このBlogについて

イスラエルや戦後系の戦車作ったり、おっぱいがけしからんフィギュア
作ったり、年中、体のどこが具合悪いと文句垂れるおっさん「サビ屋」のBlogなんやな・・・。

※自転車乗り始めてからババチビりそうな勢いで模型作ってないってそれ前から言われてるから(戒め)

FELTとANCHORと9S下駄の熱い三台体制(活用できているとは言っていない)
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2017-07-23

3年ぶりに模型を完成させた話~朝潮型駆逐艦「霞」の場合

伊勢~出雲ツーリングの副次目標として、数年ぶりに「轍」さんの展示会を見学させていただいた。



地元サクルから足抜けしてぼっち化したとはいえ、作品なしというのも些かアレであり、かといって数年前の旧作というのもアレだったので、「ケースに固定して宅急便で送れるもの」という大前提の元、何か新作をこさえることにした。










2016年に市内でオープンした「ホビーカフェ ガイア」さん(カレーが激烈にうまい)の作業スペース初利用も兼ねて、「作りたい欲と手間のかからなさ具合」のバランスが一番とれているであろう(ウチの在庫で)MENGのアチザリット前期型に着手してみたものの、塗装(とツーリングの準備)でどう考えても工数が足らず、睡眠時間やツーリング準備時間を削ってまで間に合わせるのも本末転倒なので、急遽方針変更。







ハセガワの「朝潮」と「霞」

「霞」の方は2000年代発売とはいえ、超ロートルな朝潮型そのままにランナー追加程度なので、付属してるWL共通おまけランナーで多少なりとてディテールアップの真似事などを実施。





砲塔、魚雷発射管、機銃などを入れ替えるとロートルキット+ワイのスキルでも多少なりとて(弊社比)見れたものにはなる。




タミヤアクリルの海軍工廠グレイやリノリウム色、スミ入れ用ブラック(スミ入れ用にブラックを希釈することすら面倒にになった身としてはすこぶる便利である)を新たに調達。

3年模型を放置すれば、枯れた塗料や接着剤が鬼のように増えるという得難い経験。




マスキングもかったるいので、グレイとリノリウム色をそれぞれガッと吹いて、ハミ出たところは筆にリタッチ。



艶消しクリアを希釈し過ぎて、微妙にツヤが消えていないが「まぁ、水の上に居るんだし、いいでしょ」と海軍精神を発揮。

水面の表現は、アクリルのミディアムブルーをガッと吹いてから、リキテックスのジェルメディウムを100均の筆でベチャベチャ塗り付け。





航跡というか水泡の表現は、1/144の二式水戦を作った時以来のこいつらで。





でもって、表計算ソフトでこさえたラベルをコンビニで印刷してきて、貼り付け。

あと、ヒケの処理をまったくしていなかった煙突を誤魔化す為に、黒綿棒からむしった綿で排煙を表現。

はい、終了。

あれっすわ、艦船模型のディチールアッポとかはそういう世界の人らの仕事っすわ、ワイちゃん自転車の部品より細かいもんとか弄るのしんどい(直球)

できねえもんはできねえし、やりたくねえもんはやりたくねえし、やりたきゃやりゃいいんだよ!で割り切れば、わしによし、うんよし すげえよし の大正義三原則でエブリデーハッピーに生きられる事がわかったこの3年。












伊勢市内の模型工房つきカフェー「ホビーカフェ・ガイア」さん カレーとコーヒー牛乳が激烈に美味いゾ(率直

Twitter → https://twitter.com/hobby_cafe_GAIA







鉄道的には近鉄・山田線の宮町駅が一番近いゾ

2011-11-12

航空戦艦・伊勢 ~呉鎮守府第1予備艦~

展示会のテーマ展示用に、ハセガワの超ロートルキット「伊勢」(現在はリニューアル版が出ているので、コレはずっとデキがいいのです)を製作。



昭和20年7月の呉空襲の時点で施されていたのではないか、と思われる迷彩塗装状態の「伊勢」。
「Ship strike pacific」の表紙やP.134などに掲載されている呉空襲時や終戦後の空撮では、主砲塔などに帯状の迷彩塗装を見ることができる。

終戦後に撮影された調査フィルムでも、大破着底した「日向」や「伊勢」に迷彩塗装の痕跡を確認できる。





海外の書籍では、三色迷彩塗装の「伊勢」が解説されているが、Webショップのサンプル画像で見ただけなので、そちらについては何とも言い難い(その本の論拠も、前述の調査フィルムのスチールが元になっているようだが)。


で、完成した後にググッたら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/aoon4649/folder/1032996.html

ひぎぃ。

・・・まぁ、田舎海軍のボロ魚雷艇ならまだしも、一大ジャンルを築いている戦艦なら吾輩がたりねぇ脳味噌こねくりまわして考える必要も無かったのかーというか鬼なるんですわ?お?


教訓:ググり0.13秒(グーグルさん実績) 後悔半日(リアル話)



 

2011-11-09

John.W.Brown号完成

深夜のコンビニで、なぜかクロネコメール便の伝票の書き方を店員さんに説明する吾輩が居る風景。
まぁ、色々せにゃならんことが増えているから、教育も追い付いてないんだろうなぁ、という気はする。

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リバティー型貨物船「John.W.Brown」号完成。
久々にお船を作った気がする。スーパー糞忌々しい「アルクチカ」号以来か。

今回、塗装に気合いを入れてみる(吾輩基準)ことにした。


作り置きの謎グレーで全体を塗装。



ガイアノーツのニュートラルグレイIV(ビンのフタの色に反して、明るめのグレー)に、ホワイトを追加したもので、舷側や船体上部構造物を塗装。
艦艇用専用色使ってないのは、そういうゼイタク品がウチに無いから。
KAKUSA社会ktkr!



MIGのグレイ系塗装用フィルター液、AKインタラクティヴのエフェクト液「Grime」や「Rust」を使用して、仕上げ。
この後、船名デカールを貼った後、つや消しクリアでコート。
コートする前に、モノを落として後部のデリックとマストをへし折って、アヘ顔Wピース状態で補修したのは内緒だと言わざるを得ない。わりと泣きたい。



 

2011-11-07

リバティー船を作るなど

今月の26日・27日は、所属サークルの展示会ですが、一向にやる気が出ないというかそもそも前向きな気持ちになっておりませぬ。

吾輩、メンタル面では面倒臭い子なので。

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かなーり前に手をつけたものの、何かが面倒臭くて全力放置していたトラペ1/700:リバティー船「John.W.Brown」号の組み立てがようやく終わる。




エッチングパーツも使ってないし、フツーに組んだら半日ぐらいで終われそうなボリュームの筈なんだが、どうしてこうなった。

画像ではウォーターラインモデル状態だが、このキットではWLモデルとフルハルモデルのコンヴァーティブルとなっている。ちなみに、今回はフルハルモデルで製作している。
(別途塗装する為、船底パーツ、スクリュー、舵は外している)

ただ、フルハルモデルには必須であろうディスプレイ用の下駄が無いので、流用するなりプラ材で作るなりの努力が必要。


ちなみに、粗製濫造の代名詞扱いされるリバティー船だが、日本の戦時標準船(一重底、船体鋼材をケチる(被弾に対する防御力どころか、座礁などの事故に対する耐性すら低下)、進水直後から浸水 など)よりは遥かに上等な船であろう。

John.W.Brown号は現存し、今もなおクルーズ可能状態(2000年代に大規模なレストアがあったらしい)で係留されている。公式案内サイト→http://www.liberty-ship.com/

死ぬまでには一度見たいけど、無理だろうなぁ。