このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)

2020-02-12

紀州鉄道に乗ってみた 前編

2020年1月後半戦の連休、どこかでサイクリングをと画策するも笑えるレベルで雨天続き。

2日の休みで行ける範囲で、サイクリングを楽しめる可能性がありそうな場所も予報も無かったので、自転車を噛ませにくいプランで遊ぶことにした。



※印南SA(上り)

吐きそうなぐらい土砂降りだけどな!?





※JR西日本/紀州鉄道 御坊駅

というわけで、一社の営業距離が日本最短のローカル線「紀州鉄道」までやってきた。

御坊駅には紀州鉄道の設備としては乗降用の0番ホームしかなく、紀州鉄道の営業窓口や券売機などはなし。




※御坊駅 0番ホーム(紀州鉄道)



元信楽高原鉄道の車両であったKR301に乗車して、まずは終点の西御坊駅まで。
「駄菓子列車」という企画の内装らしく、天井にうまい棒がびっしりと。

早朝ということもあり、西御坊まで乗客は一人(わし)のみ。

西御坊までは10分足らずで到着、運賃は大人180円。ICカードは利用できない。
車内での両替は1000円札のみ対応で、乗車時間も短いので利用前に小銭を用意した方がよい。



※西御坊駅

2018年までは有人駅だったものの、現在では無人駅。
駅舎内には自動販売機、観光パンフレットなどが常備されたスタンド、駅ノートがある。
利用客のものかどうか不明であるも、駅舎外に駐輪スペースが無いようで自転車が1台置かれていた。




鉄道車両の進化とともに戦前からあるような駅のプラットホームは大凡嵩上げを余儀なくされるが、紀州鉄道の場合は「ホーム全体を嵩上げ」することが現実的ではなかったようで、乗降位置のみ嵩上げというか盛られている。

あと、もともとそういう設計なのか、補修に次ぐ補修のせいかなのか、174cmのわしが圧迫感を感じる程度には天井が低い。






これで終わりという訳ではなく、ここからは鉄道線から見て海側にある紡績工場(現 ダイワボウプログレス和歌山工場)への専用線跡と廃止された日高川駅~西御坊駅区間を徒歩で巡る。

土砂降りだけどな!






国道42号線を横断して、TSUTAYAとオートバイ店の間を通るとそれとわかる専用線跡が登場。



靴をベッチャベチャにしつつ、工場と御坊市街の間を流れる西川まで来ると未だ残る線路が登場。

幾らなんでも、この鉄路が再開されることはないだろうが、西御坊側は近隣民家の駐車スペースや資材置き場となっていた。



西川には橋台などの遺構や面影もなく、工場前にも専用線が通っていたことを思わせるようなものはないけど、おそらくこの植え込みスペースが専用線跡ではと思う。



道路を挟んで向かい側にある防災公園(津波避難場所)に登って、工場構内を伺ってみるとトラック輸送(とフォークリフトなどによる荷役)に使っていると思えないプラットホームとおぼしき物が見えたので、そこが専用線の終端もしくはその一部だったんじゃなかろうか、と。

その手の資料などにはその辺りもはっきりしたことが記されているのかもしれんけど、そこまで投資する気も調査する気もないというクソにかわぶり。




その津波避難場所、ただの高台というだけでなく非常時には炊飯などに利用できる「かまどベンチ」や「マンホールトイレ」が設置されていた。

高台に登る階段を川のように流れる雨水にウンザリしつつ、今度は西御坊~日高川の廃止区間に向かう。



~~~~ 続く ~~~~



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