





旅行前よりは若干知恵をつけて、チェーンやRDはエアパッキンで包んだ上で、左右のチェーンステーごと養生テープで巻いてしまえばより安定すると学んだのでそのようにした。




そして、全ての梱包・片づけが完了したのが約35分後。




その後、営業所で伝票書いたり

「サイクリングヤマト便でオナシャス!」→「(´Д`)???」的な10日ほど前のやり取りをリプレイしたりして

約15~20分後は発送完了。


なお送料は10万円の運送保険を付帯した上で、大阪→三重 1598円。



9月3日午前に発送し、9月4日午前には指定の三重県内営業所に到着。




回収後、点検を実施。

島原の時とは異なり、STIが曲がっているなどのパッと見た目の問題はなかったものの、清掃や点検を終えたのちに走り出したらRDの変速がゴミカスレベルになっていた。

アジャスターを数回回せば本調子になったので、STI・RDそのものやワイヤーの不具合というよりエアパッキンの中で動いてアジャスターが回ってしまったのではないかと推測。



で、結論。


1:クロネコヤマトの営業所止めを利用できるのは非常に便利。
(ツーリングのスタート地点として設定しやすい)

自転車はとにかく大きい荷物なので宿泊施設止めが宿泊先に断られる可能性があり、地方都市でも拠点数が多く、なおかつ土日祝も開いているヤマト営業所を利用できる(ツーリング開始にあたって不要な荷物をその場で送り返すこともできる)メリットは非常に大きい。

輸送サービスとしてはヤマト便なので、配達日指定などはできない。

但し、「サイクリングヤマト便の利用」について不慣れもしくは全く知らないヤマト運輸スタッフも大勢いると思われるので、そこで予想以上の時間がかかることをある程度加味しておくべきであり、「あと10分で電車乗るから早く!」などのアレな態度は慎むべきだろう。


2:1回あたりの料金は、通常のヤマト便ベースで計算すると4~6割引になる。

但し、発送に必要な部材(バッグや梱包資材諸々)、CJ+の会員費、サイクリングヤマト便の利用権購入(540円)というイニシャルコストと使用頻度の折り合いをどうつけるかにもよる。
送り先が比較的近く(隣県・片道だけなど)、年0~1回の使用しか見込めなければ西濃の比較的安価な輪行箱などを利用しての通常のヤマト便利用であれば、OS-500購入 + CJ+会員費 + 利用券購入を払うより安くあがるかもしれない。
(この辺りは、料金や輸送状態のチェックも兼ねて一度チャレンジしてみるべきかもしれない)


3:「ロードバイクだから特別に扱う」サービスではないので、十分な梱包も含めて、ある程度は自衛的な心構え・対応が必要。
メカトラブルを予防する為の梱包、パーツの取り外しに必要な工具の準備・同梱、作業スキルなど。

少なくとも「パンク修理もできない=ホイールの取り外しもできない」というレベルだと、大惨事不可避ではなかろうかな、と。




遠方でのライドを数多くこなしたい向きには、経費的な意味では有り難いサービス。
年1程度の利用であれば、CJ+の年会費とも合わせて熟考が必要。