このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)
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2012-09-25

【資料本レビュー】 Deutsche Reichsbahn in Bildern

【資料本レビュー】 Deutsche Reichsbahn in Bildern

ISBN:978-3-86852-342-3
ページ数:176
価格:1869円(2012年9月、Amazon購入価格)
言語:ドイツ語





 元というかメインのHPを年末に閉鎖してしまうので、Blogでコンテンツとして資料レビューをやっていこうというにした。レビュアーとして、上白沢女史に御同席いただく。

 ふむ、大統領に御指名いただいたのは光栄だが、こういった事はメタい意味で阿求殿の方がよかったんじゃないか?

 ・・・稗田女史とは極めて解消し難い見解の相違が発生していてね。
まったく何でもかんでも妊娠ENDを持ち込むとか忍ブロのうま味を理解しない愚行じゃないかねまったくこれだからあの求聞ゴロはブツブツ・・・


 ま、まぁ、色々事情がおありのようだから聞かなかったことにしておくよ(どうせロクでもないことだろうなぁ)。


 さて、今回の一冊は表題にある「写真で綴るドイツ国鉄1930-45」のとおり、戦前から戦時中にかけてのドイツ国鉄写真集だ。
こういった鉄道系写真集の相場はうp主が浅学ゆえに無知だが、ハードカバーで2000円以下という、いつも買っている戦車系ではちょっと考えられない低価格となっている。




 円高のせいかギリシャのアレでユーロがアレなせいかはよく分からないが、大した価格だ。



 さて、肝心の中身だが、とにかく「ドイツ国鉄写真帳」といった感じだ。特定の路線や車種に拘ることなく、色々載せている。鉄道車両だけでなく、鉄道職員や作業員などの働く人々、駅や操車場・車輛工場などの施設や給炭・給水などの設備、鉄道を利用する人々、そしてその時代といった具合にだ。

 


 キャプションは簡潔にまとめられ、とにかく写真が豊富かつ大きいサイズで掲載されているのが非常に好ましい。キャプションや本文はドイツ語のみだが、写真を眺めるだけでも十分楽しめる。

 本書で面白いのは、いわゆる鉄道部門だけではなく鉄道フェリーや連絡船のような水運、トラックを用いた自動車輸送にも焦点を当てていることだろう。ドイッチュ・ライヒスバーンのロゴを荷台側面に大きく描いたベンツの4.5トントラックなど、その積み荷(ミルク缶から大型プラント機器まで)ともどもモデラーの創作意欲をそそるのではないだろうか?

 このブログを見ているような海兵には、戦時中の写真が気になるところだろう。空軍将校と見まごうような制服の鉄道職員、女子鉄道職員、戦地での人員・物資輸送、保線作業、パルチザンなどによる襲撃・破壊工作とおぼしき鉄道や列車の破壊など様々だが、「●△戦車の貴重な鉄道輸送シーン」といったものはないので、そういった向きを所望する際は注意されたい。

 戦時と戦前の割合は、6:4といったところだろうか?どちらにしても色々なスナップが楽しめるので、どっちがどうという優劣はつけがたいな。日本の国鉄は戦後の高度成長期に隆盛を極めた(同時進行で衰退した部分もあるが)が、ドイツ国鉄の場合は戦前~戦時までがそのピークのような気がするよ。これは敗戦によってドイツ国鉄がその路線網ともども、東西に分断されたことも無関係ではないだろう。

 以前に読んだ本かウェブ上のテキストでは、東西ドイツ統一後に、旧西側のドイツ鉄道関係者が旧東側の鉄道を調査したら、戦前レベルものをやりくりしながら運営していたような状態で、施設や設備の類は老朽化というレベルではなかったらしい。無論、おえらいさんの目に止まるような都市部はともかく、地方閑散路線は日本の国鉄末期ってレベルじゃねーぞ!?だったらしい。まあ、うp主個人としては「一部の思いあがった組合関係者」はともかく、一般的な日本の国鉄職員はJR化されるまで十分に努力したと思っているらしいがね。

