このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

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2012-10-12

【資料レビュー】Israeli A-4 skyhawk Units in combat

【資料レビュー】Israeli A-4 skyhawk Units in combat



ISBN : 978-1-84603-430-5
ページ数:96
価格:1580円(2012年10月、Amazon購入価格)
言語:英語
著者:Shlomo Aloni



 今回は、「ハイネマンのホットロッドですね」と言われても「それほどでもない」と答える謙虚な攻撃機・A-4スカイホークの、イスラエル空軍における編成・戦史の一冊だ。

 スカイホークと言えば、西側の地上攻撃機の代表格だな。地上攻撃機と言えば、A-10がネット界隈でキャラ立ちしている感もあるが、A-10がよくも悪くもアメリカンなハーレーとすれば、A-4は文字通り、スーパーカブのような実用機と言える。

 アメリカ並に実戦運用したのは、イスラエル空軍ぐらいだが、そこでも多くの逸話を残している。ちなみに、エースコンバットZEROの「Pixy」の「片翼」は、イスラエル空軍の事故機が元ネタと言えるが、そのF-15はA-4と空中衝突して片翼になってしまったそうだ。この時、F-15は自力で帰還したが、A-4はそのまま墜落している。
幸いいずれの機体の乗員も生還し、飛行任務に復帰したそうだ。このあたりのエピソードは、朝日ソノラマ・新戦史シリーズの「イスラエル空軍」に掲載されている。ちなみに、訳者は岡部いさく氏だ。





 スカイホークに関して最も痛快なのは、「ミスタースカイホーク」ことエズラ・ドータン大佐のエピソードだな、世界で唯一、スカイホークでミグ戦闘機とドッグファイトし撃墜したとされている人物だ。
この本も面白いので、近いうちに再レビューしたいな。だが、今日は前述のスカイホーク本をレビューしよう。
オスプレイコンバットエアクラフトシリーズの81冊目だ。イスラエル空軍における導入~2000年代のスカイホークの近況を扱っている。カラー塗装図は4ページ・16機分が掲載されている。
とにかく、爆装した機体のショットが目につくな。これでもかと言わんばかりに、Mk.82をブラさげた機体ばかりだ。まあ、これがA-4、そして地上攻撃機の本質でもある訳だが。
ちなみに、表紙の「MIG-17とドッグファイトをやらかすスカイホーク(爆装)」のイラストが、そのドータン大佐の空戦を描いたものだ。彼が手記で「戸板のような空気抵抗」と述べたロケット弾ポッドを満載している様もしっかり描かれている。


 

 前述のように、導入期~近年に至るまでの、イスラエル空軍におけるスカイホークの様々な姿を見ることができる。とにかく、爆装爆装であり、80年代からはレーザー誘導爆弾を装備した個体も見られるようになる。

イスラエルはヨム・キプール戦争での戦訓(地対空ミサイル対策)として、スカイホークのエンジン排気口を改修しているが、それでも当たってしまうものは当たってしまうようで、レバノンでSA-7を喰らった機体の写真が掲載されている。ちょうど延長改修を施した部分がフッ飛ばされており、そういう意味では改修が効を奏したのかもしれないな。

面白い写真としては、戦時の喪失に対するアメリカの緊急援助としてフェリーされた元アメリカ海軍のA-4を、アメリカの国籍マークやシリアルナンバーもそのままにイスラエル式の迷彩塗装を上書きしているシーンだろうか。細いアウトラインを描いてから塗るという作業工程がよくわかるショットだ。

ちなみに、イスラエル空軍のスカイホーク1号機はゴラン高原上空で撃墜されてしまったそうだ。地上攻撃機という機体のタフな任務を感じることができるな。
巻末には、損失リストとスカイホーク装備部隊のリストが掲載されている。損失リストは約1ページ、少ないと感じる向きもいるだろうか?だが、イスラエルという国自体が世界的なスケールで見れば小国であり、国土や国力から見れば本来不釣り合いなレベルの軍備を有し、そして不釣り合いなほどの血を流している。
誰が悪いのだろうな?聖書の神々か?ユダヤ人か?イギリス人か?「勇敢でかわいそうなパレスチナ市民」か?
だが、それがあの国の歴史だ。


 単純にスカイホークを知りたければ、「世界の傑作機」のスカイホーク編を買うべきだろう。世傑150巻目に新たに発刊されている。
オスプレイのスカイホーク本は、イスラエルという小さくタフな国に相応しい小さくタフな攻撃機の物語と言えるだろう。





 ほう、流石は大統領だな、うまくまとめているじゃないか。

 このレベルのスキルがないと、求聞ゴロもとい稗田女史とのドエレーケンカで、この先生きのこれないんですわ?お?・・・それにしても、今日の上白沢女史は何やら覇気に欠ける感、何かあったのかね?

 い、いや、別に何もないぞ!?決して、妹紅が永遠亭の姫と一緒にバイトに行っているもんだから、ご飯食べたり世話を焼いてやる機会が減って残念が鬼なっている訳じゃないぞ!?この話題はもう終了ですね!

 ・・・露骨な、けーね→かぐもこ展開だ・・・いやらしい・・・


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 (ダンッ!)妹紅のヤツ、「私なんかが慧音の傍に居たら、慧音が悪く言われるよ」とか言うんだぞ!?
私がそんなことを気にするか!けねもこを悪く言う奴はベトコンだ!
かぐもこを支持する奴はよく訓練されたベトコンだ!かぐもことか聞いたことないですしおすし!女教師属性と世話焼き女房属性が合わさり最強に見えるんだぞ!クソァ!戦争じゃあ!


