WF向け頒布物を作る為、初めての両面複製。
前回の掩体壕、雑具箱、コンクリートバリアはいずれも片面取りであり、複製する手間は楽だったが、実際にパーツを使用する際の前処理(湯口切除と整形)を考えると半端でない手間が発生し、どうにもイケてない(誤魔化しようはあるんだが)ので、今回からは両面取りをすることにした。
んで、名著「モデルテクニクス2」などを参照しつつ、やってみるも、問題頻発。湯流れはおかしい、気泡でディテールが面ごと欠損する、そもそも型配置がウンコ過ぎてエア抜き口を増設する余地すらない、複製を考慮した原型の形状などエトセトラ(ゆうきまさみ的表現)。
こうして実際にやってみると、世のガレージキットが「そうなっている理由」「そうしていない理由」「そうせざるを得ない理由」なんぞが見えてきて、なんとなく楽しかったり(現実逃避的な意味で)。
なんとかギリギリのマージンでエア抜き口増設したり、注型口をなんとか増強したり、気泡の抜けにくいウンコ配置なのでうおォん俺はまるで人間脱泡マシーンだとシリコン型を斜めにしたり小突いたり揺さぶったりして、なんとかそれらしい複製品はできた。
・・・・・・・・・・・最大の問題は、これはメイン頒布品じゃないということだ。
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