 「国鉄とは何だったのか」という話はそのスジの人々に任せるとして、この本は統計的なデータ・アーカイブの類ではなく、とにかく「見て楽しむ」本だ。にわか鉄のうp主がそう思えたのだし、山の河童の言う「お値段以上」という奴だろう。いつの世でも、どのジャンルでも「絵や写真が多い本は楽しい」というものだと私は思うよ。データや論文などはそのジャンルに首まで浸かる気になってから漁ればいいことだ。

 !? にとり君がNinjaの尻子玉(意味深)を抜いて忍ブロNTR展開とか許されざるよ!?これは海兵隊を妖怪の山に緊急展開せざるを得ないな・・・。

 いや、私はそういうつもりで言った訳じゃないんだが・・・





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E-50進捗



 

フィギュアはDMLの戦車兵セットを使用。軍装の時期的なマッチングどうこうとか知らん、アズクハルに聞け(カロン話)。

2012-09-21

大統領LSは、クッソ悪い天気の中で三岐線→温泉→北勢線で遊ぶようです 前編




台風16号の影響で天候がスーパー不安定な状況下、北勢方面へ。

主目的

1:大安駅近くの静態保存されているED222電気機関車
2:丹生川駅で「貨車車票の歴史」を買う
3:伊勢治田→阿下喜まで歩いて、ナローゲージの北勢線に乗る
4:阿下喜駅隣の「軽便鉄道博物館」で保存されている旧近鉄のモニ226

晴れたり、横殴りの雨が降ったりと散々でしたけどな!

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 ほぼ一日中、降ったり晴れたり横殴りで降ったりするような天気だったが、うp主の時間的制約ゆえに強行してみた。

 というか、ED222もモニ226も逃げないんですから、もう少しマトモな日を選べばいいでしょうに・・・。貨物博物館軽便博物館の開館日に合わせられないなら、強行する必要全く無いじゃないですか。

 うp主の行動規範は8割方思いつきなんですわ?お?そもそも、10年前に初めて島根旅行した折など、出発日の夜に思いついてそのまま片道500キロ走っているのだよ。

 当時は新名神もありませんしね。しかも、夜中に思いついて行動してるから、車の燃料は少ない上にアテにしていたガソリンスタンドが休業していて、ガス欠しそうになったじゃないですか。

 嫌な事件だったね・・・

 何はともあれ、いつものように近鉄の名古屋行き急行で、富田まで行きます。それにしても、今日のお伴は私ですか?珍しいですね、天子様はともかく、永江さんまで御不在とは。

 うむ、何やら前回の更新を見た衣玖さんが

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 どうやら・・・風が”よくないモノ”を、いくてん界隈に運んできちまったようですね・・・

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 と言って、そのまま帰ってしまったからな。無理に呼ぶとロクでもないことになりそうだし、マンネリ防止と私の胃に穴が開くことを避ける為に犬走君を誘った次第だ。


 古明地さんとラーメン屋巡りでも行ったんでしょうかね? そして、近鉄富田から三岐鉄道・三岐線に乗り換えます。この時に前回 http://menatezz.blogspot.jp/2012/05/blog-post_06.html 同様、1日パスを購入しました。1000円で三岐線・北勢線の両方に使えますので、撮り鉄・乗り鉄を嗜む方にはオススメしたいパスですね。

 ちなみに、北勢線は自動改札機が導入されているが、このパスは自動改札機非対応のただの厚紙なので、北勢線では改札機ではなく係員に申告して提示する必要がある。本日はまず大安駅近くのED222電気機関車を見学する為、大安駅まで行こう。

 

 大安駅の面白いところは、地域のコミュニティ施設として図書館が併設されている点です。正面入口も堂々と「図書館」を謳っています。三岐鉄道沿線は三岐線にしろ北勢線にしろ、いわゆる「パーク&ライド」を重視して駐車場が大なり小なり整備されています。大安駅の場合は図書館があることもあってか、かなり大型の駐車場が整備されていますね。



 車を使って撮り鉄を嗜む諸君にも便利かもしれないが、合衆国としては出来るものなら少しでもその鉄道にお金を落としてほしいと思う。田舎の路線バス並に詰んでいるダイヤならまだしも、三岐鉄道は1時間2本というローカル私鉄単線としてはかなり頑張っている運行を実現しているので、少しでも利用してほしい。



西藤原側から、大安駅を眺める。


白いドーム状の建物がある場所が、ED222が保存されている大安中央児童センター


 大安駅から児童センターまでは徒歩5分強といったところかな。道路がグリーンで塗装されているが、サイクリングロードか何かだろうか?