 ・・・大統領ですが、上白沢女史の絡み水が最悪です。

 大統領!今日は朝まで「餃子の王将」でけねもこだぞ!紀伊店のか!

 ボスケテ!



2012-09-25

【資料本レビュー】 Deutsche Reichsbahn in Bildern

【資料本レビュー】 Deutsche Reichsbahn in Bildern

ISBN:978-3-86852-342-3
ページ数:176
価格:1869円(2012年9月、Amazon購入価格)
言語:ドイツ語





 元というかメインのHPを年末に閉鎖してしまうので、Blogでコンテンツとして資料レビューをやっていこうというにした。レビュアーとして、上白沢女史に御同席いただく。

 ふむ、大統領に御指名いただいたのは光栄だが、こういった事はメタい意味で阿求殿の方がよかったんじゃないか?

 ・・・稗田女史とは極めて解消し難い見解の相違が発生していてね。
まったく何でもかんでも妊娠ENDを持ち込むとか忍ブロのうま味を理解しない愚行じゃないかねまったくこれだからあの求聞ゴロはブツブツ・・・


 ま、まぁ、色々事情がおありのようだから聞かなかったことにしておくよ(どうせロクでもないことだろうなぁ)。


 さて、今回の一冊は表題にある「写真で綴るドイツ国鉄1930-45」のとおり、戦前から戦時中にかけてのドイツ国鉄写真集だ。
こういった鉄道系写真集の相場はうp主が浅学ゆえに無知だが、ハードカバーで2000円以下という、いつも買っている戦車系ではちょっと考えられない低価格となっている。




 円高のせいかギリシャのアレでユーロがアレなせいかはよく分からないが、大した価格だ。



 さて、肝心の中身だが、とにかく「ドイツ国鉄写真帳」といった感じだ。特定の路線や車種に拘ることなく、色々載せている。鉄道車両だけでなく、鉄道職員や作業員などの働く人々、駅や操車場・車輛工場などの施設や給炭・給水などの設備、鉄道を利用する人々、そしてその時代といった具合にだ。

 


 キャプションは簡潔にまとめられ、とにかく写真が豊富かつ大きいサイズで掲載されているのが非常に好ましい。キャプションや本文はドイツ語のみだが、写真を眺めるだけでも十分楽しめる。

 本書で面白いのは、いわゆる鉄道部門だけではなく鉄道フェリーや連絡船のような水運、トラックを用いた自動車輸送にも焦点を当てていることだろう。ドイッチュ・ライヒスバーンのロゴを荷台側面に大きく描いたベンツの4.5トントラックなど、その積み荷(ミルク缶から大型プラント機器まで)ともどもモデラーの創作意欲をそそるのではないだろうか?

 このブログを見ているような海兵には、戦時中の写真が気になるところだろう。空軍将校と見まごうような制服の鉄道職員、女子鉄道職員、戦地での人員・物資輸送、保線作業、パルチザンなどによる襲撃・破壊工作とおぼしき鉄道や列車の破壊など様々だが、「●△戦車の貴重な鉄道輸送シーン」といったものはないので、そういった向きを所望する際は注意されたい。

 戦時と戦前の割合は、6:4といったところだろうか?どちらにしても色々なスナップが楽しめるので、どっちがどうという優劣はつけがたいな。日本の国鉄は戦後の高度成長期に隆盛を極めた(同時進行で衰退した部分もあるが)が、ドイツ国鉄の場合は戦前~戦時までがそのピークのような気がするよ。これは敗戦によってドイツ国鉄がその路線網ともども、東西に分断されたことも無関係ではないだろう。

 以前に読んだ本かウェブ上のテキストでは、東西ドイツ統一後に、旧西側のドイツ鉄道関係者が旧東側の鉄道を調査したら、戦前レベルものをやりくりしながら運営していたような状態で、施設や設備の類は老朽化というレベルではなかったらしい。無論、おえらいさんの目に止まるような都市部はともかく、地方閑散路線は日本の国鉄末期ってレベルじゃねーぞ!?だったらしい。まあ、うp主個人としては「一部の思いあがった組合関係者」はともかく、一般的な日本の国鉄職員はJR化されるまで十分に努力したと思っているらしいがね。

 「国鉄とは何だったのか」という話はそのスジの人々に任せるとして、この本は統計的なデータ・アーカイブの類ではなく、とにかく「見て楽しむ」本だ。にわか鉄のうp主がそう思えたのだし、山の河童の言う「お値段以上」という奴だろう。いつの世でも、どのジャンルでも「絵や写真が多い本は楽しい」というものだと私は思うよ。データや論文などはそのジャンルに首まで浸かる気になってから漁ればいいことだ。

 !? にとり君がNinjaの尻子玉(意味深)を抜いて忍ブロNTR展開とか許されざるよ!?これは海兵隊を妖怪の山に緊急展開せざるを得ないな・・・。

 いや、私はそういうつもりで言った訳じゃないんだが・・・





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E-50進捗



 

フィギュアはDMLの戦車兵セットを使用。軍装の時期的なマッチングどうこうとか知らん、アズクハルに聞け(カロン話)。