このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2015-09-16

古和峠 と 藤坂峠 (やる夫茶番無し)




まったくもってワタクシゴトながら、7月末に実父が急逝しまして。

そのこと自体にミソつけるつもりは無いんですけど、11月のTF神戸までは泊まりのロングライドを出来そうにもなく。
とはいえ走らないとストレス溜まるので、8月後半から余裕が出てきたので以前より考えていたコースにトライしてみました。





その1 県道33号線 古和峠

国道42号線・熊野街道の伊勢柏崎駅の比較的近くから、大河内山方面へ入る。
峠道出入口までは集落もあり、それなりの道幅であるけど、集落が途切れたあたりから当然のように「大型車お断り」看板出現。


※古和峠出入口周辺(大紀町側)


※いいね!じゃねぇよ、全然よくねぇよ



※路面そのものの状態はまだしも、落石やそれが砕けたもの、太めの枝や細い幹が折れたものなどなどの障害物が多く、走行での通過不能もしくは危険と判断し下車・徒歩通過箇所もあり。
法面から落ちてきて砕けた石は鋭いものが多いので、タイヤのサイドカットやパンクには要注意。
(数回ゴリッと嫌な感じがあったけど、25CのRACE-Dで余裕でしたw)



県道12号線の剣峠国道368号の仁柿峠と違い、近隣住民(ハイパー過疎地帯)の生活・連絡路として利用されているフシもなく、せいぜいがNTT大河内山中継基地の保守管理オッジか林業オッジ、道路管理オッジぐらいしか通らないんじゃないかな?って感じ。
今回の走行(平日の午前中)では自転車・自動車・歩行者を問わず、南伊勢側まで一切後続も対向もなし。

ヒトや車には一切遭遇しなかったけど、野生動物(ウリ坊2匹)に遭遇したり、周囲にその気配を感じることはザラなので無意味に刺激したり山に分け入ることはやめておきたい。あと、季節によっては虫が多い(今回、古和峠(大紀町と南伊勢町の境界)を撮影しなかったのは、ハチやらアブやらが多かった為)ので虫除けの注意も必要。
自転車なら夏は七分~十分のレーパン、アームカバーや夏用長袖ジャージの着用がよさげかと。


※南伊勢町側の出入口










その2 県道46号線 藤坂峠

その1の古和峠における教訓から「もうちっとマシというか手心isありそうなコースは無いんですかねぇ・・・」ということで、七保での県道38号と46号の分岐から、46号に向かい藤坂峠を越えて神前浦に抜けるルートに挑戦。




※県道46号線も途中までは林業オッジの作業/貯木場やそこに出入りするであろう運送オッジのこともあってか、フツーに片側1車線の良好な道なれど、そこから少し奥に行くと、大型車お断りゾーンに。






※九十九折れの密度的に古和峠よりヤバくないすかね、ここ(ドン引き)
枝やら石やら虫やら野生動物(今回は直接的な遭遇はなし)に対する注意は古和峠と同様に必要、交通環境も古和峠と同じく後続や対向と一切遭遇せず。







※ただし、古和峠と異なり、峠から国見山石灰鉱山への道とNTT藤坂中継基地への道(実質的に専用道)があり、峠の前後の道幅から大型車の通行は無理としても鉱山の稼働状況によっては軽~普通車の通行が発生する可能性はあるので注意。




※藤坂峠からの南伊勢町側への下り。
画像はないけど、下りの残り2ないし3km程度のところで唐突に分岐が発生。
通行需要からして必要ないのか、最終的には国道260号に嫌でも辿り着くという判断なのか、どちらがどちらという標識もない。
藤坂峠を大紀→南伊勢に下る際の左側への分岐が旧南島町の河内地区(河内川沿い)に到着するルート、右側分岐が国見山石灰鉱業の搬送コンベアライン(と鉄道輸送していた頃の専用線跡)に突き当たるルートとなる。
今回は国見山石灰鉱業の専用線跡を眺めることも目的だったので、右側ルートに。
ただし、国道260号方面ひいては志摩市方面への移動のみが目的であれば、左側でも問題なしと思う。



※石灰鉱山の専用線跡側から見た藤坂峠ルートとの合流点。




※藤坂峠の下りから合流すると、石灰鉱山の搬送コンベアラインと専用線跡に突き当たる。
当初、この辺も石灰鉱山や関連企業の私有地で進入禁止地帯ではないだろうかと思ったが、藤坂峠の分岐からこの地点に至るまで警告の看板などもなかった。


※合流点から山側に進むと、溝と言ってもいいような小川を渡る可愛らしいガーター橋の遺構が出現。



※さらに山側に進むと、私有地内のコンベアライン下に専用線運行時代に使用されていたディーゼル機関車D-505号機が。
コンベアラインという屋根があるせいか、わりと(あくまでわりとレベル)痛んではいない模様

数年前はさらに奥の敷地内にD-507号機という同型機も眠っていたようだが、既に解体された模様。
Web上の情報や画像から類推するに、507号は敷地内でトラックなどの往来に邪魔な場所にあった為に先に解体され、505号は同じく敷地内とは言え、コンベアラインの下というとりたて鉱山の操業の邪魔にはならず、さりとてコレといった有効な使い道のない場所にあり、当面は邪魔にならないから放置してあるという感じなのだろうか。
あと、さらに古くは南海から売り飛ばされた凸型電気機関車が運行されていた時代(つまり電化されていた時代があったらしい)もあった模様。





※遠目とはいえ、D-505号機を拝んで満足したので、国道260号方面へ移動。
専用線は伊勢地川とほぼ並行しており、伊勢地川やその支流を渡る二箇所のガーター橋そのものも現存。
但し、村山地区のあたりは専用線路盤跡の一般道化工事が進んでおり、線路や枕木の撤去、ガーター橋も既存の構造物の上に補強?を施して工事している模様。







今回のまとめ。

まあ、なんですねぇ・・・素直にR42~R260を走ればいいんじゃないかなぁ・・・と。






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