 おや、御目当てが見えてきましたね・・・。



大安中央児童センターのボールドウィン/ウェスティングハウス製ED222電気機関車。
窓ガラスが無くなり、塗装は痛み、クモの巣は張るなど、とにかくひどい状態。



大きな地図で見る


 うわあ・・・


 ネットの記事でも「状態がよくない」とはありましたけど、想像以上ですね・・・。どうにかならないものなのでしょうか?

 地元自治体が「保存」しているのだろうが、正直「放置」と言っても差し支えが無いな。丹生川駅の貨物鉄道博物館や西藤原駅で静態保存されている機関車群と比べるのは酷だろう・・・。設置場所にある屋根の採光窓も割れて、色々と物悲しいよ犬走君。





 ・・・天気もよくないですし、気を取り直して丹生川駅に行きましょうか大統領閣下。

 ・・・そうだな、こんなことでは忍ブロに笑われてしまうんですわ?お? ・・・!落ち込んだNinjaをフィジカル面で慰めるBuront・・・!そういうのもあるのか!ベッドの上ではOreがメイン槍なんですわ?お?とかマジ震えてきやがった・・・!

 いつもの元気を取り戻せたようで何よりです。さて、次は丹生川駅で「貨車車票の歴史:戦前篇」の購入ですか。


送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線

送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線
 
送信者 20120918_にわか鉄の三岐鉄道三岐線と北勢線


 うむ。貨物鉄道博物館公式HPでも通販を扱っているのだが、どうせなら現地で買いたいということで、丹生川駅まで来た。博物館開館日のみの販売かと思ったら、丹生川駅の窓口でも販売しているとのことなのでそちらで購入した。


 浦田 慎 氏著書の「貨車車票の歴史:戦前篇」は、文字通り「貨車に貼りつける車票の歴史」で、本書は「戦前篇」とは言うものの、明治の鉄道建設から大東亜戦争終戦に至るまでの官製鉄道、国鉄、私鉄、海外(南満州鉄道、台湾鉄路管理局)の車票を扱っています。現存する車票、復元図だけでなく、貨車の車票サシなどにも言及しています。

お堅い解説本といった感じがするかもしれませんが、車票や貨物輸送に関するコラムもあり、読み物としても楽しめます。戦時中に広島方面の劣悪な石炭需要を賄う為に、広島を通過して大阪・名古屋・東京方面に向かう貨車の車票を改竄して、広島地区の工場などへ供給したというコラムなどは是非ご一読を。ミリオタな方向けには、軍需物資用の車票の解説、南満鉄での戦車輸送(ルノーFT17)のスナップなども有難いですね。




 64ページで1500円です。いわゆる同人誌ですが、メロンブックスさんやとらのあなさんなど、皆さんがいつも利用される本屋さんには並ぶ可能性はおそらくありませんので、貨物鉄道博物館か丹生川駅でご購入いただくか、公式HPの通信販売をご利用ください。著者の後書きでは戦後編も刊行予定とのことで待ち遠しいですね。

 なお、丹生川駅では本書の他にも貨物鉄道博物館のグッズや、三岐鉄道公式グッズ類も取り扱っているので、その方面に乗り鉄・撮り鉄される際はぜひ検討してほしい。

 さて、大統領閣下。次は伊勢治田駅ですか?

 そこから、北勢線の阿下喜駅まで約2キロ半。歩いてみようとは思うが、天気が如何なものかと・・・。

 まあ、ここまで来た以上は行きましょうよ。ていうか、行ったんですけどね!


 犬走君がメタ発言していらっしゃるよ、自重して差し上げろ。



次回:長過ぎて更新が遅れるのもareなので、後編に続く。

 

Yagokoro:まあ、大統領ったら白狼天狗とデートだなんてどういうことかしら私を全く誘ってくださらないのにあの天狗誘うとかくやしいのうくやしいのう何妖怪の山にチ●スかペ●トに感染したネズミでもばら撒いたらいいの?ねえ?
President:やめテ!
Momiji:(うわあ、うぜえ)